December in 2002

31日(火)晴

前橋にて

今日は朝から、てんやわんや&まったり…。metoからの連絡があるまでは、来年の夏、見に行く予定のAIDAの予習。昨日買ってきたCDは、昨日のうちに一通り聞いたのですが、DVDを見始めたのですが、まだ、半分も見ていません。買ってきたDVDはメトロポリタン・オペラの作品。楽曲も派手なのですが、舞台装置も、超・派手。オペラと言うよりは、なんだか映画を見ている様な気にさえなってしまいます。

metoがうちに来て、部屋が片づいているのを見てびっくり。そのあと、雑煮の材料とか、おせち料理を買って、metoの実家に向かいました。

紅白を見ながら、新年のご挨拶メールを書いて…。

良いお年を・・。

30日(月)晴

お年玉

妹の息子、甥っ子にお年玉を送りました。まだ小学校一年生。何万円ものお年玉は要らないと思うものの滅多に帰らないおじさん(ちょっとこれも嫌:笑)だから、奮発して、多めに送りました。一緒に、「餅代だから」と両親へも少しのお小遣いを。

そんなとき、大阪へ帰省した友達から「昨日は、すき焼き、今日は寿司^^」と楽しそうなメールが来ていました。明るい性格の彼の実家です。きっと、にぎやかなお正月になるんでしょう。
うちの実家も、僕がいた頃、年末年始は、お客様が絶えず、年の暮れから、三が日の夜は、ご馳走が続いたものです。あの頃はやっぱりお正月は楽しかったのでしょうね。こたつにみんなが集まって、紅白を見ている時間が好きでした。決まって、エビと卵の入った年越しそばでした。

今日は夕方から、とあるチャットのお友達(といっても、彼は19歳、僕の半分です)とお茶をして、買い物に付き合って貰いました。僕より背も横も大きい彼は、大きい体に似合わずとても優しい雰囲気の持ち主です。最近、HPも始めたとか、URLを教えて貰ったら、リンクさせて貰おうと思います。

今年最後の買い物(紅茶と靴下)を終え、新宿高島屋を後にして、「よし!来年への準備完了!」と友達と話しながら、色々あった2002年を思い返していました。にこにこ笑って、大晦日を迎えることが出来る僕はやはり幸せだと思います。

29日(日)晴 殿下とブランチを済ませ、サヨナラをした後、会社へ。metoのお父さんのお葬式の後、会社に置きっぱなしにしていた式服を取りに行きました。
夜、お通夜へ。帰ってきたら、寒さの所為か、それとも、余計なものを連れて帰ってきたのか、なんだか体がだるくなって・・気が付いたら、日付が変わってしまっていました。

冬休み、もう3日が、すんでしまいました。あと1週間。。。

28日(土)晴

急報

上司から携帯に電話が。休みの日の連絡は、余りよい知らせではないなと思いながら、電話に出ると案の定、会社の先輩のお父さんが亡くなられたらしい。明日、お通夜で、明後日お葬式があるとの知らせでした。

今年、何度目でしょうか。そういう年齢になったのだと言えばそれまでですが…。

27日(金)冬晴

やればできる?

荷物に溢れ、足の踏み場のなかった僕の部屋ですが、数日前から、ちょこちょこ掃除して、スペースを確保。小さなソファーを置いて、そこに座っていると寒そうなので、ホットカーペットを買ってきました。まだまだ、要らないものがあるのですが、なんだか、ベッドと椅子以外のゆっくり出来るスペースが出来て、少し、うれしくなりました。やれば出来るものです。(それにしても、まだまだものが多い)

夜、北海道の六花亭のお土産をいただきました。あのフリーズド・ドライ(凍結乾燥)の苺にホワイトチョコをコーティングしたやつ。お土産でちょこちょこ小さいのを食べたことはあったのですが、一番大きいパッケージのを抱えて食べるのが夢で(笑)…それを買ってきてくれました^^。誰にもあげません!一人で食べます!!(←38歳のおっさんの発言とは思えない!)

巷では、風邪が流行っている様です。風邪予防の基本は、「うがい」と「手荒い」そして、休養と栄養です。今度、正しい「うがい」「手荒い」の方法をご紹介しますね。

26日(木)晴

寒いぞ!

明日は休暇を貰っているので、今日で仕事も終わり。ちゃっちゃと、報告書も書き上げ、もう3時頃からは、MRからの問い合わせの対応だけ…遅々として時計の針は進みません(笑)

終業を知らせるチャイムが鳴り、帰り支度をすませ、上司へご挨拶。
「一年間お世話になりました。色々あった様な気がしますが、楽しく仕事が出来ました。来年も盛り上げていきますので、よろしくお願いします。」
と。正直な気持ちでした。とても、素敵なひとで、このひとを盛り上げていきたいって思っています。

その後、髪切太郎へ。toshiさんとも、同じような話を。「自分のやりたい様に仕事をさせて貰って、その結果をちゃんと評価して貰って、仕事、本当に順調なんですよ」って。仕事は、しばしの休養。来年も変わらず頑張るためにも、休養が大切。心と感性のリフレッシュ。

25日(水)晴

X'mas

今朝、会社に着くと、後輩が開口一番
「昨日は、何してたんですか?」
だって。
「むふふ♪」
と軽くかわしたのですが、なんだか上機嫌の僕は、ま、バレバレ(笑)。

会社で今日は、家の中同様、散らかっているデスク周りを片付けて、終わり。もう気が抜けてしまっています。おまけに今日は、上司がいないし・・・(笑)明日は、いろいろな報告書を4本書いて、終わり。勿論、定時ダッシュ。で、髪切太郎に行ってきます。

24日(火)晴

X'mas Eve

前橋での勉強会を全力で、かつ、短時間で終わらせ、東京に帰ってきました。今日は、クリスマス・イブだから。でも、殿下は、残業だって。10時過ぎに、今帰ったって、連絡がありました。

でもね、今日は、なんだか幸せ過ぎて…。いろいろ説明するの、難しいなと思ったので、かなり昔の唄だけど、その唄に僕の思いを託してみました。

矢沢透って知ってますか?そう、Aliceのきんちゃん。ボーカリストではない彼が、唯一、一枚だけだしたアルバムがあります。その中の一曲です。

大好きな「あなた」への想いを唄に託し、その唄が大好きな「あなた」に届いたとしても、「あなた」の眠りを妨げず、流れているだけでいい。「あなた」を想うこと、それだけで幸せになる、っていう素敵な唄です。

恋人がいて一緒に過ごすクリスマスもとても幸せだと思います。でも、今日は平日。大好きな人は、遅くまで残業なのかもしれない。そんな頑張る人を思うことができる僕も、同じくらい幸せです。

23日(月)晴

京都→前橋

6時に早起き。9時過ぎの飛行機で帰京しました。世間ではクリスマス連休なんて言い方をしていたりしますが、予定が何もなかったら、大変と思っていたら、都合良く、岐阜・京都への旅行となりました。その二カ所で、期せずして、いろいろな人との再会となりました。しかし、コーラス部の前の顧問の先生(既に、引退しておられたのですが)が、脳卒中で、半身を不自由にされていたのは、少なからずショックだったり。確実に時間が過ぎていることを知らされた3日間でした。

明日は、前橋で今年最後の勉強会。勿論、全力投球です。

22日(日)晴

冬至

冬至。ゆず湯に入り、暖まるなんて家は、少なくなったのかもしれません。夏至の頃に生まれた僕は、丁度、誕生日から半年たったことになります。38歳も、折り返し。この半年は、特に色々ありました。

京都に来ています。先日、東京の家探しをした先生と、僕の弟分、でんでん(8月の日記参照。彼は、10月の人事異動で、金沢へ転勤したのです)とのプチ忘年会。案の定、先生は道に迷って(笑)、遅刻。食事の後、先生の家にお邪魔して、時間がたつのを忘れ、深夜1時まで話をしていました。

今度教授になる医者、製薬会社の優秀なMR、そして、その学術。まるで、接待をしているような感じですが、3人の間には、全く利害関係もなく、ホント、会いたくて京都に集合しました。
先生の家を失礼して、表通りまで歩きながら、でんでんが
「有り難うございました。」
って、言ったのですが、僕は、
「二人に会いたかったら、来たんだよ。夏の和歌山も、行きたかったから行ったんだよ。だから、また会いたくなったら集まろう。」と言って別れました。

21日(土)雨

青春の故郷

今日は、学生時代のコーラス部の第37回定期演奏会があり、ここ数年、見に来ることはなかったのですが、第1回の定期演奏会からお世話になっていた声楽の先生が今回で引退されるというので、急遽やってきました。

恥ずかしながら、僕が指揮者をやったのは、第20回。もう今から17年も前の話です。あのころは、うちのクラブも元気でした。クラブ以外には他にすることもなく、いつもクラブが終わったら、先輩とか後輩とか一緒に過ごしていたりしました。

指揮者には代々伝えられていた練習方法や指揮の技術、音楽の見方、楽曲のまとめ方なんかは、もう吹っ飛んでいるみたい。悲しいのですがこれが現実なんですよね。

変わらないのは、音楽が好きということ。だから、演奏会の前に、一度でも二度でもでもいい、練習を見に来てあげれば良かったかなと思う。

今頃、打ち上げをしている頃なのでしょう。演奏会の夜は、夜通し、騒いだなぁ。・・そんな青春の故郷に、今、います。

20日(金)晴

殿下と爺

今日の日記は、休業。書きたいことは、山ほどあるけど、でも、やっぱり今日は、休業休業休業、休業。(笑)
19日(木)曇?

マーフィーの法則

ある人にも「何気に子供っぽい?」と指摘されてしまったのですが、それは、ズバリ当たりで(苦笑)(このHPにも、ちりばめられているとは思いますが@子供っぽいところ)

きれい事をいうつもりもないのですが、許せないのが、煙草のポイ捨てと、電車の中でも携帯電話。特に後者は、最近、目に余るものがあります。多いのが、おばさんと餓鬼(特に女の子)。この前も、目の前で、下らない話をしているので、思い切り柄悪く(?)睨んでたら、反対に、睨まれてしまいました。

こういう連中に遭遇すると、子供っぽいとは思うのですが、懲らしめて(虐めて)やりたくなります。そこで、1年ほど前に買ったのが、「携帯電話の電波を妨害する電波を出す機械」1万円ほどですが、僕の周辺3mくらいには、効果てきめん。Switchをいれると、近くの携帯電話は、圏外になるか、話し中でも、切断されてしまいます。

でも、最近無くしてしまって、使ってなかったのですが、そうすると、電車に乗るたび、携帯マナーを守らない連中に遭遇。この前、また2台目を買ってしまいました。

買ったら出てくるのが、世の常。今日、掃除をしていたら、久しく使っていなかったポーチから、前に使っていたのが、出てきてしました。まさに、マーフィーの法則。

しかし、こういう機械を使わなくて良い様にならないかと思うのですが、土台無理なことなんでしょうね。

18日(水)晴

興奮の一日

アメリカ現地時間17日、高血圧の世界で、大きな臨床試験の結果が発表となりました。18日に日付が変わった頃、JAMAという英文誌のサイトにアクセスし、その大規模臨床試験の載った文献を入手。世界中の注目を集めた報告をドキドキしながら読んでいました。

何か新しいことを知ったとき、見たとき、とても時めきます。まるで、素敵なひとと出会ったときの様に。

夜は、松本まで移動。東京からは遠いです。うちの部署の管轄でも、時間的には一番遠い(約3時間)。いつもなら、電車に乗って、弁当を食べたら、寝てしまうんだけど、今日は、ずぅーっと、外を見てしまいました。そしたら、なんだか、ふぅって感じ。たいした意味もなく、少し、気持ちが沈んでしまったというか、落ち着いたというか(別に理由があったわけではないのですが)。特急の空調が弱めで、寒かった所為もあるかもしれません。こういう時の僕の特効薬の珈琲も車内販売のでは美味しくなくって効果がありませんでした。大丈夫。きっと、明日の朝になれば、回復しているでしょう。

17日(火)晴

初めての

今日初めて…桑田佳祐のCDを買いました。サザンオールスターズ、Kuwata Bandを含めて、彼の音楽を、自分の意志で聞いたのは、初めてでした。今発売しているTOP OF THE POPSを買ったのですが、ま、こんなもんかな?っていうのが、今の印象です。そう、そんなに強い感動もないのですが…。

今年も後2週間です。風邪を引かない様に、気を抜かずに。

16日(月)晴

誕生日

民法では、満年齢の計算の方法は、「生まれた日の前日をもって、満年齢とする」というのがあります。だから、本当は、明日、誕生日の人は、今日の午前0時で、一つ年齢が繰り上がっています。

だから、4月1日生まれの人は早生まれで、ひとつ学年が上。(学校教育法第22条によれば「満6歳に達した日の翌日以降における最初の学年の新学期(4月1日)をもって小学校の就学が始まる」とありますから、4月1日生まれの児童は早生まれ扱いとなって、小学1年生になります。)とはいえ、そんなことは、普通、普及していないから(?)、明日誕生日の人へは、午前0時を待って、お誕生日おめでとうメールをすることに……。

今晩、寒冷前線が通過して、今週末にかけて、寒くなるそうです。僕は、クリスマスイブまでは、あちらこちらへお出かけが多くて。もうひと頑張りです。

15日(日)晴

Left Alone
&
An Die Freude

Jazzの名曲、Left Alone(作曲:Mal Waldron)をご存じの人も多いはずです。彼は、Billie Holidayを偲んでこの曲を作ったといわれています。(本当は違うっていう話もきいたことがありますが)そのMal Waldronの訃報がこの前、伝えられていました。

ちょっと、ここ数日、色々あって、やるせない思いが、はち切れてしまいそうでした。家にいてもこの思いは、収まりそうもなく、買い物もあったので、新宿にでも行こうと、予定より早く、飛び出したら、全く逆効果。去年までなら、この時期は、metoの演出の仕事も一段落して、人混みにもまれながら、良くこの街を歩いたな、なんて思い出してしまって。おまけに、会社の奥さんと娘さんを連れて買い物に来ている同期の奴とバッタリ出くわし、幸せそうなその姿を見ていると、もう最悪って感じでした。

iPODを耳にしていると、谷村新司の曲まで、ラブソングが流れ出す始末。もう、究極に最悪(笑)どこか、静かに珈琲を飲める場所はと思って、いつも行っていた喫茶店を探すけど、カップルで一杯。しばらく歩き回り、西口の但馬屋(高速バス乗り場地下)に漸く、避難しました。

珈琲を注文し、携帯電話でmacのメールをチェックしたら、さっちゃんからメールが。ほっとして、堪えていたけど、目の許容量を超える涙が少し、溢れてしまいました。…さびしんぼのスパイラルから、脱出できました。

お茶を飲み干し、外に出ると、夕焼けが街を赤く染め始めていました。夕方の友達との待ち合わせには少し時間があったので、CD やDVDを探しに。そこで見つけたのが、佐渡裕(Sado Yutaka)という指揮者の第九交響曲。少し試聴すると、彼らしい魂のこもった演奏。早速購入しました。

珈琲のCMにも登場しているので、知っている人も多いのでしょうが、大阪での今年の「10000人の第九」の指揮者もしている若手指揮者。背も高く、その大きな体から、ダイナミックかつ繊細な音楽を作る彼は、僕の大好きなレナード・バーンスタインの弟子で、熱い演奏を聴かせてくれます。今宵は、このFreudeを聞きながら、この日記を書いています。

「不確実さ」が「不安」になってしまったのですが、これも、僕の気持ちの持ち様。「なにやってんねん!」とちょっと、Freudeを聴きながら、自分に檄を飛ばしています。

14日(土)晴

ちょっとだけ

訳あって、今日は、ちょっとだけ、ふて寝。でも、気を取り直して、美味しい珈琲を淹れて、飲み干した頃には、回復していました(苦笑)

仕事も頑張れ!愛しき人よ。


全く、子供っぽいのですが、実は、うちにプーさんグッヅが一つ増えました。「プーさんとおしゃべり」なるもので、話しかけると、目覚まし時計になるだけでなく、テレビのリモコンになるという優れもの。単2の電池を入れ、早速試してみると、こっちの呼びかけに、ひとつひとつ応えてくれて・・かわいいの・・です。(照)

触りたい方は、是非拙宅へ。温かい珈琲を用意してお待ちしていますよ。

13日(金)晴

甲府から

今朝、刺す様な寒さの中、甲府から帰ってきました。東京への進行方向右手には、近くの山の峰の上から、富士山が顔を出していました。頂の雪の白と、青い空が見事なまでに映えていました。

残る今年の仕事の段取りを考えながら、今年一年の出来事を僕の記憶から探していました。「今年は人生を変える出会いがある」という占いは、見事、的中していた様な気がします。この年になって、今更なのかもしれないけれど、たくさんのことを考え、悩みました。そして、時間はかかったけど、そのひとつひとつに自分自身の答えを出すことが出来た様な気がします。

見方を変えれば、「一生もの」そんな、人間関係の構築が出来た一年だった様な気がします。

東京に入ると、一気に、空気の色が変わります。特急が通過する駅で、電車を待つ人の数も増えてきます。そんなことを思いながら、車内販売の珈琲を飲み干し、「かいじ」を降りる用意を始めました。

12日(木)晴

甲府にて

今日は、今年最後の講演会で、甲府に来ています。夕方、鼻炎薬を飲んだ所為で、行きの中央本線(かいじ)では、爆睡。気が付いたら、大月まで来ていました。

薬の所為か?天然ボケか?講演内容が、一瞬、飛んでしまいそうになったのですが、全然動揺もせず、間違いもばれずに(笑)今年の講演を終えました。

今年の冬は、なんだか寒そうですね。インフルエンザも流行るみたい。マイコプラズマというややこしいのも流行初めているみたいです。風邪の予防は、うがいと手洗いです。用心しましょうね。


揺れ動く、心。ぐっと、お腹に力を入れて。

11日(水)晴

忘年会

急遽決まった忘年会。宴会部長の?面目躍如です。(笑)風邪が蔓延し始めている影響で、2,3人が風邪気味。一次会でお開きとなり、21時頃解散となりました。うちの部署、よく飲むのです。今日も、4000円の寄せ鍋コースなのに、飲み物代で+3000円。
「なんぼほど飲むねん!」
と最初は思ったくらいです。僕は、専ら、食べて、割り勘負けしない様にしていますが、敵いません(笑)お陰で帰ってきたら、食い過ぎで動けませんでした。

仕事の面でも、よい一年でした。東京に来て、丸五年。来年も、この調子で頑張っていきたいと思います。

追伸:今日はふて寝していたわけではありません>心当たりの人へ

10日(火)晴

プロジェクトX

今日は、NHKで、富士重工業が手がけた日本初の4人乗り・マイカーの開発の様子を伝えていました。いかに、低価格で、高性能のものをつくるか。

「やる前から、できないというのは、やる気がないのと同じだ。」
「技術の前には、上司も部下もない。アイデアがあるものは、俺にぶつけろ!」
というのが開発者のリーダーの言葉。うちの会社でも、なにかプロジェクトを出すと、今までの経験などから、「出来ない理由」を論え(あげつらえ)てしまう人が多い。

高度経済成長を支えたうらにはこうした技術者の「知恵と勇気」だったに違いない。未曾有の平成大不況のなか、どこの会社も、生き残りのことばかり考えてしまっている。今こそ、良いものをつくりだそうという「知恵と勇気」を思い出すときなのかもしれない。

9日(月)雪

心くらいは温かく

朝起きると、予想通りの雪。いつもより早く起きて、出発しました。意外にも、郊外からの列車が止まってしまっていて、地下鉄は、空いていました。それでも、寒くて、今日は、毛糸のベストに厚手のコート、マフラーに手袋と完全防寒着で出かけました。

今日、会社はのんびりムード。上司が、全員、大阪へ出張なんです。夕方には止みそうな雪を言い訳にして、みんなで、6時くらいには、退社しました。

今日はあんまり、せかせか仕事もしなかったのですが、お腹は減ってしまい、高田馬場の「フランス亭」というカレー&ステーキのお店で、大盤振る舞い(笑)思い切り、ネギ塩にニンニクをかけ、280gのステーキを食べてきました。

漸く、僕にも平凡な日常が戻ってきたような気がします。なんにも形なんか変わっていないのに、気持ち次第だって言うことも改めて気が付きました。

高田馬場から、小降りになった雪の中、
「土曜日のデート、どうしようかな?」
って、考えながら家に帰り着くと、昨日会った殿下から、メールが届いていました。

8日(日)曇

冬寒

朝から寒い一日でした。

昼前、携帯電話が鳴っていました。まだ、半分寝ぼけていた僕も、漸くそれで目が覚めたのですが、間に合いませんでした。着信履歴を見ると、見覚えのない携帯の番号。
「誰だろう?」
と思いながら、折り返しかけると、懐かしいおかん(母親)の声。
「あのな〜、○○がついたで〜」
と先日送った、うちの会社のドリンクが実家に届いたらしい。

「社販で安く、買えたから。」
と僕が言うと、おかんは、矢継ぎ早に、続けました。どうやら、実家の団地が建て替えで、来年の正月が、今の家での最後の正月になるから、帰ってこないかといいたかったようです。

……なんだか、居場所のない実家の敷居が高く、ここ数年正月には帰っていませんでした。来年も帰るつもりもなかったので
「ごめん。ちょっと帰られへん。」と返してしまいました。
「そうか…」という淋しそうなおかんの声。今度の大阪出張の時は、一泊ゆっくり帰る様にしよう。今更ながら、親不孝な自分が嫌になってしまいました。

「たまには、電話くらいしなさい。」というおかんの声は確実に年老いていました。


午後、昨日貰った純米吟醸を愛飲家(一番に浮かんだのが彼)のお友達に差し上げようと、近くの喫茶店で待ち合わせをして、お茶をしていました。近況を報告したところ「色々あったけど、良かったじゃん!。」と自分のことのように喜んでくれました。僕より、心も体も大きい彼は、素敵な友達。彼と知り合えたのも、今年、良かったことのひとつです。

7日(土)雨

あっちゃこっちゃ

朝起きると、今にも泣き出しそうな空。天気予報では、気温が上がらず寒い一日になることを伝えていました。一枚余計に来て、出発しました。

まずは、先週行った博多土産の明太子を持って、ある人(これから、時々登場するから(?)呼称を考えなくちゃ:笑)と待ち合わせの都内某所へ。横浜に行く前の僅かな時間でしたが、きわめて楽しい時間を過ごすことが出来ました。2時間が、あっという間。後ろ髪が引かれる思いをしながら仕事があるので、横浜・桜木町へ。

講演のスライドの順番がちょっと違っていたという軽いアクシデントが発生したものの、軽くいなして終了。その後、横浜の所長さんが、お土産を下さったのですが、なんと、純米の吟醸酒。「この後、ハリーポッターを見に行くのに・・」と思いながら、要らないとも言えず一升瓶を持って次の予定へ。

その後は、横浜駅近くで知人(ゲイの)と待ち合わせ。医療保険の契約をすまして、次は、お台場でハリーポッター2「秘密の部屋」を見てきました。

お台場のシネマメディアージュの入り口に大きなクリスマスツリーがありました。記念撮影をしているカップルがたくさん。幸せそうなカップルの笑顔を、少し羨ましく、でも、なんだか、微笑ましく思いながら見ていました。
ハリーポッター「秘密の部屋」は…ストーリーは書かないようにしておきますね。しかし、「賢者の石」よりもおもしろいのは間違いないです。これから、見る人へ・・最初のダイアゴン横町のシーンは、しっかり見ておいて!!後は、見てのお楽しみということで。
6日(金)晴

横浜にて

今日は、横浜駅前のホテルので講演会。会社を早く出て、そのホテルの近くのデパートでクリスマス・プレゼントを探しました。この冬のマイブームのある品を買って、勿論、自分用のそれも買って、時計を見るとまだ、1時間近く時間があったので、横浜地下街をしばし、散策。

すっかり周りはクリスマス。年末ジャンボ宝くじを買って、なんだか、素敵な喫茶店を発見。アップルパイとネルドリップで入れた珈琲を飲みながら、ここ数日の出来事を思い返していました。

そして、僕って幸せなんだな、って実感しました。何故って、仕事も順調。そして、プライベートの方でも、こんな僕を思ってくれている人がいた。そして、照れくさいけど、恋する心を失っていないことに気が付いて、うれしかったり。

「決して走らず、でも、かかとを上げて、フットワーク良く。」
が僕は好きかもしれない。

5日(木)晴

運転

夜、埼玉県熊谷での講演会を終え、高崎へ行きました。そこで、metoと待ち合わせをしました。というのも、買った車を東京まで乗ってくるというのですが、彼は、全くのペーパードライバーなので、ちょっと心配。偶然講演会で、近くまで行っていたので、陸送の代行運転をしたのです。しかし、講演会が始まるのが1時間ほど遅くなってしまって、metoを待たせてしまったのですが、そこには、いつもの、見慣れた笑顔がありました。
僕も、実は、久し振りの運転で、緊張していたのですが、悟られないように気を付けながら、関越道を東京までハンドルを握りました。

夜には、夏のあの彼から電話が。

変な感じです。つい一ヶ月前までは、彼に対しても、どこか焦げるような思いが僕の胸の中にあったのですが、そんな思いがまるで嘘のように昇華され、今晩の電話は、古くからの友達と昔話を話すような感じでした。「お陰様で?シングルベルは回避するかもよ。」と報告したら、「よかったじゃん!。」だって。

穏やかで柔らかな心を持っていると、今まで、縺れて(もつれて)どうしようもなかったことさえ、いとも簡単に解れてしまうものなのですね。

とても豊かな気持ちにまた、満たされました。

4日(水)雨

さっぱり

2ヶ月ぶりに、切ったのに、会社に行っても、さっぱり反応無しでした。10月の時は、みんな頭を触りにきたのに、今回は拍子抜け。

…今月中に、もう一度、散髪に行って、今度は、前回並みに?切ってみようかと。

土日、真剣に遊ぶと、ちょっとしんどいです(汗)口内炎が2コも出来てるし。土日の疲れを平日に癒す?優良な??サラリーマンです。(笑)…明日は熊谷。3連続で出張です。

3日(火)晴

さっぱりと

断髪式。2ヶ月ぶりに、髪を切りに行ってきました。10月初めての日記に、その時の写真はあるのですが、あまりにそのときは強烈な印象だったので、今回は、大人しくカットして貰いました。カットをしたToshiさんも、なんだか、つまらなさそう。(笑)

いろいろ大人のお話をしながら(謎)あっという間に完成。もう一度年内のうちに来ますとお別れをしました。ま、ふつうだから、今回は、写真は、アップしませんね。(笑)

2日(月)晴

再会

博多のお土産を渡すのに、今日久し振りにmetoに会いました。相変わらず、丸っこい体型&顔。そして、以前と変わらない笑顔。予定していたより、僕の仕事が押してしまって、30分ほどしか、話もできませんでしたが、お互いの顔をちゃんと見ながら、ふつうに笑いあうことができました。

今年の年末・年始の予定を確認して…大晦日はmetoと紅白を見ようということに…。

前彼?metoとは、そんな簡単な言葉で表すことは出来ない関係なのかもしれません。5年間、いつも一緒にいたのですから、お互いのことは、きっと他の誰よりも分かり合えているはずです。…もう、恋人には戻れない。でも、なんだか、悲しくはないって…そんなわがままなことを考えながら、metoの幸せを願っていました。

1日(日)晴

飛梅

東風ふかば 匂い起こせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ

で、間違ってませんか?(笑)あまり記憶が定かではありません。確か、京都から、濡れ衣を着せられたか何かで、不本意な左遷をさせられ、ここ太宰府に来た道真を追って、京都から飛んできたといわれているご神木がこの「飛梅」。さだまさしの唄にあったような気がします。

太宰府天満宮に入ると、3つの橋があります。それぞれ、「過去」「現在」「未来」を表しているそうです。太宰府に来るのは、確かこれで3度目。今までは、他の観光客と同じようになにも思わず、この3つの橋を渡ったのですが、今回は、今年の夏のこと、今のこと、そして、これからのことを思って、今までより、ゆっくりしっかりと歩いてきました。そうすると、なんだか、胸が熱くなってしまいました。

過去を振り返り悲しむのは簡単なのでしょう。でも、今を生きなくてはいけない。未来まで、悲しいものにしてはならないのです。

少し前、夏以来、ずっと思い続けていた人に、好きな人がいるっていうことを偶然知って、ショックを受けたというよりも、なんだか、突っ張っていたものがとれたというか、ガスが抜けた感じがしました。最後の最後まで残ってしまっていたなにか、もやもやした気持ちが、なくなってしまった気がしていました。

そんなことを思い出して、橋を渡りながら、「ひとの思いの変化なんて、こんなもんなんだな。」と思いました。

「不確実」っていうことをマイナスに考えると、「不安」になるけれど、前向きに考えると「希望」になる。

今の僕と、そして、未来。