「ホルンを聴こう」プロジェクト season2
No.3【カレヴィ・アホ:ホルン協奏曲】アンウ・サルミネン(hrn) (2018.01.23)
アホ氏の名前はトロンボーンの楽曲で聞いたことがある。
今回はホルン協奏曲であるわけですが、またまた難解だけど、これくらいなら何とか私でも対応できそうだ。
全体が5つの部分にトラック分けされているけど、「第1楽章」とか「第1部」でなく、"Bar 115"とか"Bar 520"などになってるのが面白い。
同音を異なる運指で吹かせたり、自然倍音で吹かせたり、重音を使ったり、バックのホルンがソリストと掛け合いをしたり、なかなか愉快な事をやっている(みたいな気がする)。
はたまた、ロングトーンしているホルンの音がいつの間にかオーボエに変わってしまっている、映像世界のモーフィングみたいな部分がある(気がする)。
現代音楽に間違いはないのでしょうが、そんな部分では楽しめる曲だ。
演奏者は上手いのであるが、録音がややOFF気味で、前曲のヴァルガ氏の後というのも私的にちょっと不利。
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