飛行機

飛行機に乗るのが大好きです。一人で行く旅行は、わざわざ遠方を選んで、飛行機に乗っていくのが第一選択だったりします。マニアというほどでもないんですが、飛行機の機種は、見ただけで判ったりします。(マニアの人は、飛んでいるときの音だけで判るみたいです)

今年は、いろいろあって飛行機の登場回数が、例年に比べてとても多く、30回を越えそうです。

一番回数が多い路線は、羽田空港−大阪空港or関西空港です。飛んでいる時間は、たった1時間。でも、その1時間がとても好きです。

座席は、降り口に近い座席の通路側を確保。最近は、インターネットで航空券の予約が可能で、その時に同時に座席予約も出来ます。乗っている時間が短ければ、窓際でも良いのですが、飛行機は、できれば通路側の方が、楽です。というのは、お手洗いに立ったりするとき、わざわざ横の人に断る必要もないこと、それと、客室乗務員(キャビンアテンダント:最近はスチュワーデスとは呼びません)の人に用事をお願いするのも通路側の方が声を掛けやすかったりします。
「風景が見たい!」と言われる方もいらっしゃるでしょうが、天気が良ければ、富士山とかも見えますが、雲が多かったりすると、「雲海」しかみえないし、夜のフライトだと、ホントなにも見えません。

さて、東京−大阪の区間、ベルト着用サインが消えている時間は精々30分。その間に、飲み物のサービスがあります。ウーロン茶、ジュース類、温かいスープなどは無料です。意外と他の人は、遠慮して言わない?のですが、お代わりも自由です。(僕は、東京−大阪のフライトでも、一度はお代わりをします:笑。沖縄や、北海道に行ったら、もう何度も!:爆)

あと、キャンディー(大阪で言う、飴ちゃん)も全日空(ANA)では、言えば持ってきてくれます。客室乗務員のお姉さんがそばを通ったら、これ見よがしに咳をして(笑)
「すみません、キャンディーを下さい。」とお願いすると
「かしこまりました。」と嫌な顔せず持ってきてくれます。(ANAに限ります。JALは知りません。)

あと、タダでもらえるものに、飛行機の絵はがきとか。ちょっとした頭痛薬など薬箱に入っている程度の常備薬ももらえます。

ただ、最近はテロ対策のため、持ち物検査が厳重に行われています。金属探知器に反応してしまったりすると、靴まで脱がされて、調べられてしまいます。身体には、金属製品は身につけず、手荷物に入れてしまうか、手荷物検査場に入る前に、備え付けてあるトレーに入れて別に検査をして貰わないとなりません。

なかには、飛行機に乗るのが怖い!っていうひとが少なくありません。僕も、不思議です。あの鉄の塊が空を飛ぶのは、理屈は判っていても、ちょっと不思議です(笑)僕が、もっと不思議なのは、飛行機が着陸することです。…離陸するのは、一定の速度を超えたら、揚力が得られ、上昇するのでしょうが、着陸するのは、揚力を失わないようにしながら、下降するという矛盾した2つの作業が強いられるのです。当然、着陸するのですから、速度も落とさなければなりません。ただ、一気に落とすと、失速し、最悪墜落ということもあります。(過去、羽田沖にK機長が「逆噴射」して、墜落したことを憶えている人もいるかと思います。)速度を落としながら、揚力を得るために、着陸時は、補助翼を立て、さらに、エンジン出力は逆に上げたりします。

大切なのは、風向き。飛行機は、離着陸時は、向かい風になるように、航路を選択します。それも、十分な揚力を得るためです。

さぁ、秋以降、どこに飛んでいきましょう。今から、日本地図を眺めたりしています。

CORAZON

2004/08/03