先週はずっと考えていました。
「しばらく、Kenjiとは、距離を置いた方がよいのかもしれない。」
「別れたとしても半年前に戻るだけだし…。」
「体だけの関係の方がよかったかな…。それに戻ろうと話してみようかな。」
なんて考えていました。
そんなことを陰鬱と考えながら、東京に出発する前日の金曜日、先週京都に一緒に行ったときの写真をMacにコピーして整理していました。
その写真をみていると、ある瞬間の記憶が蘇ってきました。
僕が高台寺の梅の写真を撮っていたとき、近くの石垣にKenjiが珍しく腰をかけていました。そのとき、ファインダー越しに彼の様子を写真に撮っていると、彼は酷く疲れているようでした。そして、それに気がついた僕は
「どこかで、休まなくちゃ…」
と焦ってお店を探すのに夢中になってしまいました。思わず歩く速さが上がる僕。結果として、疲れているKenjiを置いてけぼりにしてしまいました。
そりゃKenjiも不機嫌になりますよね。そのときは、僕も彼のそういう心の流れを感じることはできません。それを見ている僕も
「なんや、こいつ!」
って思ってしまいました。
それから後のKenjiがとった行動に関しては彼に問題があったとしても、そんな気持ちにさせてしまったのは僕にも反省すべき点があったわけです。
土曜日、遅めの晩ご飯を食べながら、感じたことを話しました。Kenjiのことを深く理解することができた時でした。彼も、その僕を見て安心していました。彼は、どんなときも僕が一緒に横にいて欲しかったようです。
Kenjiが時々、行方不明(?)になってしまうことは(←わかりますか?)、依然、問題として残っているのですが、そのときは、僕が雷を落せばいいこと。「別れるかもしれない。」という今回の最大の危機は回避することができました。
この週末は、久しぶりに、喧嘩をせずに東京から帰ってきました。
おかげで、今日は街を歩いているときも僕にべったり・・手を繋いで歩いてしまいそうな勢い(照)でした。僕がついつい僕が速く歩いてしまうと、僕の服の裾を引っ張ってブレーキをかけるKenjiが横にいました。こんな甘えん坊、いままで恋人も作らずひとりでよくいたなぁ〜なんて感じながら、短い日曜日を過ごしていました。僕を羽田空港で見送ったKenjiはバイトへ。それも、もうすぐ終わる時間です。
今日の第一声はなんだろう?「疲れたぁぁ〜」かな。
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