New War テロリズムとの闘い
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2001年9月11日。
帰宅したのがちょうど20時。前日、台風情報を見ていたため、テレビをつけると、珍しくNHKだった。NHKのアナウンサーが、いつもと違う口調で、ニューヨークの貿易センタービルに旅客機が衝突し、 「事故?どうして??」 10数分後、それが事故ではないことがわかった。まさに、ON AIR 中に、もう一方の貿易センタービルに別の旅客機が衝突している様子を伝えていた。NHKのキャスターも、現地のリポーターも、現状を把握できない様子だった。 「事故ではない。」 それが、米国内での多発同時テロだと認識するのにはそんなに時間は必要ではなかった。 テロリストおよび支援国家と、自由主義国家との闘い。米国ブッシュ大統領は、否応ない「YES /NO」の選択を各国に迫っている。そう、「あなたは、我々の敵か、見方か?」の二者択一である。 米国では90%以上の人がこの New War を支持している。反面、反戦運動も起こっている。 日本国内では、世論は迷っているようだ。平和ボケの日本人でも、今回の事件は他人事だと思えない人も少なくない、という調査結果が報じられている。 果たして、どうすれば良いのだろうか?この2001年9月11日の出来事が、日本で起きたらどうするのか? 北朝鮮から「テポドン」というミサイルを日本に向けて発射されても、不審船が領海を侵犯しても、 本当にそれでよいのか?日本人の命も失われている今回の事件でも、うやむやにするのか? 暴力によって、暴力を解決することはできない。つまり、この New War では、テロの根本的に解決することはできない、それは、明白である。しかし、ここで、反戦を訴えるのは、あまりにも非現実的な解決ではないのか? テロリストの次の標的は、ガードの甘い日本だという予測もある。こんな予測は、はずれることを まずは、可能な限り、人的にもこのに参加し、テロの主要施設を壊滅する。そして、そのテロの土壌となった貧困や脆弱な国家機能の改善などにも、積極的に関与すべきだと、私は思う。 |
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