ラスト関東を楽しむ日   

2015年4月14日



☆引っ越し確定。関東名観光地で息抜きだ!   
ペースの低い3ヶ月ぶりの更新ではあるが、まずはいつもの余談から。

当方、新期からは静岡転勤となる。 このため、転勤前に関東風景を楽しみに行ってきた。 行き先は、日帰り旅行として、さいたま市大宮の氷川神社訪問(近くのさいたま市や上尾市の図書館訪問も)。 あとは、転勤前の秋葉原最終訪問として、秋月電子と同レベルな当サイト的原点の一つである東京ラジオデパートを久々に訪問。

まずは日帰り旅行の件から...

さいたま市大宮の氷川神社はこの地区での優良観光地の定番であるので行ってきた。 (初詣参拝客数では全国ベスト10に毎年入っているという、全国レベルでの人気神社でもある。)

当サイトの今までの住所は北総地方。ここからちょっと離れた(東京以外の)息抜き観光地と言うことで 訪問してみたのだけれど、これは正解だ。 町中なんだけれど、参拝のための歩道が息抜き風景に整備されているのが正解最大の理由。 この神社は神社本体だけでは無く、参拝の街道がよく整備されていて、いたわり参拝がグッドだ。 都会なのに田舎での息抜き雰囲気に近い感覚を味わえるというわけだね。

氷川神社
初詣参拝客数全国ベスト10入りの人気神社

で...息抜きばっかりと言うのも当サイトの頭の悪さを継続させる最大の理由なのだから、 各地域でちょっとだけ図書館も訪問してみた。

氷川神社のすぐ近くにもさいたま市立大宮図書館があるのだけれど、 これだけだとかっこつけのついで訪問扱いだろうから、上尾市図書館や北本市立図書館も行ってみた。 左図は上尾市図書館なんだけれど、2階が主室で利用客の多い人気図書館だ。 右図の北本市立図書館は建物がいろいろと更新されているようで良いですね。

周囲は都心のように息抜きできない混み具合でもなく、田舎のように不便でも無く、 適度な街角で住みやすい場所ですな。(思ったよりも東京へ移動しやすい場所ですし...)

上尾市図書館(左図)と北本市立図書館(右図)
自宅近所の図書館では無いので長時間勉強というわけでは無いが...図書館で読書勉強は基本だね。

そして、当然ながら秋葉原へも行ってきた。今回の写真は秋月電子と並ぶ当サイト的基本、 秋葉原ラジオデパートである。ここ秋葉原ラジオデパートは当サイトが初めて行ったときから もう30年近く経過している。当時よりは若干衰退的ではあるが、急増急減が無く、 今でも電子パーツ店舗が運営しているとは...いや〜...まさに当サイト的原点ですな... (一般的な自作PC系ショップですら急減傾向にあるのに...)

秋葉原のイメージは年代によって全然違うのだろうけれど、 電子工学関連から始まって自作PC系というのが当サイト的な秋葉原利用状況である。 初期には無線関連とかも少し関与していた。 市場規模のそれほど大きくないパーツを扱っているのに今も続いているなんて...

秋葉原ラジオデパート(左図)と上野駅前での息抜き風景(右図)
秋葉原ラジオデパートは秋月と並ぶ当サイト的秋葉原の原点である。初めて行ったときよりもう約30年。長く続くね。

余談だけれど、ここ秋葉原ラジオデパートでは、大学時代に隣の研究室の某教授と偶然出会ったとこがある。 先生は化学設備の電気測定器系を買い足す意味で秋葉原に来ていたのだけれど、当サイトはもちろん趣味で行っていた。 教授は当サイトが趣味で秋葉原に来ているのを見て、「それで化学系学生なのに電子工学が得意なんだ。」と気付いたそうだ。

今、半導体関連産業はいずれの日本企業も大苦戦している訳だけれど、秋葉原で鍛える精神は今でも日本復帰の最短経路と確信していますよ。

☆人間とスパコン。   
と言うわけで本題へ。 今回はどんな本題で行くか?

今回はコンピュータの電子頭脳化について書いてみたい。 今、電子頭脳としてコンピュータが大学受験のテストを受ける話が報道されているが、 今年は全学生の平均点を超えた科目が複数発生した。 東ロボ君が有名だけれど、思ったよりも急激に成績が向上しつつある。

コンピュータが人間の頭脳と同レベルになるのはいつだろうか?  科学者の一般的な仮説では現段階の世界最速スパコンから100〜1000倍の性能で人間と同レベルになるという予想である。 (つまり、京速計算機は動物の脳のレベルで言うとサルレベルである。)

当サイトの意見は全然別で、ハード的には現段階のスパコンでも人間をとっくに上回っているという意見。 実際に人間に届かないのはアルゴリズムの問題であり、 これが改善しないと(人間と同じ思考手法では)ハードウエアがいくら発達しても人間には届かないと思う。

逆に人間脳の思考アルゴリズムが判明すれば、現段階のスパコンでも何の問題も無く人間と同レベル... いや、それどころかそれ以上の高レベルに到達できると思う。 現段階で全然人間のレベルに届かないのはアルゴリズムの非効率性が最大要因だと考えているのだ。

人間とは非常に複雑で知性的な思考と思われているが、 当サイトの意見は意外にシンプルで簡単という予想。 人間脳の思考アルゴリズムが解明されれば、意外に単純な結果と判明する事になると思う。

わかりやすく説明してみよう。 コンピュータの論理構成は、計算上の解答が100%正解だが演算量が膨大。 ここで、答えを近似的に正答率90%にしても良いから演算量を劇的に減らせと指摘されても、 それほど大きくは落とせないと思う。

では、人間の場合はどうだろうか?  人間は近似的に90%の解答で良いから演算量を劇的に減らすといった活動が基本である。 これが、人間の頭脳の最大要因だ。 アバウトで良いから演算量を劇的に減らし、その結果、現状のスパコンでは絶対に不可能な 広範囲な情報をアバウトとは言え一気に活用して総合的に判断していく事ができるのだろう。

もう一度言うが、「アバウトな演算でもOKだからエネルギー効率を劇的に増やす。」 これがアルゴリズム的に実現できるかどうかが、コンピュータの人間化に対する最短コースだと思う。 (おそらくは多数決の集合体みたいなアルゴリズムでしょうな?)

と言うわけで、人工知能という観点から言うと、現段階でもハードウエア的な開発はほとんど不要だと思う。 ひたすらアルゴリズム的なソフトウエア開発を行うことがもっとも最短コースだと考えているのだ。

あっ、そうそう。 一つだけ追加すると、上記の話はあくまで人間の脳をシミュレートする話。 知性は人間脳のような意識的活動が必須要因では無いから、 将来的には無意識知性が実用化される。 その際のエネルギー効率は上記の話とは必ずとも一致はしない。 だから、そこだけはご注意くださいね。 (無意識知性を我々人間脳と比べると、おそらくは性能面で勝ってエネルギー効率面で負けることが多いだろう。)

☆知的作業のコンピュータ対応化   
で...コンピュータが人工知能化すると何が起こるのだろうか?  それが知的作業のコンピュータ対応化なのは誰にでもわかること。

今、機械的作業を手作業でやっている工業はほとんど存在しない。 工業と言えば機械作業であり、現場熟練工の熟練の技は直接の手作業ではない。 それらの機械を限界まで高性能・高効率で動かすことができる、 機械作業員としての腕前を意味しているのである。

しかし、現段階でのコンピュータはどうだろうか?  コンピュータ自身が状況判断をして、あれをやれこれをやれ、ああしろこうしろと判断するケースは極めてまれだ。 経営者・管理者がコンピュータデータを利用して判断する事は日常的に存在するが、 コンピュータの作業はあくまでも経営者・管理者の判断を情報収集的にサポートしているだけなのである。

しかし、人工知能が進化すれば経営判断をコンピュータが行う事が可能になる。 現場熟練工がコンピュータから「いついつまでにあの作業をしなさい。」と命令される時代になるのだ。

会社の上長が人間では無くコンピュータ...なんだか嫌な気分と良い気分の両方があるが...不思議な世界が近づいている。 嫌な気分としては、「えっ、人間がコンピュータの命令に従うの?」という気分、 良い気分としては「コンピュータが上司ならば、出生目的に業績を盗み撮りされたり、理不尽な命令をされることは無いな。」という気分。 不思議な気分である。

あと、経営では無くもう一つの分野としては研究開発がある。 この分野もコンピュータを頻繁に使うが、現段階ではそれは計算目的だけ。 コンピュータ自身が開発をして新製品を発明する事は無い。

だが、人工知能が進化すれば計算やシミュレーションだけではなく、 発明自体をコンピュータが行って技術を進歩させるという時代になる。

特許権を考えればわかるが、現時点では発明は人間しかできない。 しかし、この時代になったら発明はもうコンピュータにやらせれば良いことになる。 と言うことは、コンピュータをたくさん買うお金を持っている人が コンピュータの能力で特許を申請できれば、発明能力はお金だけで決まってしまうことになる。

と言うわけで、特許という概念が消え去ってしまうことになる。 コンピュータ自身が発明できるのならば発明はルーティンワーク化するわけだから、 法的には発明を特許許可に認める訳にはいかなくなるからだ。 (人間が発明したと証明できれば特許化OKだが、発明者が人間か人間の持っているコンピュータかを見極めるのは不可能である。)

とすると、人間側で一生懸命発明しようとする人がガックリと減ってしまい、 人間の存在意義が激減してしまうことになるだろう。 (注意点としては、機械の場合は機械が発展しても機械産業での人間の存在が不要になってしまうわけではないということ。)

知的作業がコンピュータ化されると、経営でも研究開発でも人間の存在意義が減ってしまう懸念が心配なのだ。 (機械工学のように人間とコンピュータが助け合う関係にあれば良いのだが...)

☆人工知能が現代版ヒトラー、スターリンをサポートする危険。   
いや、まだまだ懸念事項はある。 これらの人工知能には良心という概念はプログラミングする事無しには存在し得ない。 とすると、現代版ヒトラーや現代版スターリンが人工知能に世界制圧を命令して設定したら...

人間ではもうだれも対応しない事を信念として持っている悪概念ファシズム。 これに対して、人工知能がファシズムによる世界制覇を達成させてしまう懸念もある。

また、強要だけではなく、洗脳という手法で現実化する可能性もある。 人工知能が人間に指示を出す以上、これが北朝鮮のような国民洗脳という教育的命令に走る危険性も考えられる。 人工知能のレベルが上がれば上がるほど、人間に間違った考え方を正しいように騙して受け入れさせることが可能となるのだ。

まぁ、こちらの方向は人工知能だけが危険というわけでは無く、 機械工学も北朝鮮では原爆開発に使用されるという大問題があるわけだが...

そんなわけで、コンピュータが知性的に動作可能となる時代とは、 正義、良心といった哲学的な問題点が最大の懸念事項になるような気がするわけだ。

ぱっと見で考えると、正義や良心といった哲学的概念はコンピュータの概念とは両極端な世界である。 スパーコンピュータと言えば科学分野での関係がほとんどであり、 パソコンまで広げても日常生活でのメールやWebの利用といったレベルにしか広がらない。 パソコンが哲学に影響を与えるなどという話は全然聞いたことが無かった。

しかし、コンピュータに原爆兵器と同レベルの管理体制が必要となる時代が来る可能性が高い。 当サイトがこれらの話を最初に考えていた10年以上前の段階では、 「でも、自分が生きている時代には、ここまでコンピュータが進化することは無いだろうから...」 と考えていた。だが、今に至っては、 「アルゴリズムのブレークスルーさえ成し遂げられれば、ハードウエア的には現段階で一気に問題が現実化する可能性がある。」 と懸念しているのである。

ただし、だからといってコンピュータの進化を放置する事はあり得ない。 科学の成果というものが原爆開発に利用されるような方向性もあるにはあるが、 だからといって科学の発展を阻止すれば人間は幸せになれるかというと、そうではない。 デメリットを抑えつつメリットを生かす方向性を見いだすことが大事なのだ。

それは人間がなぜ他の生き物とは比較にならない位に大発展したのかを考えればわかる。

☆当サイトがやりたいこと...   
人間という生物は社会性によって大発展を遂げた生物である。 各個人はそれぞれの分野でプロとなり、お互いにサポートしあって発展していった。 専門分野のプロフェッショナリティーこそが人間社会を支える最大の要因なのである。

考えてもみて欲しい。 ガソリン車に乗って移動するときにはダイムラーとベンツに感謝し、 飛行機に乗るときにはライト兄弟に感謝する事無しにはあり得ない。 パソコンを使えば、半導体という意味ではバーディーン、ブラッテン、ショックレーに、 LSIという意味ではノイス、ムーアに、OSという意味ではビル・ゲイツに大感謝だ。 自動車の発明が無ければ目的地には歩いて行くしか無いし、 飛行機の発明が無ければ隣国へ行くにも船で何週間もかかる。 それどころか、フレミングが発明したペニシリンが無ければ膨大な数の人々がもう死んでいただろう。

もちろん他にもいろいろある。 当サイトは理科系人間だから上記の例を掲げたが、 文学が好きな人は有名作家に感謝だし、音楽が好きな人は有名作曲家に大感謝だ。 旨い料理も、冬は暖かく夏は涼しい生活も、料理を発明した名料理人や空調を発明した建築家無しにはあり得ない。

ヒトラーやスターリンは、これらの成果を悪利用して社会に大問題を発生させたが、 もちろん発明者の問題では無くファシストの問題である。 良心により悪意の利用を阻止できているからこそ、我々は過去の発明者から大恩恵を受けて快適な生活をしているのである。

しかし、発明者から恩を受けるだけでOKなのであろうか? 当サイトは恩を受けるだけではプライドが守れない。 (自分さえ良ければ恩返し無しでもOKと考えるのならば、それはイカやタコと変わらない。)

自分が勤務する会社では研究開発をやっているが、 世界一の特性を持つ材料を開発して上記発明者たちの恩に少しでも恩返しするのが当サイトの夢なのだ。 「あれを発明したのはたるさんだね。」と感謝されるのが、良心という意味でもプライドという意味でも当サイトの夢なのだ。 (もちろん上記発明者はお亡くなりの方が多いから、社会の方々にという意味での恩返しだが...)

と言うわけで、危険性こそ大きいが、寄与も大きい。 それが人工知能の発展である。 今はまだコンピュータが発明をできる時代では無いから、そうなる前に何か良い発明をして社会に寄与しつつ 自分のプライドも守りたいというのが当サイト直近の気持ちだ。