太宰府にて

2002/12/08
晩秋の博多へ行き、西鉄電車に揺られ、太宰府天満宮まで足を延ばしてきました。この旅行を計画したのは、1ヶ月以上も前。当初は、傷心旅行のつもりだったのですが、その必要は全くなくなってしまっていました。

学問の神様として、あまりにも有名ですね。学業成就の願いを託されたたくさんの絵馬が奉納されていました。その中で「小児科医になりたい。」って、おそらく女性の文字でしょう。細い文字で、それだけが綴られていました。

この赤い橋が日記も書いた橋、そう、過去・現在・未来を表しているという橋だそうです。(どっちが現在か未来かは判りません)何も知らない子供が、欄干の上からコイを見つけはしゃいでいました。

どんなに過去が悲しくても、今を生きなくてはならない。そして、未来をもかなしいものにしてはならない、っとちょっと大それたことを思いながら、今年あったいろいろな出来事を思い返して、いつもより歩をゆっくりと、この橋を渡りました。