2004佐原・夏の大祭   

2004年7月26日




さてさて、久々に更新をサボってしまった。今までは大雑把には予定通りの 更新ペースだったが、前回からの空き期間が約1ヶ月というのは当サイトとしては 最長に近いおサボりである。まぁ、プロの物書きではないので締め切りが ある訳ではないのだが...

お見苦しいかもしれないが言い訳すると、 景気回復で仕事が急激に忙しくなったことと (これがメイン。仕事だけに詳細は書けないが休日出勤レベル。)、 電源実験がうまく行っていない事 (改造中にDuron-900を壊した! _| ̄|○ )、 そしてタダでさえ忙しい中、数少ない休日に佐原で夏の大祭があったので そちらに出撃してしまった事、以上の複合効果による。 ITバブル崩壊による閑古鳥状態よりは100倍マシとはいえ、 景気が急に良くなるのも善し悪しだ。

と言うわけで、お詫びの代わりに佐原の夏の大祭の写真を期間限定で掲載するので、 猛暑の中これで少しでも涼を取ってくださいまし。 (以前、余談で書いた旅行ネタが意外に好評だったので...たまにはこんなのもね。)

なお、祭りの写真は画像メインだけに容量がでかいので、 この記事に限り夏期期間限定掲載にします。 (プロバイダの指定容量を超えた時点で削除。)

☆佐原・夏の大祭   
佐原では夏と秋の年2回、山車祭りが行われる。 夏の大祭は八坂神社、秋の大祭は諏訪神社の行事である。 今、本家・東京では山車祭りの多くが戦災で途絶えてしまったため、 本家以上に江戸情緒たっぷりの祭りであると言われている。 10台近い山車が佐原の古い町並みを練り歩く姿は見応え十分。

東京からは電車で十分日帰りできる距離なので、機会があれば是非訪れて頂きたい。 特に夜の山車は提灯に灯が入って情緒たっぷり。 日が暮れるまで待って、夜の部を見る事も是非お勧めする。

仁井宿・鷹の山車
今回はこの山車の曳き廻しは無かった模様。残念。
八日市場・鯉の山車
飾り物の鯉は藁を使い、町内全員で作る。

そういえば、今回は初日の夜に芸能人が来ていたらしく、ボディーガードやら に囲まれて浴衣を着た女性が曳き綱を引いている所に出くわした。 芸能情報にはつとに疎いので自信はないが、 あれはたぶん女子一二楽坊だったような?

ちなみに、昼間はこんな感じ。 提灯に灯が入るので、個人的には断然夜がお勧めである。

鯉の山車の全体はこんな感じ
八日市場・鯉の山車は、曳き廻されるとき口がパクパク動くんだよね。

曳き廻すときには、山車の上に熊手みたいな棒を持った人が待機していて、 電線に引っかからないように棒を使って電線を持ち上げて避けていたのがおもしろい。 (上の写真でも一人待機しているのが見える。) また、山車の四隅に突きだしている部分は、ワンタッチで外したり、 折り曲げて短縮できるように工夫されており、交差点を曲がるときに電柱などに ぶつけないようになっている。

もちろん、人形は上下に伸縮できる様になっていて、 高さの低い電線が多発する狭い路地では人形を一段下げて 山車の車高を下げる事ができる。 運用上、よく考えて作られているね。

交差点で方向転換するときは一大事。町の若い衆が全力で山車を回す。 その場で90°山車を回すので、自動車で言うドリフトと同じ状態にして 車輪を横滑りして回す。このため、アスファルトには車輪が滑った跡がくっきり。 (下記写真参照ください。)

この技を駆使して、「のの字廻し」というその場で山車をグルグル回す演出も (運がいいと)見られる。飾り物や人形が能を舞うがごとく優雅に回転するのが 上手な廻し方とされている。

交差点での方向転換は一大事。
アスファルトにはくっきりと跡が残る。

山車が町を曳き回される時、山車にご祝儀が出される事がある。 そうすると、山車はその場で停車してお礼の佐原ばやしを披露する。

曳き廻している時とはテンポが違って調子が良く、 多くの曲の中で一番のお気に入りがこの曲である。 (って、録音はしていないので披露できないのが残念。 来年は録音して掲載しようかな?)

ご祝儀が出るとお礼の佐原ばやしが披露される。

夜も良いが、夕暮れ時も見所が多い。 夜は提灯に灯が入って情緒たっぷりだが、佐原の古い町並みは見えにくいからね。

町並みとセットで楽しむならば小野川沿いが断然お勧めである。 時代劇のロケで使われた事もある古い町並みがすばらしい。 (ネスカフェの宣伝で使われている古都の町並みは、たぶんあそこでロケしたもの。)

なお、小野川沿いの飲食店で食事を二階で食べると、 席が窓際なら絶景が楽しめそうな気がする。 (窓を開けて食事をしながら山車見物をしている人たちがいたが、 特等席でうらやましかったね。) 佐原ではチャンスはなかったが、自分自身も成田祇園祭の時、江戸っ子寿司の2Fで 寿司を食べた事があって、すばらしい絶景が楽しめた事を憶えている。

夕暮れの山車
田宿・伊弉那岐尊(いざなぎのみこと)の山車

山車の人形は難しい名前のが多いね。 たるさんは伊弉那岐尊(いざなぎのみこと)や 天鈿女尊(あめのうずめのみこと)は かろうじて読めたが、経津主尊(ふつぬしのみこと)や 武甕槌尊(たけみかずちのみこと)はさすがに読めなかった。 掲載しても、文字化けしそうな漢字だね。

武甕槌尊って、出雲の国譲り神話の時に出てきて力比べする神だっけ?  教養なくてすみません。

余談だが、珍しい光景に遭遇。山車が信号機にぶつかるのを防ぐため、 信号機の方向を変えていた。 (正確に言うと、方向を変えた信号機を元に戻していたようである。) 暑いさなか、警察関係の方々も裏方ご苦労様である。

山車がぶつからないように信号機の方向を変える。
珍しい裏方の光景に遭遇。警察の方々もご苦労様です。

夏は秋に比べると山車の数は若干少ないが、藁で手作りの飾りを使った山車といった 秋には見られない特徴ある山車も出るのが夏の大祭の良いところ。 暑い最中でも出かける価値は十分。特に夜の部の美しさは保証する。

なんせ、このたるさんが休日出勤の合間を縫って出かけたのは、秋葉原ではなく こちらの方だからね。しかも、金曜の帰社後と日曜の夕方からの計2回の出撃。 (この説明なら説得力あるでしょ!?)

今回の山車の中で一番のお気に入りはこれでした。
八日市場・鯉の山車。鱗の一枚一枚まで、丁寧に造り込まれている。
本川岸・天鈿女尊の山車。
力強い人形が多い中、
優美な女神は珍しい。

当サイトは基本的にPC系サイトなので今回は場つなぎの時事ネタだけど、 PCマニアのオタク系毒素を中和するのには日本情緒ってのは非常に効果的だね。

やはり、日本の夏はこうでなくちゃ。

まぁ、当サイトのWebmasterは写真は趣味ではないので、 写真写りがいい加減なのはご容赦ってことでお願いします。 写りが良いのをお求めならば、芸術写真系サイトを探せば、きっと 良い写真が見つかる事だろう。 こういうコンテンツには芸術感性系の才能が必須だが、 当サイトの住人はその手の才能はゼロだからして...

夏休みはカレンダー通り休める予定(仕事のスケジュール進行次第だが...)なので、 それまでには通常のPCネタに戻る予定である。