December in 2006

23日(土)晴

クリスマスかぁ…

毎年12月は楽しみでした。Tooruとの一緒だったから。

大阪に帰ってきた一昨年も去年も。クリスマスの頃はあいにく、出張があることがおおいので、少し早めに、東京に来ていました。

少しお洒落をして、ちょっとご馳走を食べて、いつもは泊まれないようなちょっと高級なホテルで…二人で、テレビを見てるってのがふたりの時間の過ごし方でした。

Tooruはここ数年、Ferragamoのカフスをプレゼントしてくれてました。その年の限定のデザインらしく、なかなかお洒落で素敵な贈り物でした。普段はスーツなど着ることがない彼が、ショップの店員さんと、あぁでもない、こうでもないと話をしながら、楽しそうに選んでくれている姿が目に浮かんでいました。

去年は…
「あのねぇ…同じデザインで3色色違いのが出てたんだよね〜。店員さんに聞いたら左右色違いをつけるのもお洒落だって言ってたんで、3つとも買っちゃった!」
って。

キリスト教徒じゃないひともChristmas Dayには誰もが笑顔になれる日。あなたとそして、世界中のすべてが、幸せになれますように。

I wish you have a Merry Christmas day.

20日(水)晴

「バッテリー」
あさのあつこ

映画化されるってだけで、読み始めたんだけど。

最近、珍しく本をハイペースで読んでいたりする。壊れたテレビがそれに拍車をかける。仕事で文字ばかり見ているので、プライベートで文字を追いかけることは少なくなってしまっていたんだけど、第1巻を二日ほどで読み上げ、さっき、半分ほど誇っていた第2巻もあっという間に読んでしまった。そして、今も続きを読みたい衝動に駆られている。

1巻目を買って読み始めたとき、最初の数ページ、読んだ覚えがあった。この本、Satoruが読んでた。本よりも目の前のSatoruにしか関心がなかったあの頃、パラパラと最初の何ページかを目で追っかけたけれど、読んでみようとは思わなかった。

今は、ぽっかりと空いてしまった時間と心。今朝テレビが壊れてしまって、聞こえるのは、窓の外を走る車の音と、冷蔵庫のモーター音だけだ。

巧と豪、巧の弟の青波。巧の家族、友達、野球部の仲間…読んていると、知らず知らずの間に頭の中に映像が浮かぶ。不思議な本だ。そして、登場人物に自分や自分の人間関係を重ねてしまう。野球なんてしたことがないのに。

Tooruだったらなんていうだろう?仕事の演出をしているとき以外はあまり多弁ではなかった。きっと良い本だね、って一言言っただろう。

Satoruは何を感じたんだろう?彼も、この本おもしろいよ、って一言言っただけだった。

僕の心が今、やっと何かを求めているような気がする。

10日(日)曇

5ヶ月

Tooruが亡くなって、5ヶ月目の祥月命日。前にも書いたかな思い出さない日なんて一日もありません。

今日は、彼のことを考えながら眠りたいって思います。夢でいいからTooruに逢わせてください。

8日(金)曇

モツ鍋→ヤキトリ

下戸だけど、モツ鍋とか大好きで。

ここのところ少し、大阪も寒くなってきて、モツ鍋を食べたくなりました。ネットで検索しても一時のブームの時期(かなり前)の時ほどお店はなく、ようやく大阪駅前に1軒見つけました。

電話して見るもあいにくの忘年会シーズン。空いているわけもなくヤキトリにメニュー変更。いつも行ってる秋吉です。

福井がルーツの店なんだけど、今はアサヒビールの系列で一応、全国展開してます。安くてまぁまぁ美味しい。一緒に行ったTakaのあんまり飲まなかったせいもあって、二人で6000円しませんでした。

会社の酒飲みの上司や後輩に紹介してもコストパフォーマンスが良いので評価も高いんですよ。モツ鍋は新年までお預けかな?

3日(日)晴

世界バレー

世界バレー(4年に一度の世界選手権)、今、テレビでやっています。ママさんバレー経験者のおかんと、中学でバレーやってた僕と、なんだか二人して熱く応援してます。

今日は男子の最終戦。見ている人も多いのかな?

セッターの朝永君、かわいいなぁ〜なんて思いながら見ていますが(笑)

ベスト8に残って、植田監督が「少しは明かりが見えてきた」と言っていました。長い低迷期。次の北京オリンピックの出場権もまだ得ていないのですが、応援してます。

がんばれ!Nippon!

1日(金)晴

もう12月かぁ…

実家に帰ったら、晩ご飯はおでん(関西では関東煮(かんとだき)といいます。)でした。大根・たまご・ゴボウ天・牛すじ肉・ジャガイモ・こんにゃく・厚揚げ。いつもの具材です。

お昼頃からきっと作ってくれてたんでしょうね、夜帰ったときには卵にもしっかり味が浸みていました。

おでんかぁ…Tooruのうちでも作ったことがあって、二人だけで食べるだけなのに、めちゃくちゃたくさん作ってしまったなぁ。おまけに、大きな寸胴鍋(スパゲッティーを茹でるときに使う鍋)で作っていたのに、途中から具材がふくらんで、溢れてしまって、別のでっかい鍋に移してさらにもう一杯。

二人で、汗をかきながら一生懸命?食べてたことを思い出しました。僕って4人家族だったから、ついついTooruと二人の時も4人分作ってしまってました。当然食べきれず、残ったおでんは何度も何度の火を入れて、1週間近くおでんばっかりTooruは食べてたみたいです。

僕の作る料理、美味しい美味しいって食べてくれてた。料理の中身よりも、僕はTooruと笑いながら食べることが楽しかった。

そんなことを思いながら、母の作った簡単なおでんを食べていました。