活きて、生きる
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月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也。
(流れている日月は、希代の「旅師」にして、 行き交う「時間」もまた旅人である。) 皆さんもご存じの「松尾芭蕉」の「奥の細道」の「旅立ち」の冒頭のところです。人生を旅と例えて始まっているこの旅行記(で良いのかな?)を真似ているわけではないのですが、この「小さな空」も「風・星・雲・旅…」をキーワードにして、綴ってきました。 知らぬ間に松尾芭蕉やそして、僕が大好きな谷村新司も良く唄にしている「人生は旅だ。」という命題を僕も考えながらこのHPを創っていました。 人との出会い、時に別離。まだ僕の年齢では、出会う人の方が多い様な気がします。旅に出れば、特に、ひとり旅に出れば、非日常という環境が自分に勇気を与えてくれ、見知らぬ人へも声を掛けている自分に気がつきます。 谷村新司がある唄で「人は終(つい)の棲家を見つけるために、旅をする」と唄っています。僕にはまだまだ見つかりそうにありません。だから、唯、前を向いて、進んでいくばかりです。 そんなことを思っていると、いつの間にか、50000HITを超えていました。 もうこのHPを始めて、どれくらいになるのでしょう。 「CORAZONと愉快な仲間たち」というタイトルで始めたのですが、もともとある2丁目の飲み屋さんに集まる人たちとの交流を書いていました。(マスターのことは「金の亡者」ってあんまり評判良くなかったのですが(笑)そこに来るお客さんは年齢やタイプを超えて、ほんと楽しい人たちが集まっていたのです。みんなで温泉に行ったりして・・) metoともいろいろあって、恋人という関係はキャンセルしても、もっと深いところで結びついている今の関係は、きっと一生このままなのでしょう。 そんな日常を綴っているこの「小さな空」、人との出会い、旅、そして、そんな出来事から、ふと自分の人生を考えてみる瞬間。最近殊更に思うこと、それは、いつも活き活きと、生き生きと、活きて、生きていたいと思う、そんな思いを伝えていければ、うれしいです. これからも末永く、お願いします。 CORAZON 2003年5月17日 |
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