August in 2004

31日(火)晴

LHR
London
Heathrow
Airport

今日はロンドンでは珍しく朝からずっと晴です。(快晴というわけではないのですが)眠いのを我慢して、5時に起きて、帰国の準備をしていました。

初回とmetoと一緒に来たときには行ったのですが、去年、一昨年は行かなかったロンドン塔とTower Bridge(いわゆるロンドン橋)に行ってきました。その理由が、映画サンダーバードに、このTower Bridgeが登場しているからです。映画の中で、サンダーバード2号は、この橋をくぐっていくので、2号の大きさがだいたい分かるかなぁって思って(笑)

サンダーバード2号って、いろいろ積んでいる割には、小さいことが判明しました。横幅は精々広くて、自家用の小型ジェット機くらいです。テムズ川ってそんなに幅広くないですから(笑)その胴体に、3号(ジェットモグラ)とか4号(黄色いの)とか積んでるんですから…(爆)…この映画って、大きさって無視してますよね。トレーシーさん、ごめんなさい。

少し早かったのですが、ヒースロー空港に向かいました。搭乗手続き開始まで1時間30分待ち。その間、この旅を頭の中で反芻していました。

写真は撮ってきたけど、Satoに本物のロゼッタ・ストーンを見せてあげたいな、って。そしたら、あの大きな目をくりくりさせて、ガラス越しにのぞき込んでいる様子が、浮かんできます。

その後、大きな免税店街で、お土産を買って、今はLHR内のラウンジでこのPCに向かっています。

きっとしばらくは、山積みになっている仕事との格闘かな〜。
そして…。

30日(月)だいたい晴

The woman in white.

ロンドン滞在も明日まで。

朝から、キングスクロス駅に行き、ハリーポッターに登場する9&3/4番線を写真に納めに。同じような子供(笑)に混じって、です。今回は、よく「子供に混じって」ました。サンダーバードも、チキチキバンバンも。

そのあと、故ダイアナ妃とチャールズ皇太子が挙式を上げたセントポール大聖堂へ。エントランス部分が改装中でしたが、大きなドーム部分は健在でした。(このドーム部分は登れるのですよ)

そして、2000年に造られたという「ミレニアム・ブリッジ」を渡り、テムズ川対岸にある新しい美術館へ。この美術館、TATE美術館にある作品のうち20世紀以降の作品をここに移し“TATE Modern”として、テムズ川上流にある昔のは、“TATE Britain“と分けたそうです。

美術には、全く縁がなかったのですが、最近、少し興味が湧いています。今回もNUDEを中心にした(笑)人物をテーマにしたものを見てきました。NUDEって美しいなって思います。生きてる感じが伝わってきて。
…一番感動したのが、真っ白な大理石の彫刻で、NUDEの男性が女性を抱きしめ、キスをしながら、暖かく優しく抱きしめている彫刻。大きな手で、彼女を抱きしめていました。愛情が満ちあふれていて、とても素敵でしたよ。

その後、ノッティング・ヒル(映画で有名になった骨董街)で昨日と今日やっているカーニバルを見に行ってきました。しかし、すごい人!ここはどこ?って感じ。普段は静かな住宅街が、大変なことになっていました。カーニバルの中心にまでいくことは、諦め、ホテルへ避難。こちらに来てから歩きすぎで、左の足の付け根が痛いし(>_<)夜のミュージカルに備えて一休みです。


The Woman in white.

新作のミュージカルでした。プログラムによると(ちゃんとは読めないのですが)、有名な同名の小説をミュージカル化したものらしいです。でも、原作すら知らない僕。(大汗)

しかし、脚本(ストーリー)がしっかりしていて、歌唱と演技のバランスがとれていれば、キチンと伝わるものです。細かいところは、よく分からないのですが、約3時間の上演が終わってから、心が震えてしまって、しばらく動けませんでした。

ホテルに帰る道すがら、満月が見えていました。
日本はもう朝。
日本に残してきた大好きな人の面影を満月に映して、思い出していました。

29日(日)曇?晴?雨?

リーズ城
カンタベリー大聖堂
ドーバー海峡

お願いしていたモーニング・コールよりも少し早めに目覚め、バス・ツアーに出発です。郊外には電車で行こうと思っていたのですが、カンタベリーの他、リーズ城とドーバーにも、行くためには、バスの方が便利ということで、ピカデリーサーカスにあるMy バスというエージェントのバスツアーに参加しました。(勿論、日本人向けのガイド付きツアーです)

さて、リーズ城の見学後、出発の時間に遅れてきたおじさんがひとり。風貌も少し不思議系(笑)だったのですが、そのバスへの集合時間に遅れた言い訳が「夏時間を忘れていた!」って。
みんなから白い目で見られていました。多分僕の目も白かったでしょう(笑)

リーズ城って、思ったより小さなお城でしたが、庭園はとても美しく、隣接の鳥園には、かわいらしい鳥たちがたくさんいて…。遅刻してきたおじさんを除けば、めっちゃGoodでした。庭園に隣接しているゴルフ場、なんだかとても、優雅でした。リーズ城の詳しい説明は…http://www.leeds-castle.com/で。勿論、英語ですが。

次に向かったのは、カンタベリー大聖堂。ここで事件は起きました。というのも…
商人の息子から大聖堂のトップ大司教に上り詰めたベケット。しかし、王家と悉く(ことごとく)対立していたらしいです。それを部下に愚痴ったヘンリーII世。彼の部下によって、大司教ベケットが暗殺されたのが、このカンタベリー大聖堂というわけです。その辺の詳しい話はhttp://www.uknow.or.jp/bta/area/england/england04.htmで。(このサイトは、日本語です。)

そのカンタベリー大聖堂内のベケットが暗殺されたという場所に着くと同時に、全身を激しい悪寒が!涙まで出てきました。
初めてでしたね。もともと霊感はあったのですが、ひとりでいるときは、そんなには感じなかったんです(metoが強くて、一緒にいると、いろいろ感じました)。父が亡くなってから、なんだか霊感、強くなってしまっているみたいです。…数百年の時を経て、彼は何かを伝えたかったのかもしれません。

そんなことを伝えたくて、カンタベリーからSatoへ電話しました。そろそろ「サザエさん症候群」かなって思ったら、案の定でした。
「会社行きたくないよ〜」って。で、
「寂しい思いさせてごめんね」
って言ったら、それには
「全然〜♪×100個」
だって。ホットするやら、残念やら(笑)でも、元気そうで安心しました。帰ったら、無精髭、ジョリジョリ攻撃です!

遅刻のおじさんのせいで、短くなったカンタベリーでのランチタイムの後、ドーバー海峡へ。今は英仏トンネルが開通していますが、船の往来も盛んなところ。でっかい客船が止まっていました。ここって、白い断崖(White Cliff)で有名なんですね。ガイドブックで初めて知りました。そんなドーバーはここがわかりやすいかな?http://www.eastlee.co.uk/places.html

このドーバー海峡のトンネル、日本人が開発したトンネル掘削機(くっさくき)が活躍したって、ご存じですか?そんな話はhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~t-senoo/Ningen/douba/sub_douba.html

今日のツアーはそこで終わり。バスは一路、ロンドンへ。ピカデリーサーカスで解散の後、ロンドンでお目にかかれたらと某掲示板に書いたところ、メールをくれたかわいい方(写真判定:笑)と晩ご飯でもと約束していたのですが、約束の時間を過ぎても、それらしき人影なし(涙)教えてもらった携帯電話にかけても繋がらない(>_<)
いつもなら、頑張って待つのですが、朝が早かったのと、お腹が空いたのと、少し気温も下がってきて寒くなってきたので、留守電にメッセージを残し、ホテルに帰ってきました。とすると、前述のTakuさん経由(彼等はお知り合いらしい。ロンドンのGay Communityは狭い!)で、急な仕事のため、行けなくなったというメールが。そして、待ち合わせに来られなくなった彼からホテルに電話がありました。
お仕事の関係で、日本とイギリスを行ったり来たりしているらしいので、日本でお会いする約束をしました。…でも、ちょっと安心。キチンと連絡をもらえて。もし、これがなしの礫(なしのつぶて)だったりすると、凹んだりします。出会いは、自分自身の姿を投影したものだと僕は思います。(この代償は「体」で払ってもらう約束になってます:爆。こりゃ大変!!)

そんなこんなで、なんだか色々あった一日ももうすぐ終わり。ロンドン滞在も、出発日を含めて、あと2日。

28日(土)晴

ホテル移動と
CHICAGO

今朝は、いつもより早起きして、荷造り。新しいホテルに移動したくて、堪らなかったのでしょうね。地下鉄に乗って約10分。少し迷いましたが、ホットドッグ屋の優しいおじさんに教えられて、無事ホテルにチェックイン。

★★★と★★★★はこれほど違うのでしょうか?でも、今回のホテルの方が、値段は安いのですよ。ちゃんと下調べをしなかった僕が悪いのですが。部屋もきれで新しい。フロントのお姉ちゃんも愛想がよい。

ネット接続も問題なく(ただ、3泊4日で25£=約5000円)、HPの更新も無事できたというわけです。

お昼にはTakuさんとランチ。この前会ったときに話しきれなかった近況の真相(笑)を話したら
「理解できない〜」
って言われてしまった部分もあったのですが。美味しいベルギー料理を食べてきました。しかし、オマール貝をしこたま食べました。美味しかったです。ロンドンでも美味しいお店を探せばあるものです。

その後、CHICAGO。去年来たときにも見に来たのですが、半分寝てしまって(汗)。今回リベンジというわけです。

どうして、こんなにFossyのミュージカルはセクシーなんでしょう。映画では、リチャド・ギヤが演じたフィン弁護士も、そこまでいやらしくできるか !てくらいキザで、やな男だったし、自分のことをセロファンと歌っているロキシーの旦那のエイモスも、これほど、うだつの上がらないやつはいないって感じがよく出てたし…。勿論、演技力と歌唱、そして踊りのバランスがうまくとれていました。

大人の色気。ん〜たまらないっていった感じでしょうか。

27日(金)雨

寝坊して
大英博物館と…
「車が空を飛ぶなんて!」

余程疲れていたのでしょう、目覚ましをかけるのを忘れていたのですが、起きたらすでに9時30分。朝ご飯を食べ損ねました。仕方なく、空腹のまま、ホテルを出て、昨日の夜、ロンドンに住まれているTakuさんとミュージカルの前に軽くご飯を食べたのですが、そのとき発見した日本語が使えるネットカフェに行って、メールをしたり、HPの掲示板をみたり。

metoにお願いしておいたので、掲示板の彼の書き込みと重複しますが、今こうやって書いている日記も更新は、少し時間をおいてからになりそうです。明日、Takuさんのお宅にお邪魔して、UPさせて頂く様、お願いしてあるのですが。

さて、その後、久しぶりに大英博物館へ。ガイドブックに載っている場所で欠かさずロンドンに来る度訪れているのは、この大英博物館くらい。マダムタッソーの蝋人形館も、シャーロックホームズの博物館も、最初に来たときには、行きましたけど、それ一度きり。ここ大英博物館は、何度見てもいいものです。久しぶりにエジプトエリアからと、思って、西側から行ってしまいました。
…忘れてました。ここのミイラを展示しているところを歩いた辺りから、腰痛と頭痛が。前々回来たときに同じようになってしまって、cafeでの休憩を余儀なくされたのですが、今回も、同じ羽目に。変な感覚が元気なのも困ったものです。

少し回復して、オックスフォード通りを歩きながら、Satoの帽子探し。僕もSatoも余程、頭がでかいのでしょうね(苦笑)。良いものがありません。1軒入ったお店では、「でかいサイズある?」って聞いたら、やや大きめのもの(それでも小さい)を無理矢理被せられて「やめてくれ〜」
って感じでしたし。良いのがなければ、僕が被っているCAPの色違いを探した方が早いような気がします。

さて、今晩は、これから、チキチキバンバンです。


「車が空を飛ぶなんて!」

あり得ない話です(笑)それも、ミュージカルの中で。でも、まるでこの広い空を飛んでいる車を見たような錯覚を覚える、そんな2時間30分でした。初めて見る作品でしたが、見終わって、外に出るとき、案内の人に思わず
“Very Exciting”
と言ってしまいました。(その所為で、余計なものを買ってしまいましたが)

子供が喜ぶように、舞台の仕掛けも派手だったし、途中、犬まで登場するくらい演出も凝っていました。でも、「物語」がしっかり存在して、それを支える俳優さんの演技力とバランスのとれた歌唱力があれば、大人も子供も関係ありません。言葉の分からない僕も、しっかり話しについていけたし。ん〜どこかの国の劇団○季のミュージカルとは…って感じです。

よいものとそうでないものを見極める、そのためには、よいものを知らなくてはいけないと、そう思います。

明日は、CHICAGO。一気に大人の世界に戻ります。

26日(木)珍しく晴

Thunderbirdsと
悲しい愛の物語

今は、夕方の4時過ぎ。朝8時から、ずっと歩いていて、さすがに歩き疲れてしまいました。昨日は、結局、ご飯も食べずに眠ってしまったのですが。

携帯電話からも電子メールからもFreeになって、数年前に遡ったような生活も今日が2日目。反面、Satoにメールしたいなって思っても、どうしようもありません。

さて、朝から、BIGBENに行き、この5回目になるロンドンの度の始まりとしました。朝日に映えたその姿から、一層、その迫力を感じながら、テムズ川のCafeで、お茶を…すでに1時間以上歩きっぱなし。

そして、先ずは、ミュージカルのチケットを購入するため、劇場回り。今日の夜は「オペラ座の怪人」明日は、念願の「チキチキバンバン」土曜日は、去年、来たときにはは寝てしまった(←半分くらい意識が飛んでしまってました:涙)「CHICAGO」、月曜日は、こちらでも28日から始まるという「The Woman in white.」というのを見ることにしました。合計、4本。日曜日は、ミュージカルもお休み。この辺は、徹底してますね。日曜日の休日、日本では考えられません。(Satoの「日本人はさぁ〜働き過ぎなんだよぉ!」って言葉は当たりなんでしょうね)ということで、29日は、朝からバスに乗り込んで、カンタベリーなどをみてこようかと思っています。

で、今回の旅の予定が漸く決まったわけです。

珍しく買い物したいともさほど思わず、多分、最後の帰国の時の免税店で、ネクタイくらい買って終わりかもしれません。Satoに頼まれCAP(←彼、僕と同じ帽子のサイズ。大きくて、日本製では、被れるのがないんです)とmetoに頼まれたコロンくらいかな。明日か明後日、街を歩きながら見つけてみたいと思ってます。

さっき、Thunderbirdを見てきました。字幕は当然ないのですが、見てれば何となく分かりました。僕たちの年代だとたまらないかも。特撮の風景にロンドンも出てくるので、なかなか良い感じ^^です。

さて、夜に備えて、一休み・・・。


…The Phantom of the Opera.(オペラ座の怪人)

クリスティーヌはちょっとおばちゃんだったけど、去年より、歌は上手かったな、ファントムは、ちょっと歌い方が技に走りすぎ。去年の方が上手かったなって感じでした。

しかし、悲しい愛の物語は健在で、しっかり泣かせてくれました。今年の秋、ブロードウェイのワールドツアー組が日本にもやってきます。あの名物のシャンデリアが落ちるシーンはどうするんだろ?とか、今から楽しみにしています。(あ、勿論、チケットは、購入済みです:笑)

25日(水)成田は曇

出発の日

成田空港にて。

今は、ANA201便の搭乗待ち。待合室横にあるWaiting Loungeで、PCに向かっています。今回はなんだか落ち着かない気持ちがどこかにあって、少しいつもより緊張していたり。…慣れた頃にトラブルは発生すると言われていますから、いつもより、気を付けてこようと思います。…いつもと違うこの気分の原因は、実は別にあるというのも分かってはいるのですが。

すでに、ここは税関の外。日本でありながら、ちょっとだけ日本ではない(税金がかからない)場所です。あと30分で搭乗開始。この年齢になっても、わくわくしている気持ちを抑えるのに必死だったりします(笑)

約12時間のフライトのあと、ロンドン・ヒースロー空港に到着。今日は、明日からの予定を立てて、寝るだけです。また、夜に…。


成田空港を飛び立ってから、約9時間。ロンドン・ヒースロー空港まで約3時間で到着です。今はロンドン時間で25日のお昼過ぎ。日本時間で夜8時を回ったところです。(ロンドンは夏時間なので、時差は8時間です)

今回は、こつこつ貯めたマイレージのグレードアップで、ビジネスクラスの楽ちん^^な機内の一時を過ごしています。

国際線に乗ると、離陸後、程なく機内食が出ます。なので、搭乗前は余り食べない方がよいかと。結構な量が出ます。おまけにさっきは、きつねうどんを食べて、今は、アイスクリームをお願いしました。殆ど動いていないというのに、食べ通しです(汗)…僕は、飲まないけど、呑んだくれることも可能です@アルコールも飲み放題。

ホテルの地図を持ってくるのを忘れました。最寄り駅に着いたら、またLost Child状態です(苦笑)去年も、駅から500mほどにあるホテルにたどり着けなくて、半ベソかいていました…。

長距離便では、今座席毎に、小さなモニターがあって、それで、映画を見ることが出来ます。シュレック2とThe Day After Tomorrowを見て、ひとりで、感動して泣いていました(笑)

今回、機内での過ごし方、成功しました。というのも、この機内で上手く眠ることができるかが、到着後、時差ぼけになってしまうかどうかを大きく左右します。多少これから眠くても、もう寝てはいけません。なにせ、今は、ロンドン時間のお昼過ぎ。今寝ると昼寝をしてしまうのと同じなので、夜眠れなくなってしまいます。

あ、キャビンアテンダントの方が、アイスクリームを持ってきてくれました。これを頂きながら、本日3本目の映画を見ることにします。


ロンドン時間の午後4時にヒースロー到着。入国審査もそんなに混んでいなかったのですが、入国管理官の言っていることがよく分からなくて(汗)だんだん、英語の聞き取り能力が落ちてしまっています。

荷物を受け取る間に、Satoに電話をしました。携帯電話しか持っていないので、通じるかななんて思っていたのですが、まだ起きていたみたいで
「時差があるでしょ?今そっちは何時?」
って。
そうそう、軽い胸騒ぎは当たるもので(笑)着陸の時、機内放送で
「先ほど、積乱雲を通過する際、当機に落雷がございましたが、まったく問題はございませんので…」
って言っていました。何度も飛行機には乗ったことがありますが、落雷は初めての体験。でも、雷が落ちたことすら気がつかなかったんだけど。

で、夜。案の定、道に迷って、最寄り駅から5分で着くホテルに30分もかかって到着。雨にも濡れてしまって、大変でした。…今は、夜の7時を回っていますが、まだ空は明るく、緯度が高いことを感じさせてくれます。

何もしていないのにお腹は空くみたいで、さっきから、腹の虫が鳴いています。雨も上がったので、少し、近辺を散歩がてら、食料の調達に行きたいと思います…このホテル、インターネットできへん。UPは数日後になってしまいます。

24日(火)晴

成田にて

出発前夜、「遠足の前の日の子供」っていう感じではなく、昨日、Satoと遅くまで話をしていたので、少し眠くなっています。

別れてしまった後でも…そうそう確認しておきますが、Satoとは、今は恋人同士という関係ではないです…、1週間会わないという時間は初めてかもしれません。

さすがに寂しいのかもしれません、僕もSatoも。
「ロンドンに行っちゃうから」
って言いながら、普段は、ドライな彼が昨日は珍しく甘えてきていました。

さて、明日は11時40分成田発のANA201便で、出発です。約12時間のフライトで、ロンドン・ヒースロー空港に到着です。


今日は、たまっている報告書を片づけると午後3時半。遅々として時計が進みません(笑)時々かかってくる問い合わせに対応しながら、定時の5時30分を待っていました。

その問い合わせの中、あるMRからの電話を、このHPの読者の会社の同僚の女の子が取りました。
「K営業所のOさん、ってどんな人でしたっけ?」
他のメンバーがいなかったこともあったので
「あ、あの男前の子だよ〜」
とさりげなく言ったら、
「男前の基準が、違うから〜」
って・・・(汗)

僕ってマニア?(←あちらこちらから、非難のメールが来そうで怖い!)

23日(月)雨はやんだ

頭の中は
ロンドンモード

神奈川県藤沢での仕事を終え、今はSatoの家。彼は、夏休みだというのに、自動車教習所へ通っています。帰ってきたら、久しぶりに一緒にご飯を食べに行こうっていうことになっています。

今生の別れではないけれど、ひとりで海外に行くというのは、やはりどこか寂しいもの。だったら、やめておけば?っていわれそうですけどね。

ひとりで見知らぬ国へ行き、見知らぬ街を歩き、遙か遠くの故郷を思う、そんなときに感じるこの「寂しさ」が、忘れがちな自分の周りの人に優しくすることの大切さを思い出させてくれます。

人は、ひとりで生まれ、ひとりで死んでいくものです。そして、ひとりで生きることは出来ても、活きることはできません。そんな当たり前のことを、感じることが出来るのも、この寂しさのおかげだったりします。

昼間は街を、夜は、ミュージカルを思い切り愉しんできますね。今回は一眼レフを担いでいくので、写真も、こうご期待!

22日(日)晴

バタバタ〜


【更新情報】

  • [BORABORA]
    「父さん教えて下さい」を
    UPしました
予想通り、バタバタ。予定時間をかなりオーバーして、起床。

荷造りをして、会社へ行って、今は藤沢のホテルに来ています。明日はこっちで勉強会です。それも、終了時間が決められているので、かなり要領よくやらなければなりません。

前に、ひとりで海外に行く理由を「孤独を愉しみに」と書きました。今回もその理由は変わりません。今回は、メインのミュージカル&市内散策に加えて、近郊への鉄道旅行と入れてみることにしました。

精々1カ所かなと思いますが、いつもと違う旅行にしてみたいなと思っています。

それと、ハリーポッターの例の「キングズ・クロス駅 9と3/4番線」とロンドン動物園(あの蛇のシーン)は、行ってみようと思っています。

21日(土)晴

休日出勤

「日本人はさぁ〜、働き過ぎなんだよ!」
というSatoの言葉を聞きながらの休日出勤。
彼は、僕のキャップを被って、2丁目へと夜は、飲みに出掛けるようです。今日から夏休みらしいです。

土曜日の午後、冷房の効いた部屋に籠もりコンピュータを2台並べて資料作成…気がついたら、もう夕方でした。

明日は、残りの半分。ロンドンに行くまでには、なんとか片付けられそうです。


今はオリンピックをみているともう明け方。旅行の荷造りを手伝いに来てくれたmetoが僕のベッドを占領しています。

そうこうしていると大阪のKazから、メールが届きました。(度々、ここで紹介していると、そのうち、照れ屋の彼から苦情が来そうですが:笑。ごめんね>Kaz)

Sato君の気持ちは判るな。 ただ、純粋な気持ちなんですね。年齢差(があったり)転勤伴う相手だと真剣に好きになればなるほど、怖くなります。怖気づいてしまいます。できたら、そういう人は避けようかなと。
僕も、当時は、タケの転勤に怯えていました。
あれから年齢や経験を重ねれば、その別離以上にいい経験をすることを学び、一緒に過ごせた時間の貴重さを判るのですが、27歳のSato君には、まだ、厳しいのかもしれません。

metoからも叱られています。
「Sato君は、『別れたくないから、別れたんだ』よ、少しは、人の気持ちがわかるようになりなさい!」
って。

いつまで経っても、まだまだ半端な大人がここにひとりいます@僕。(苦笑)

20日(金)晴

でっかい口内炎

ちょっと疲れたりすると、一発で、口内炎が出来てしまいます。今は、右上のところに、かなりでかいのが出来てしまいました。場所こそ違いますが、一昨年、ロンドンに行ったときも、ぽっかりと口内炎が出来てしまいました。
ロンドン到着後、やっぱり痛くて、薬探し。でも、「口内炎」って英語でなんて言うんだろう?辞書など持って行っているはずもなく、仕方ないので、薬局に飛び込み
"I am looking for the medicine of …"
といって、唇を裏返し、ぽっかりと出来てしまった口内炎を見せました。

とすると薬局のお姉さん
"Oh, Yes!"
といって、直ぐケナログという口腔粘膜用のステロイド薬を持ってきてくれました。

そのときの驚いた表情は、今でも忘れないですよ。あ、因みに、「口内炎」は、英語で"mouth ulcer"(口の潰瘍)というらしいです。

さて、いよいよ来週の水曜日からロンドン。…しかし、まだ準備が出来ていないし、仕事もあるし、どたばたとしそうです@週末。

19日(木)晴れてたけど

台風襲来

成田への出張を終え、帰ってくると、外は嵐。どうやら台風が来ているようです。

風の音とともに、雨も降り出したようです。

今月も後10日余り。予定の仕事が遅れてしまっているので、今週末は仕事になりそうです。漸く、落ち着いて仕事が出来る感じになったら、今度は、出張ばかり。

後、旅行の準備をしなくては行けません。今年版のガイドブックをまだ買ってないし(汗)なくしてしまったトラベルカード用の証明写真(ロンドンの地下鉄やバスに1週間乗り放題のチケットがあるんだけど、本人確認用の証明写真がいります。)を取りに行かなくては行けません。

そして、日曜日の朝には、スーツケースを成田で出発日の前に泊まる全日空ホテルに宅配して・・といろいろ出発前にすることがあります。

さて、色々心配ネタが次から次へと出てきたりしますが、自分以外の問題だと、ただ愚痴を聞いてあげることくらいしかできません。頑張れ!ちゃんと前を見て、自分の将来を考えながら!

18日(水)晴

望んでいたもの

ここ数日、Satoの家から会社に行っています(照)

Satoは僕の腕の中に帰ってきました。形を変えて。

でも、縒りが戻った…恋人関係に戻ったわけではありません。

Satoが望んでいたもの、それは、「恋人」という、いつか必然と「別れ」がやってくる不安定な関係ではなかったのです。

Satoと知り合ってまだ数ヶ月だというのに、彼が「恋人」以上のこの関係を望んでいたということに気がついたのは、15日の夜でした。

15日の夜、
「愛とは、奥の深いものです。形は変わっていっても、その本質は、決して変わらないものです。」と書いた手紙と一緒にあるものを渡したのです。

そうしたら、やっと閉じた心を開いてくれました。僕の腕の中で、
… 今でも、好きだということ。
… そばにいて欲しいということ。
といいました。僕には、それだけで十分でした。

Satoは、寂しかったから、僕と別れてしまった。今が寂しいのではなく、僕がいなくなってしまう未来が寂しかったからということ。

そんなことを思うと、彼のことが一層愛おしく、彼を痛いくらいに、強く抱きしめてしまいました。

僕たちのことを
「別れたカップルが…」
というSatoの言葉聞く度、寂しくないと言えば嘘になります。
でも「別れたカップル」には、2度と別れはないのです。

「別れたカップルなのに…」
と聞こえてきそうです。
そう、「別れたカップル」なのに、朝は「おはよう」「行ってきます」で始まり、夜は「おかえり」「ただいま」「お休み」で終わる日常が帰ってきました。そして、それは、新たな始まりを表しています。

Satoは、こういうstableな関係を知らず知らずのうちに望んでいました。そして、それを手に入れてしまいました。

さて、土曜日は、歯医者に連れて行かなくちゃ!(笑)

17日(火)今は雨

疲れた

最近眠れない。

14日は完徹。
15日も、昨日も、実は殆ど眠っていなかったりする。

危ないです。昔これで一度倒れたことがありました。そのときは、軽い自律神経失調症の診断。

今は、体調は元気。この不眠の理由は、何ででしょうね。

15日(日)雨後晴れ

関西空港で

「お正月帰ってくるの?」
「多分帰ってこない。転勤があってもなくても、来月、帰ってくるかもしれない。」
というのが、母との、この帰省での最後の会話でした。

父の葬儀の時もそうだったのですが、何日も実家にいると、どうも東京に帰る今の時間が、無性に寂しくなってきます。この歳になると、家庭がないというどうしようもない現実が、とても寂しいことであるということを、時に感じてしまいます。

10年前の開港の時は、日本初の海上空港ということで、話題を集め、賑やかだった関西空港なんですが、お盆の帰省ラッシュの最中なのに、そんなに混んでいません。このPCと、着替え、そして、お土産(泉州の水茄子の浅漬け、会社用のお菓子、Satoんちに持って行くプリン:笑)を抱えて、歩き回るのも大変なので、手荷物検査場に一番近い喫茶店で、この日記を書いています。

20:15羽田空港到着予定。きっと羽田は混んでいるんでしょうね、今日はmetoが車で迎えに来てくれるようです。
「 愛とは、奥の深いものです。形は変わっていっても、その本質は、決して変わらないものです。」
ということを僕に教えてくれたmeto。
この前、metoに「他の男探したら?」って言ったら「だって、めんどくさいもん」
だって(笑)いろいろ友達は増えているようですが(?)以前と変わらない彼。僕のことはもう、好きとかそんな気持ちではないのは、間違いないのでしょう。人見知りで、引っ込み思案な彼にとっても、そして、僕にとっても、きっと、言葉には表現できない気持ちがお互いを繋いでいるんだと思います。

さて、今日、家に着くには、21:30を回ってしまうかなと思っています。で、手早く荷造りをして、Satoの家に向かいます。ロンドンに行く前に、どうしても渡しておきたいものがあるのです。(…しかし、昨日は珍しく完徹で、かなり眠い!辿り着けるかな:汗)

今月も、もう半分が過ぎてしまいました。今月だけは、時間が止まって欲しい。

13日(金)晴

京都へ


【更新情報】

  • Gallery
    「2004年 夏」をUPしました。
ギャラリーに、画像をUPしました。当初、母と二人で行くつもりだったのですが、おじゃま虫?の妹夫婦+悪ガキ(甥っ子のこと)が参加。母と二人のデートはしばらくお預けです。

こうやって家族と一緒にいると、Satoのことも忘れて…ってなこともなく、暑い中、仕事を頑張っている彼のことを、ときに思い出してしまいます。

明日は、午前中、お坊さんが来て、法事。夜からは、大学の集まりがあり、出かけていきます。

12日(木)晴

東京散歩

今、羽田空港です。これから帰省。父の初盆もあり、あまりゆっくり出来ないのですが、久しぶりに母と京都へ行く予定もあり、少しわくわくしています。

この前も書きましたが、HPの更新は、15日にまとめて。今日、昨日から上京しているAkira君と一緒に東京を散歩してきました。携帯電話で撮ったのですが、かなりGoodな?ショットも撮れたような気がします。そんな東京の風景も、UPしたいと思っています。

メールと掲示板は、携帯電話で、確認しています。

今日は、お昼頃から、東京タワーへ。何年ぶりでしょうか?赤と白のコントラストはいつ見ても鮮やかで、その展望台からは、森ビルが見えたりしています。残念ながら、湿度が高く、遠くの風景は、かすんでいましたが、とても素敵な空間でした。

そして、東京タワーから歩いて15分。浜松町を経て、そこからまた5分。日の出桟橋から水上バスに乗って、浅草へ。川面を渡る風は心地よく、って思いたいのですが、ちょっと隅田川の水は汚れていて、鼻をつまみたくなるような箇所もちらほら。でも、のんびりとした時間を過ごしてきました。日の出桟橋から、浅草まで。そう、Satoと乗ったルートとは逆です。この日記にもUPしているけど、あのとき、楽しそうにビールを飲んでいる彼を思い出していました……いろいろなことを思っていると、あっという間に浅草です。

有名な、う○こビルを見て(笑)、浅草寺へ。外国人のお客様がいつもより多かったかな、その中に混じって、お仲間のカップル。そして、僕たち。今日は、冷たいものを食べた後、いつも歩かない花やしき遊園地の方も歩いてみたり…。

東京駅で、Akira君とさよならし、今は羽田空港。

全てを昇華するなんて、僕には、まだまだ出来ません。

11日(水)晴

友、遠方より来たる
楽しからずや

午後、このHPが縁で知り合ったAkira君が上京。明日まで一緒に遊んでくれます。彼氏はちゃんといるんだけど、僕のファンらしく(笑)、何かあると、いつも飛んできてくれます。
2年前も、一緒に谷村新司のコンサートに行ってくれました。そのコンサートのMCで
「恋は突然始まる」
と谷村が言った途端、思わず、僕は泣き出してしまったのですが、それに気がついたAkira君は、ハンカチを僕の膝の上にそっとおいてくれました…そんな優しい彼です。

是非、お好み焼きを!(←だいたい初めてのデートはこのパターン)と思って、ドレ味に行ったのですが、予約なしでは、入れず。うろうろ歩き回った末、秋葉原のトンカツ屋へ(←まる五、っていうお店。柔らかくて、さくさく揚がっていてとても美味しいですよ)。その後、後楽園にある大きなジェットコースターに乗ってきました。

木訥で、笑顔が素敵なAkira君。Akira君の彼氏が少し羨ましくなりました。

さて、明日の夜から、実家です。

10日(火)晴

イソップ寓話


【更新情報】

  • BORABORA
    「合い鍵」をUPしました。
昨日、今日とのんびりムードのオフィース。イソップの寓話の「ウサギとカメ」の話題が出ました。

普通、子供には「ウサギのように、自分の才能(早く走れることが出来る)を過信することなく、カメのようにこつこつ努力しなければならない。」ということを教えていますが、こんな解釈も出来るようです。

というのも、寝てしまっているウサギを起こさず、追い越していったカメはフェアーではない。つまり、能力のないものが、能力のあるものに勝利するためには、狡くなければ勝てないということを教えているって。

どちらが正しいのでしょうね。イソップの時代を考えたら、後者の方が正しいという感じもしますが。

さて、今日で、一区切り。明日は、東北からお客様。明後日の夜には帰省です。日曜日の夜に帰ってくるのですが、うちの家、当然、インターネットの通信環境は整っていません。その上、AIR H"の圏外なのです。更新は向こうでも続けますが、upするのは、日曜日以降になるかもしれません。

母と久しぶりのデート、ちょっと照れくさいけど、今からとても楽しみだったりします。暑いだろうから、車で行こうかな。混んでるかなとか。そしたら、やっぱり電車かな?帰りは、関空特急「はるか」に乗せてあげたいとか。…現在思案中です。

9日(月)晴

洗濯しなくちゃ…

洗濯しなくちゃ、って思っていたのに、珍しく酔っぱらって帰ってきたら、一寝入り。ん〜、もう12時前だし、どうしよう?

今週は、里帰り!実家に帰らせていただきます!(笑)

お盆は、親父の初盆。14日にその法要があります。その前日、お袋と初めて二人で、京都に行きます。僕と違って、亡くなった父も、母もあんまり出掛けるのが好きじゃない人です。特に父が倒れてから13年間は、父のことが気になり、どこへも出掛けてなかった母。あまり時間はないかもしれないけど、美味しい和菓子のお店があるから、西本願寺のお参りが終わったら、一緒に行ってみたいと思ってます。

その後は、「宮脇賣扇庵」という昔から扇子を売っているお店に行って、1本買ってあげたいって思ってます。

8日(日)晴

区切りの日

「区切りの日」が終わりました。

彼氏君、今日からは、Satoと書くことにしましょう。他の適当な呼称が浮かびません。一緒に花火には行きました。楽しい時間を過ごすことはできました。

でも、なにも変わらなかった。「別れた」という事実を再認識させられた夜になりました。

今日は、出会ってからちょうど4ヶ月目。たった4ヶ月。そして、別れてから3週間と少ししか経ってません。恋人関係は消滅しても、会おうと思えば会える、Satoにとっても、僕にとっても、こんな関係の方が気楽なのかなとも思う。花火が終わって、二人でラーメンを食べに行って…この3週間あまりで、いろいろ考えてしまっているようです。別れた理由はいろいろあるんだって。

それと、転勤がなかったら1ヶ月は口をきいてくれないって。マジな顔して怒られました。そりゃそうでしょうね。さんざん心配させてしまっているんだから。
もう東京のメンバーの中では、一番古いし、それに、そんなに強い希望ではないけど、一応、転勤はOKの希望は出しているし。転勤するとすれば、最右翼。転勤OKの希望をだしたのは、まさか、Satと出会うとは思っていなかったし。

別れてしまう前から、転勤するかもしれないって話を何度かしてしまったから、Satoなりに、いろいろ考えちゃったんでしょうね。

そして、この前、この日記、この2年半分、ずっと読みました。

それで、気が付いたこと。好きだという気持ち、会いたいという気持ちを否定して、封じ込めようとするより、そういう自分の気持ちを認めてあげた方が、楽になれるということを、過去に学習してるみたい。10月以降、どうなるかわからない。でも、今は、Satoのこと、好きだし、会いたいと思う。その気持ちに嘘を付いてまで、強がろうとは思わない。

でも、今日で区切りの日。

いつかSatoは、戻ってくると今でも思う。でも、それは、ずっと先だっていう現実を認めようと思う。

7日(土)晴

七夕

都内某所で行われてい七夕様へ行ってきました。ちょっとアクシデントがあり、昨日、彼氏君ちに泊めてもらい、寝ぼけ眼の彼氏君と一緒に行ってきました。

写真のNEMOのような、キャラクターの飾りが多く見られましたが、竹取物語をモチーフにしたものなどもあり、商店街の催し物としては、結構、立派でしたよ。

これで、今年の夏の思い出も、又一つ、終わりました。

6日(金)晴

10年
8年
3ヶ月

このHPをご覧になったサトシさんと、夜会ってきました。同年代の人(といっても、彼はまだ38歳、売れ頃です:笑)と話していると、なんだか落ち着きます。…旅のこととか、恋のこととか。

最近、10年つきあった人と別れてしまったらしい。僕は、まだ未体験ゾーンです(笑)ただ、感覚的に10年もつきあえば、長く連れ添った夫婦の様に、ちょっとや、そっとじゃ別れないはずなのに、って思っていたのですが。…やはり、10年つきあえば、それなりに問題も発生してしまうようです。

そして、夜、昔、付き合った彼氏(ホントの元彼、僕の恋愛の原点ですわ)から電話とメールがありました。24歳のときに知り合って、5年半のお付き合いでした。当時、僕は、大阪にいたんですが、その後、新潟に転勤。まだ、大好きだったのですが、如何せん、大阪と新潟は遠すぎた。その後京都に戻ってからは、お互いを応援しあう素敵な友達だったのですが、僕が、ちょっと不義理をしてしまい、以来、疎遠になってしまっていました。Kazといいます。

Kazらしい優しいメールでした。ごめんね、Kaz、ちょっとみんなに紹介するね。

今、HPを拝見させて頂きました。
空白の7年を垣間見せて頂きました。
いろいろ、経験していますね。 いい時もあれば、悪い時も合ったようが、それが人生って奴ですよね。
でも、この世界、所詮は一人ぼっち。 家族を作らなければずっとそうです。
かといって、自分を偽ることも出来ないし。
でも、後悔することもないし、思う存分謳歌しましょうよ。
人の道を外れない様に、また、人を信じてね。

Kazには、僕が京都にいた頃から付き合っている人がいるらしいです。もう8年目に、突入かな。彼は、僕より一つ年上なんだけど、甘えん坊で、寂しがり屋は、変わっていないのかな。今の、彼氏さんにも、あの頃のように甘えているのかな。(僕の左胸に抱かれているのが大好きな奴でした。)

彼には、感謝しているんです。大学を出て、大阪に戻りました。当時の僕は、恋愛なんて、めんどくさい。所詮、この世界は、体だけの関係。性欲の処理さえ出来れば良いって思っていました。でも、彼との出会いは、僕のそんな気持ちを変えてくれました。

恋って素晴らしい。人を好きになること、人に好かれることの素晴らしさを彼に教えて貰った気がします。

本人、自分のことを「今は、すっかり、41歳の太ったおじさんです。 あの頃のKazの面影はありません。」って書いているけど、僕にとっては、いつまでも、あの一生懸命恋をして、一緒に笑って、一緒に泣いて、ケンカもしたけど、とても、瞳を閉じたとき、瞼に浮かぶのは大好きだったあの頃のKazなんです。

最後に、3ヶ月の恋愛の期間が、今、ストップしている彼氏君。彼氏君と話をしていると、伝わってくることがあります。それは、やはり、彼氏君も9月の異動の内示を気にしているということ。この前、会ったとき「もし、転勤がなかったら、口を利いてあげない!」って。今の段階では、それは、本当に分かりません。でも、僕は、内示日、転勤がなければ、大好きな彼氏君を抱きしめながら、もう一度、始めたい。って言うつもりです。

5日(木)晴

2週間かぁ…

このHP見つけちゃった会社のひとつ下の女の子と、会議室に二人きりになる機会がありました。というのも、うちの部署で煙草を吸わないのは、僕と彼女だけ。社内は、分煙されているため、休憩時間になると、他の人は、喫煙室にダッシュです。
ちょっと照れくさかったんですが、
「どうやって、このHPにたどり着いたの?」と聞いてみたら
「メールアドレスから^^!」だって。

どうやら、時々(彼女のことだから、思い出す度?)、見てくれてるらしい
「まさか、会社で、こんな話をするとはね〜」なんていろいろ話をして、ロンドンから帰ってきてからでも、二人で食事に行く約束をしました。なんだか、秘密の共有って、楽しかったりします(笑)

さて、彼氏君の家から、荷物を引き上げて今日で2週間。時間が経つのは思いの外、早いですね。
実は、昨日も彼氏君ちに行ってました。用事があり、それを済ませて、出張から帰ってくるはずの彼氏君を待っていたのですが、冷たいものでも飲みたいな〜、って思って冷蔵庫を開けても案の定、何もない。なんだか、酔っぱらいたい気分になって、近くのコンビニに、お茶とか、水とかを2本ずつ買って(この癖直りません。今日も、ペットボトルのお茶とか水を2本ずつ買ってしまいました。)…そして梅酒の缶を1本。

…会社や、落ち着けるはずの2丁目の飲み屋でさえ、家の外では、突っ張っている彼氏君。そんな彼氏君がとても愛おしい。そんな彼氏君が、唯一、心を開き、甘えられる存在が僕だった。だから、彼氏君は、僕を選んでくれた。

…「別れてしまったカップルなんだから。」と口では言いながらも、油断をすると?無意識に甘えてくる彼氏君。冗談を言い合いながら、大笑いをする二人。本当に別れたのかなっていう錯覚にさえ陥る。

でも、楽しい時間は、あっと言う間に過ぎ、もう家に帰らなければいけない。残酷にも、時間が、二人はもう恋人どうしてないことを知らせる。

「泊まっていって良い?」とは、聞けなかった。
「それは、ダメだよ」って言われるのが辛くて、聞けなかった。

また会えるさ、って思いながら…。

4日(水)晴

堰を切ったように

なんだか酔いたい気分でした。僕のこういうのは、いけない兆候。でも、コンビニで、梅酒の小さい缶(←これだけで、十分!)とスルメを買って、ほとんど一気。

止めていた感情が、堰を切ったように、溢れだしてきました。泣くまいと思っていたのに。

殊更、何があったわけではく、ただ、思い切り泣きたかっただけなのかもしれません。…こんな感じの唄がドリカムの唄にあったなぁ〜なんて今思い出しました。

一頻り(ひとしきり)泣いて、なんだかすっきりして(笑)。明日、また頑張れそうです。

3日(火)晴

今月は…


【更新情報】

  • BORABORAに「飛行機」をUPしました。
今朝は朝から夕方まで、会議。午前中に僕のプレゼンが2時間あったけど、うまくいったので、午後の最初からにこにこしていると、例の酔いどれ部長が「どないしたんや?!」って。

別に何があったわけではないのですが、いつもこんな感じです。イメージ通りの仕事が出来たら、にやついた顔になってしまいます。

定時の5:30まで、びっちり会議。こんな日は珍しかったのですが、その後、会議のレポート。超特急で仕上げて、業務終了。それでも、9時前までかかってしまいました。

そんな会議の狭間、手帳を広げて、今月末から「会社に来る日数」(仕事のある日−出張の日)を数えたら、僅か10日間程。今、お盆明けまでの期限のある資料作成をしているので、今週土日と11日は会社に出てくると思うけど、今月なんて、あっと言う間に終わってしまいそうで、愕然としました。

いろいろ頭の中を過ぎる(よぎる)彼氏君のこと、ま、今日は書かずにおきましょう・・お休みなさい。

2日(月)晴

今日のこと
昨日のこと


【更新情報】

  • 掲示板のデザインを
    変更しました。
metoと晩ご飯を食べてました。1ヶ月遅れのBirthday Presentを貰って。昨日のことをmetoに聞いて貰いたくて、僕から呼び出したのですが。…そして、失くしたメガネを買いに行きました。

さて、昨日、大阪から帰ってきて、荷物をまとめて、彼氏くんちに向かった。珍しく、緊張してしまっているのが判った。手が、白く冷たくなり、血色を失っていた。…きちんと話が出来るだろうか?今日が最後になるかもしれない。何も言わなければ、8日に約束している花火は一緒に行けるのに、なんて思いながら。

部屋につくと、窓から明かりが漏れている。深呼吸をして、部屋へ。「あれ?」応答がない。寝てしまったんだろうか。電話をしてみる。電話も出ない。

鍵は持っているが、部屋に上がり込むわけにも行かず、どうしようかと思ったが、時間ギリギリまで、最寄り駅前の喫茶店で時間を潰して待とうと駅に向かって歩き出したら、彼氏君から電話が。
「ごめん、電車に乗ってた。」って。

先週会ったときのような、怖い顔ではなかった。いつもの笑顔が戻っていた。それだけで、うれしかった。僕が大好きなあの笑顔だった。

話し出そうとすると涙で声が詰まりそうになった。それで、大阪空港で書いた日記を読んで貰った。
時間が経てば、彼氏君は、僕に戻ってくる、そんな確信がある。でも、ひょっとしたら、その「待つ時間」がないこと。僕にとっては、この8月を無駄に過ごしてしまうと、きっと後悔してしまうということ。そして、「約束をしている」次の日曜日の花火も、「約束しているから」無理に見に行ってくれようとしているんだったら、その必要はないということなどなど、いろいろ話をした。

僕のことどう思っているのと聞いてみた。「嫌いじゃない」って。好きとは言わなかった。真意はわからない。照れているだけなのかもしれない、本当に、友達としか思っていないのかもしれない。
そして、「今は、誰とも付き合おうとは思わない」って。

部屋の鍵は返した。彼にとって、そんなに重い意味はなかった。が、ひょんな話から、また、部屋の鍵はまた僕のキーホルダーに帰ってきた。

彼の答えは相変わらず「早すぎるよ」だった。

「やり直したい」とは言わなかった。縒りを戻すことなどはできないからだ。「もう一度始めよう」って言った。もう一度、向かい合うことさえ出来れば、新たに始めることはいくらでも出来る。しかし、それにも、イエスの答えはなかった。彼の答えは相変わらず「早すぎるよ」だった。

ただ、気になっているのは、こんな話をしながらも進んでいく時間のこと。今の段階で、再び初めて、僕が転勤しまうのであれば、今のままの方が、サヨナラしやすい。9月になって、転勤がなければ、もう一度、始めることを考えて欲しい、それにも、彼は何も言わなかったが、表情は、少し変わった。この話の答えは、「9月1日」まで保留。それが、昨日の結論だった。

どう抗っても(あらがっても)、速い流れには逆らえないのかもしれない。ただ、今月は、自分に素直に、彼に会いたいときは会おうと思う。その気持ちは、受け止めてくれたようだ。

さて、ことと場合によっては、しばらくこの日記も更新中断しようとも思っていたのですが、しばらくこのまま続けようと思います。…彼氏君…この呼称も代えなくちゃね、今は彼氏ではないんだから…彼氏君もこの日記は見てくれているみたい。
「日記見て。」って言ったら
「もう更新したの?昨日は見たのに??」だって。

昨日の夜、キスすることは許されなかったけど、彼を抱きしめ、ぬくもりを感じることはできた。どうすることも出来なかった淋しさからは、少し解放された気がする。そして、僕の宝物の笑顔を見せてくれたことが、何よりもうれしかった…。

1日(日)晴

決意とともに

今は大阪空港で、例によって搭乗待ち。いつもなら、のんびりとしているのだが、今日はちょっと違う。

当たり前だが、今日から8月。もしも、9月の内示(10月1日発令の人事異動)で引っ越しを伴う転勤が発令されれば、7年の東京生活もあと10月までの2ヶ月になってしまう。おまけに、今月は、父の初盆や、イギリスへの旅行もあって、会社に行くのがたった14日。

ひょっとしたら、転勤はまったくないかもしれない。その可能性もある。部署の異動だけで、引っ越しはしなくてもよいかもしれない。この確率が一番高い。しかし、やはり、いろいろなケースを考えて、東京生活があと2ヶ月だと仮定して、これからの時間を過ごしたいという結論に至った。

昨日の夜、久しぶりに母とゆっくり話をした。仏前で父とも話した。そして、いつまでも、失った恋を嘆いてばかりでは、前に進めないばかりか、「もし引っ越しを伴う転勤があった場合」というのを考えると、残りの2ヶ月、特に、今月は、1日たりとも、無駄には過ごせないと思う。仕事も勿論、会いたい人にあって、ちゃんと話をしておきたいと思う。

今日これから東京に帰って、そんな思いを伝えに彼氏君の家に行こうと思う。自分勝手な理屈にいよいよ腹を立ててしまうかもしれない。しかし、会うこともままならない、メールをしてもレスのないかもしれない、電話したくてもできないかもしれない人をただ待っていてこの8月を過ごしてしまうわけにはいかない。

心静かに彼氏君のことを思っていれば、遊びに疲れた子供が家に帰ってくるように「○ちゃん!」ってメールなり電話なり来ると思う。しかし、僕には、その「待つ時間」がないかもしれない。

そして、今日の話がどんな結末になるかわからない。ただ、僕にとって、辛い決断であるのは間違いない。