成田から見える富士山。(2011年のまとめ。)   

2011年12月29日



☆コンビニから帰る途中で何と富士山を発見。   
さて、年末のまとめではあるが、いつもの余談から...

最近はようやく週末も遊べるようになったので、 12月の週末は久々の養老渓谷→亀山湖→久留里城へ。 千葉県民の紅葉見物と言えば養老渓谷→亀山湖が一番人気。 また、久留里城は山上からの遠景がすばらしい。

関東地方では紅葉ピークが一番遅いことでも有名で、 今年は12/10という12月も中旬入りした時期に行ったにもかかわらず、 紅葉は最盛期を若干過ぎた程度だった。 養老渓谷...最後に行ったのは2008年だから、3年ぶりの癒し風景だね。

3年ぶりの養老渓谷(左)と上総久留里城(右)。
養老渓谷は関東地方では紅葉ピークが最も遅く、最後まで楽しめる。
上総久留里城からは眺望がとてもよい。

現地ではメタボ対策も兼ねて車での移動は現地入りまでに限ることにして、 一度駐車場に車を入れたら現地ではすべて徒歩移動。 すると、紅葉季節なので渓谷の近くでは地元農家の方々が野菜とか果物とかを売っていて、 当サイトは誘惑に耐えきれずまだお昼前だったが焼き芋で昼食開始。 おいしくて値段も安く、なおかつわずかとはいえ地元経済にも貢献できて、我ながら良い判断でした。 (メタボ対策としては、その分さらに歩かなければならないですけどね。)

で...焼き芋のせいというわけではないが、住処に返ってきてからも メタボ対策としてコンビニに行くときとかは車を使わずになるべく歩くようにしている。 ある日、運動量を増やそうとして農道を遠回りしていたらちょっと遠回りしすぎて夕刻に。 「このままだと街灯もない農道で真っ暗になってしまう。まずいぞ。」 と急ぎ足で歩いていたら、夕焼けの遠景にちょっと変わった山影が見えてきた。 これが、昔静岡でよく見た名山に似ていて、 「まさかここ成田からは富士山は見えないだろうけれど...なんか似てるなぁ。」 と思っていたら...

富士山夕景。なんとここ成田からも富士山が見えるとは...
翌日の早朝に望遠レンズで最大に拡大すると...確かに本物の富士山だった。

で、翌日の早朝にデジカメを脚立に取り付けて最大倍率まで拡大して撮影すると、 似た山影なのではなく、なんと本物の富士山であった。 千葉県でも内房地方の富津公園から富士山が見える事は知っていたが、 ここ成田からでも富士山が見えるとは... 成田には合計ではもう20年近く住んでいるのだけれど、遠景とは言え 今の今まで身近でこんなステキな風景が見える事を知らなかったとは不覚でした。

ちなみに、日本で一番遠くから富士山の遠景を楽しめるのは、 ネットで検索してみたところ 和歌山県那智勝浦町の色川富士見峠なのだそうで... リンク先を見ればわかるが、これもすばらしい絶景。このホームページには他にも見所がたくさんあって、 機会があれば和歌山県にも是非一度観光旅行してみたいと思ったね。 (円高不況で旅行費稼ぐの大変ですが...)

☆当サイトの反省点。   
で、今年のまとめなのだが、なにしろあの東日本大震災や福島原発問題で社会全体が大変な状況だし、 当サイト個人としても資格試験や国家講習受講1)で時間が取れず 全然記事が書けていないので、評価云々の話が言えるような状況ではない。 というわけでやむを得ない面があるとはいえ、当サイト個人としては 記事の件数自体が激減していることが今年最大のワーストであり、反省点でもある。

一応それでも10年間もサイトを続けることができて、 PCマニア層としてはそれなりのアクセス数も稼ぐ事ができたのだが... 同様の内容を書くサイトも徐々に増えてきたわけだし、そろそろもう潮時... というお仲間の辛口意見もあるのだけれど、どうなんだろう?

ちなみに、科目別合格制度なんで残存1科目だけとはいえ、 来年も試験日2〜3ヶ月前からはおそらく書き込み頻度は減ってしまうと思われる。 なぜかというと、落ちた課目は過去に一度も習ったことのない専門分野外の試験範囲だったので、 もう少し基本理論からしっかり勉強する事がリベンジ成立の条件。 過去問の繰り返しは資格試験合格の王道ではあるが、これで合格できるのは内容の基本を既に知っている分野だからこそ。 ゼロから勉強の場合は過去問だけではちょっと手をひねられると大間違いをしてしまうことになるからね。 (サイトの話とは関係ないが、これも重要な反省点。)

だが、当サイト自身は趣味系でもやる気を失っていると言うわけではなく、 時間が取れれば書き込んでいく予定。 月1回は最低でも書き込むと宣言しておくことにしようと思う。

幸い、記載内容の的中率は初期に比べればそこそこ上がってきていると思う。 (GPU混載予想、マルチコア戦略の崩壊予想、低消費電力化の重要性のアップ、トレースキャッシュの復活説等は完全に的中。) なので、記事を書き込む価値はまだゼロまでは落ちてない。

逆に今年のベストは、この状況下でも最低限とはいえサイトの運営を続けたこと。 当サイトにとって今年は10周年記念でもある。 個人サイトは通常3〜4年で書き込みが止まってしまうことが多く、 長文の書き込みメインで継続が10年以上続くサイトは案外少ない。 忙しいからといって他人のサイトにリンクを貼って2〜3行の感想文で記載が終わってしまうという、 ほとんど読む価値の無い「時間の無駄サイト」にだけはなるまいと思う。

そうそう...余談ですけど、これら時間の無駄サイトの感想文。 酷評系ほどサイトの知的水準が低いという事実は皆様もよくおわかりでしょう。 というわけで...人ごとではなく当サイトも知的レベルが落ちてきているのかもしれないから、 これだけは気をつけて行く予定。

☆PC界の反省点。   
一方のPC界はと言うと、タブレットなどに話題を奪われていて、 苦境に苦しんだのが今年最大の反省点だと思う。

実のところこの苦境はある意味でPC界の自業自得の面もある。 ソフトであろうとハードであろうと製造業である以上はお客様が望む製品とは何かを考えて製品を開発して行かなければならない。 ところが、タブレットがブレークする前のPC界はマルチコア化戦略に代表されるように、 自己都合で商品を売っていた。 これがアップルなどに付け入る隙を与えてしまったという面が極めて強いのだ。

当サイトはこう考える。 もし、PC界がこのような方向性ではなく最初から顧客優先の開発を行っていたらどうなっていたのだろう。 利益率は従来よりは少々落ちただろうが、これほどの大苦境にまでは至らなかったのではないだろうか?

タブレットはスティーブ・ジョブズ氏の画期的革新というのがPCマニアの主流意見だけれど、 当サイトはそれが間違いであるとまでは言わないものの、敵失に助けられている面が結構あったと考えている。 ジョブズが必至にブレークスルーを成し遂げようとしているとき、 彼にとってとてもラッキーなことにライバル企業は「ユーザーが欲しくてたまらなくなるもの。」を無視して、 「開発が楽で利益率が高いもの。」を売ろうとしていたわけだ。 つまり、一言で言えば、PC界は「大の虫を生かして小の虫を殺す。」の真逆、 すなわち「小の虫を生かそうとして大の虫を殺す。」の状況を自ら招いてしまったのだと考えている。

だが、当サイトがPC業界に都合の悪いことを書く事が業界に不利益をもたらすものではない事は PC界に生じたタブレット危機で明らかになったと思う。 (もし、当サイトがPC界に悪意を持っているのならば、 そもそも「もうPCなんて時代遅れですよ。これからはタブレットの時代ですよ。」 なんて書き込んで話題をタブレット関係に変えていたはずだが、今もってこんな書き方は一切していない。) PC用途での正しい進化の方向性は決してマルチコア化ではないと思ったから、 マルチコア化論を完全否定して「GPU混載という正しい方向へ早く方向転換した方が良いですよ。」と提言していたわけ。

つまり、一番大事なのは自分に都合の悪い話だからといって問題点をもみ消そうとしないで直視し、 お客様が望む製品をしっかりと把握し、それをスピード感をもって開発することなのだ。 繰り返しになるが、自己都合方針が利益に結びつく事は決して無く、 それどころかライバル企業に付け入る隙を与えるだけなのである。 (酷評系ほど知的水準が低いと言った先から酷評となってしまった。う〜む、我ながらこれではだけど...)

ちなみに、当サイトの約10年前の予想は 分散処理から集中処理へ・時代のトレンドを読む初夢コラム(鬼笑い予想編) の通りである。

通信バンド幅が想定通りには伸びなかったりゲーム機のクラウド化はいまいちという状況というように、 部分的には予想が外れた部分があったのだけれど、 大局的にはタブレット+クラウドという時代のトレンドを実現時期も含めてほぼ読めていたと思う。 ただし...これがPCの延長線上から出てこなかったという点が 当サイトにとっての超最大の反省点&懸念事項なのであった。

☆10周年記念は特にはないが...認めたくはないがPC界は明らかに転換点を迎えた。   
と言うわけで、当サイトは来年も細々とは言え書き込みをしていく予定。

もちろん、本人の頭の悪さを考えたら間違いもたくさん書き込むのだろうけれど、 ミス覚悟でもいろいろと考えて書き込んでいきたい。 特にいろいろな「予想」には力を入れていく予定だ。2)

ただ、趣味サイトの書き込み10年の苦境として、自作PC界のガラパゴス化がとても心配だ。 もはや時代の最先端が自作PC界とは無関係になりつつある事は、残念ながら否定できない。 オーディオマニア界では真空管アンプが主流でも一般オーディオ機器では使われないのと同じ状況になりつつある。 このまま放置すれば、いずれ時代の最先端から脱落してしまうのは時間の問題であろう。 (ただし、現在のタブレット市場はちょっと過大評価気味で、 当サイト的には今はこの勢いだが中長期的には少しペースが低下すると思ってはいるのだが...)

最初に書いたように、当サイトとしては今年は成田からも富士山が見えることに気付くという 個人的な再発見を得たけれど、「趣味はPCの自作? オヤジさんですか?」なんて言われる時代にならないように、 時代の最先端は常にこの自作PC界から...という方向性を(当サイトもPC業界も) しっかり再発見して主流の座を維持していくことが最重要課題だと思うね。

というわけで、本年の締めはこれにて。 来年も皆様よろしくお願い申し上げます。



1)
環境計量士の試験には受かっていたが、この資格は試験合格だけでは資格にならない。 このため筑波の産総研・計量研修センターで国家講習を受けたりもしていた。 GC-MSやICP、AAS、HPLCなどによる濃度測定の実務を実習。 頭の悪い当サイトにとっては非常に良い勉強になった。

産総研の計量研修センターで国家講習を受講。
GC-MSやICP、AAS、HPLCなどによる測定実務を実習した。

2)
ちなみに、自分の頭の悪さを考えたら、正直なところ「予想」は本当はやりたくはない。 なぜならば、予想は間違えたら一切言い訳ができないからね。 (仮に今日でもGPUが混載されていなかったとしたら、当サイトのGPU混載説が間違いであることはごまかしようがない。)

もし自分を優秀と見せかけたいのならば、意見はミスを指摘される可能性のない確定した事実のみを書き込み、 他人サイトの既に確定した間違いにリンクを貼って「この人、なにもわかっていませんね。」なんて指摘していく。 これが自分を優秀に見せかける一番姑息な方法である。 要するに野球でたとえれば、「他人のミス」という打撃だけプレイして、 「自分のミス」という守備は最初から一切プレイしない事に相当するわけだからね。