生ゴミをたい肥にする コンポスト から生まれた はじめての絵本
−食べものを大切に循環して エコ生活 −

文 長嶋 絹子
絵 北野 えるか
共同文化社
定価 980円(税込)


A4変型 32項 ハードカバー


・ 絵本の内容

内容は、「食べものの循環」から「微生物のはたらき」や 「生きものの生態」まで取り入れ、命のつながりがテーマとなっています。 コンポストについてもくわしく知っていただけたらと、コンポストコーナーを設けました。
お子様から大人まで楽しんでいただける絵本ですので、どうぞご覧ください。

食べものの循環

(お料理は、材料をきざんで、煮たり焼いたりすると、 はじめの形とまるでちがうものになる…
そこからでた生ごみまで、ちがう形になってしまうの だから、コンポストってたいしたものね! それに、ゴミもへらせるわ)
とりつけたばかりのコンポストをながめながら、 クックは、にっこりした。

微生物のはたらき

「生ゴミは、だんだん発酵し、分解して、たい肥に なるんだ。生ゴミをよいたい肥にかえてくれるのが、 カビや細菌・原生動物などの微生物だよ」

生きものの生態

「生まれたばかりで、死んでいった赤ちゃんの毛虫はとてもかわいそう。
でもね、コンポストの仲間たちは、命はずっとつながっている、といっているの。
死んだ毛虫の体は、小さな虫が食べたり、あたしたち微生物が発酵させて、 あたらしい命の栄養となるわ。
それがくり返されているの。
だから、命はずっとひとつよ」

コンポストコーナー


「土を20センチほど丸く掘ったところに、 ぼくをうめてね。
下に枯れ草や腐葉土などをしき、 少し土をいれると、とりつけは、できあがりだよ」
(水はけの悪い土地では、掘らずに地面の上におき、 倒れないようにまわりを土でおおう)

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