春に寄せて
横でmetoがまだくしゃみをしています。花粉症の彼にはつらい季節のようです。僕も花粉症なのですが、東京の花粉はそんなにつらくなくて、ステロイドの点鼻薬でコントロールしています。

そんな春に寄せて。

春は何かを始めるのにはよい季節。metoは英会話を勉強し始めるらしい。以来、僕への簡単なメールは「英語」でするようにしているのですが。かなり苦労するかな・・・。僕も、そんなに得意ではないので、添削するのもちょっと一苦労です。始めるに当たってはいろいろ言ったのですが、応援していきたいと思います。でも、あの英語、上手になるのかしらん・・・。

春になり、暖かくなると、なんだかずっと体がだるくなってしまうのです。気温の変化に身体の代謝能が追いついていかないようです。食欲も落ち、少しダイエット効果があるかもしれません。(夏にはかえって太ってしまうのですが、今の時期は少し体重減少があります…今年はどうなんでしょう)

桜が終わり、新緑が美しくなってきました。桜の花の季節が「春爛漫」とすれば、今は、「春が萌える」という言葉がぴったりときます。会社を定時で終えると、西の空もまだ日が高く、なんだか得した気分になります。この季節のうれしいことといえば、旬の食材を食べることも加えたいです。朝堀のタケノコを炊き込みご飯にしたり、若布とのお味噌汁にしたり、実家の母は、こういう季節の変化をこまめに実現してくれたので、今でも、春風とともに思い出してしまいます。社会人になって、初めて食べたタラの芽。今では、人工栽培しているので、スーパーマーケットなどでも比較的安価で、手にはいるようですが、やはり天然物にはかないません。やはり山菜の王様かもしれません。これも、社会人になって、母に言ったら
「あ、あの木の芽ね!」
と山盛りの木の芽天ぷらを食べた覚えがあります。他に、ウドやら、蕗やら、ワラビやら・・・最近の若い方々は食べたことはあるのでしょうか?

毎日の通勤電車では、着慣れないスーツに身を固めた新人が目に付きます。僕も13年前はこうだったんだろうな・・なんて思ってしまいます。今では、微塵も初々しさはないのですけど・・。

会社への道すがら、ツツジがきれいに咲いていました。仕事が忙しくて、こんな街角の季節の変化を見逃してしまいがちですが、ちょっと視線を上にして、季節の流れを感じたいと思います。