春のお花見ドシロウト撮影旅行(高遠&下栗の里編)   

2007年5月10日



☆日本三大桜名所。   
今回は少し季節遅れになるが春のお花見旅行に行ってきたときの様子を書いてみた。 旅行から約1ヶ月経過しているので、これを逃すと掲載できなくなってしまうからだ。

そうそう、最近は息抜きネタが多いんで、 ネタ切れ説が流布しないように近日中にPCネタを掲載することをまず最初にお約束しておきます。

春の花見と言えば桜だが、ここ北総地方の桜は3月末頃が見頃。 この旅行に行ったのは4月中旬だから、近場では桜の花を楽しめる場所はない。 で、去年の反動から気が大きくなっていて、どうせ花見に行くならば日本でも指折りの名所に行こう!となった。 今年は去年と違って普通に休暇が取れるので、去年の激務の反動でお休みを多めに頂いているのだ。

桜の名所というと、桜の本数や歴史で勝負の名所と巨木・古木の一本桜で勝負の名所があるが、 本数の場合だと日本三大桜名所は 吉野山高遠城址公園弘前城 という事になっているし、 古木・巨木の場合は岐阜の 淡墨桜、 山梨の神代桜、 三春の滝桜という事になっている。 いずれも名にし負う名所中の桜名所。

ここ千葉県からだと吉野山や弘前城はさすがに遠すぎるので候補から外れ、淡墨桜、神代桜は4月中旬では 花期がずれており残念ながらもう間に合わない。で、最終候補は高遠と三春の滝桜。 三春の滝桜は全国的にも有名でTVでもよく取り上げられるので、その素晴らしい花姿を 見てみたいとは思っていたのだが、小粒でピンクの高遠小彼岸桜が一山まるまる咲き誇る高遠城址公園も捨てがたい。

迷いに迷ったが、結局、高遠だとそのまま愛知の実家に帰省できるので宿泊費が浮き親孝行もできる という点が決め手となって目的地は高遠城址公園に決定した。

☆デジタル一眼レフへ向けてカメラを買い換え。   
余談だが、デジカメも買い換えた。 (残業代の余力があるとはいえ、我ながら気合い入っているね〜。)

当サイトが今まで使ってきたカメラはオリンパスのC-900ZOOMという機種である。 これは1998年製で130万画素という、スペック上では今時の携帯にも負けてしまうカメラ。 しかも、このカメラは友人が高性能機種にカメラを買い換えたときにPDAと交換でお古を 入手したという、そもそも入手経路からして全く気合いの入らないものである。

だが、そこはそれちゃんとした光学機器メーカー・オリンパス製であるので、 画質の点では320万画素の携帯よりはずっと高画質である。1) 使用目的はWeb掲載用写真を撮ることだから、その意味では何の問題もないカメラでもあった。 実際、サイトに掲載している画像のほぼすべてがこのカメラでの撮影であり、 撮影画像の印刷をほとんどしない当サイトとしては130万画素で必要にして十分。

今のデジカメは500万画素程度でも入門機であり、 高性能デジタル一眼レフでは1000万画素を越える機種も珍しくない。 しかし、パソコンの液晶モニタでそれを見る限りは 1280×1024あるいは1024×768程度が標準解像度となる。 (当サイトも1280×1024を標準解像度と考えてサイトを構築している。)

このサイズの画面を画素に換算してみると131万画素〜79万画素となってしまう。 つまり、画像をトリミングする事を考えても画素数は200万画素あれば十分であり、 当サイトの用途では500万画素だの1000万画素だのは 明らかにムダな過剰スペックであろう。

ではなぜ買い換えなのか?

それには2つの理由がある。 一つはC-900ZOOMには手ぶれ補正機能が付いていない事。 お祭り写真などでこういう写真を撮ろうとすると手ぶれ補正無しでは辛い。

こういう写真は手ぶれ補正機能無しのデジカメでは辛い。
佐原の大祭の雰囲気を出すため手ぶれ補正無しのC-900ZOOMでフラッシュを焚かずに撮影。

意図的にフラッシュを使わずに撮影したこの写真。 この1枚だけ見ればまともだが、正直に言えば これ1枚の陰には5〜6枚の手ぶれによる失敗写真の山がある。

もう一つはデジタル一眼レフへの移行を考えてのことである。

本格的な写真を撮ろうとすれば一眼レフ系になるのは自明の理だが、 入門機が増えてきたとはいえデジタル一眼レフはかなり高価だ。 と言うわけで、最初は予算を8万程度と考えて、 デジタル一眼レフ入門機+レンズキットを考えていた。

しかし、当サイトは今まで写真撮影の趣味が全く無かったので 写真好きの友人数人にいろいろと話を聞いてみた。

その結果によると、 特にレンズは入門機のレンズキット系ではなく、 明るい光学系を持つまともなレンズを買うべきらしい。 そして、それにレンズ付属にせよ本体付属にせよ初心者には手ぶれ補正は必須で、 可能ならばCCDの汚れ除去機能もあった方が良いとのこと。 それらを加えると結局入門機ではなく高級機となり、現行機種では10万円を軽くオーバー。 (でも、発売前なんで価格は不明だがオリンパスのE-510なんてすごく良さそう...)

お花見写真とかに色気が出たとはいえ、 写真撮影がパソコンやお花見のように趣味として定着するとは限らない。 つまり、いきなりデジタル一眼レフ高級機に移行して趣味として写真撮影が 定着しなかった場合、せっかくの本格デジタル一眼レフが宝の持ち腐れになるわけで、 予算的にはかなり危険な賭だ。 (かといってコンパクト系の代用としては気軽に持ち歩けない重さなのも本格デジタル一眼レフの弱点だ。)

それに、デジタル一眼レフ系は使いこなしにそれなりの腕前を必要とする。 コンパクト系とは根本的な設計思想が違うのだから、 シャッターボタンを押せば誰でも写真が撮れる系のカメラではない。 (もちろん押せば撮れるが、それでは一眼レフの意味がない。)

と言うわけで、PCと異なり写真に関してはゼロからのスタートという当サイトとしては、 腕を磨いて写真が趣味として定着するまでは様子見段階であり、 いきなりデジタル一眼レフ高級機というパターンはリスクが高すぎてあきらめたわけだ。

では、この場合のベストセレクトとは何だろうか?

自分自身の趣味として写真が定着すれば次は一気に本格デジタル一眼レフに移行し、 腕が上らなければC-900ZOOMの後継機としてそのまま使える機種がベストと考えた。 芸術系にまったく才能の無いトリ頭を考慮した両睨み戦略と言うわけだ。 この場合、デジタル一眼レフへ向けての練習用機種としてマニュアルモード付き高級コンパクトカメラを狙うのが上策だろう。 (デジタル一眼レフ入門機ではコンパクト機の代用にはならないからね。)

選択肢になったのはパナソニックのDMC-LZ7、同DMC-LZ8、SONYのサイバーショットDSC-H1、同DSC-H5、同DSC-H7、 キャノンのPowerShot S3 IS、富士フイルムのFinePix S6000fdなどだ。

将来のデジタル一眼レフへの練習用なので、絞り、シャッタースピードなどの マニュアルモードが充実しており、それなりに明るい光学系(被写界深度練習用)と高倍率ズーム(望遠練習用)が必須となる。 お祭りの夜間撮影のため、手ぶれ補正機能も必須。

写真撮影が趣味として定着しなかった場合は C-900ZOOMの後継機としてコンパクト系カメラとして使うことになるので、 重量がC-900ZOOMより大幅に重くなるのも禁止だ。 また、あくまで練習用なので将来への予算を残す意味で高価な機種は却下。 予算はデジタル一眼レフ高級機を購入する場合の1/4程度と想定し上限\40000とした。 これなら、デジタル一眼レフ入門機を買う予定だった予算の半分を後に回せる。

そうすると、上記の内でいくつかの機種が脱落となる。 熟慮の末、決勝戦はパナソニックのDMC-FZ7とキャノンのPowerShot S1 ISの一騎打ちとなった。

オリンパスC-900ZOOM(左)からパナソニックDMC-LZ7(右)へ移行。
DMC-LZ7のレンズフードが目立つが、それを取ってレンズを引っ込めれば意外に両者のサイズは近い。
余談だが、2台を同時に撮影するために第三のデジカメとして携帯を使用。その唖然の高?画質も見所。
見ての通りザラザラ画質で、かつ、黒つぶれ発生。320万画素の意味まったく無し。

決めたのはDMC-LZ7である。 液晶がフリーアングルのPowerShot S1 IS には少々後ろ髪を引かれたが、 DMC-LZ7はC-900ZOOMの代用にもなりそうな小型軽量が売りで、これが決め手となった。 もちろん、マニュアルモードが多彩で、手ぶれ補正があり、DMC-LZ8が出て型落ちになったので価格も安いのも魅力だ。 (電池が専用バッテリーか乾電池かは悩み所だが、旅先での入手容易性と小型軽量のトレードオフとなるので判断は微妙。)

ファインダーがEVFで液晶モニタ固定が不満なのと、 もっと低画素数でもかまわないから撮像素子面積をもう少し広くしたい所 (被写界深度練習用だから。)だが、 その2点以外にはほとんど不満の無いカメラだ。 後継機のDMC-LZ8はRAW撮影ができるようになったのがかなり魅力だが、 単位画素あたりの受光面積を落としての画素数アップは何の意味もないこけおどしスペックだし、 価格差が実力差以上で予算オーバーなので競り負け。

F2.8〜3.3のライカ製光学系はデジタル一眼レフ用の本格レンズには負けるが、 3万円台前半という価格を考えれば十分に明るい方である。 本格デジタル一眼レフのための練習機と考えれば、 今の腕では十分すぎるカメラであろう。(なんせ経験値ゼロからの出発!)

これで2〜3年腕を磨いてその間にお金を貯めて、腕が上ってこのカメラで不満が出るようになったら、 次は一気に本格デジタル一眼レフ上級機という魂胆だ。 (で、芸術系の才能の無さに途中で挫折しても、電池込みでわずか357gという小型軽量を生かしてC-900ZOOMの後継機としてそのまま使用の予定。)

☆高遠小彼岸桜と南アルプスの絶景コラボ、高遠城址公園。   
と言うわけで、お花見に備えてカメラも買い換えた事だし、早速出撃だ。

高遠城址公園は桜の季節には大渋滞となることは事前にわかっている。 なので、今回は目標到着時刻を駐車場開場の少し前にして大渋滞を回避する事にした。 貧乏人なのでいつもは下道ぶらぶらドライブなのだが、 今回は珍しく成田から諏訪まで一気に高速利用である。 走行16万kmを超えた愛車・プリメーラカミノも老骨に鞭打って走る走る。

諏訪インターから杖突峠を経て、高遠城址公園に向かう。 が...駐車場開場前だというのに国道152号の交通量が普段の帰省時より圧倒的に多い。 こんな早朝に来ているのに、うぅ、イヤな予感がする...

駐車場前に到着したのは予定通り開場予定時刻の15分前である 6時45分頃であった。 しかし、既に駐車場は開場しており、しかも2/3以上埋まっている。 あまりの待ち行列に予定時刻を繰り上げて駐車場を開場したらしい。 駐車できたから良かったものの、危ない危ない。

そして、駐車場から高遠城址公園を見上げると... おおおぉ、これは素晴らしい!!! 噂に違わぬ絶景が広がっているではないか!!! (←お世辞抜き!)

「天下第一の桜」の栄誉ある異名は伊達ではない。 早速、数日前に購入したばかりのDMC-LZ7を取り出してシャッターを押しまくる。 これだけ素材が良ければ撮影の腕が悪くて素材の良さを50%しか引き出せなくても それなりの写真になりそうな予感。

高遠城址公園の高遠小彼岸桜。
少々小振りでピンクの濃い可憐な桜だ。

高遠城址公園の桜は高遠小彼岸桜という高遠独自の品種であり、 一般的な染井吉野よりピンクが濃く少々小振りな可憐な桜だ。 そして、高遠城址公園は城跡一つがまるまる桜のみ。 だから、遠くから見ると山が一つまるまる可憐なピンク色に染まって見える。

駐車場からも、近くの山の上から見ても絶景だ。 そして、高遠城址公園に入ると写真の通り南アルプスを背景に 高遠小彼岸桜の姿が映るという絶景写真を撮影することができる。

南アルプスと高遠小彼岸桜。
定番の構図ではあるが、カメラ更新もあって撮影初心者でもこの程度なら撮影可能。(ちょっと雲が邪魔だが...)

定番の撮影ポイント「桜雲橋」はもう満員で、橋の上での撮影などは完全に不可能な状態。 噂に違わぬ絶景ではあるが、それに伴い観光客数も満員御礼状態で、 これ以上の混雑はないというくらい混雑している。

左は高遠城址公園のシンボル・高遠閣、右は有名な桜雲橋
とてつもない観光客数で、橋上での撮影はほとんど不可能。「立ち止まらないでください。」状態。

さすがに日本三大桜名所の一つだけのことはあって、観光客の数も半端ではない。 観光バスも身動き撮れない状態なので、少し離れた場所にある大駐車場から 専用道路でシャトルバスが運用されている。

高遠城址公園からは道路の状態がよく見えるのだが、 午前8時頃にはもう伊那市中心部から高遠方面に向かう道路は大渋滞。 駐車場開場前に到着できる自信が無ければシャトルバスが正解だ。 実際に乗ったわけではないので確証はないが、 シャトルバス専用道路を使えるため一見遠回りな様でこちらの方が断然早いと思う。 (あまりの大渋滞のためシャトルバス専用道路に自家用車で入り込もうとする バカ者がいて、当然ながら警備員に怒られていた。)

高遠城址公園方面は大渋滞中。
満開の季節は毎年大渋滞らしい。シャトルバス利用がお勧め。

秩父夜祭りもそうだったのであるが、混雑するには混雑するだけの理由がある。 この高遠城址公園の絶景も、それ故に「超」の文字が付く大混雑をもたらす。 で、混雑を離れて高遠城址公園自体を遠くから眺めることにした。

城趾を離れて少し山を登ると、桂泉院というお寺に勘助桜という山本勘助由来の桜があった。 山本勘助とは今年のNHK大河ドラマの主人公である。 そういえば、ここ高遠は武田信玄公にゆかりの深い土地柄なんだね。

築城術に秀でた山本勘助は武田信玄から高遠城の改修・増築を命じられ、 この桜のある場所から高遠城を眺めて改修の構想を練ったそうだ。 もちろん、樹齢から考えて勘助の時代からこの桜があった訳ではないんだろうけどね。 ちなみに、高遠城には勘助曲輪という勘助の名のついた場所もあるほどで、 改修後には難攻不落の名城として名をはせたという。

NHK大河ドラマ「風林火山」の主人公・山本勘助に由来する勘助桜。
今話題の「風林火山」の旗が...

近くの山に「花の丘公園」という景色のいい場所がある。 徒歩で登るのはなかなか骨だったが、苦労しがいのある絶景が眺められる。 プロの写真家もこの場所を使うという定番撮影ポイントである。

ここからの絶景をしばし堪能して、高遠城址公園を離れることとした。

近くに山にある花の丘公園から見下ろす高遠城址公園。
定番撮影ポイントだけあって、素晴らしい眺めである。

☆勝間薬師堂のしだれ桜。   
高遠城址公園を離れた後に、少し東側にある勝間薬師堂のしだれ桜にも行ってみた。 高遠城址公園からは徒歩で15分位のところにある。

勝間薬師堂のしだれ桜は巨木・古木であり、写真の通りあと少しで満開というところであった。 (通常は高遠小彼岸桜より1週間ほど遅れて満開になるので、両方楽しめるのは運が良い証拠。) しだれ桜がうまくフレーミングできそうな場所にはアマチュア写真家がずらりと三脚を並べ、 ご自慢のカメラでシャッターチャンスをうかがっている状態。

当サイトが行った時間帯は運悪く雲がかかってきたわけでシャッターチャンスに恵まれたわけではないし、 先に述べた通り写真の腕はこれから磨き始めるわけだが、そんなダメダメ段階でもこの程度の写真が撮影できた。 相当に素材がよい証拠だ。

勝間薬師堂のしだれ桜。
写真の通り三春の滝桜にも見劣りしない素晴らしいしだれ桜だ。
写っている人物の大きさから、いかに巨木かがおわかり頂けると思う。

しかし、しだれ桜というのも風情があっていいよね。 春風にそよそよとそよぐしだれの美しさは他に例えるものの無い美しさだ。 これで天気さえ良ければ、お弁当を買ってきて桜の下で食べたいくらいである。

高遠城址公園も勝間薬師堂のしだれ桜も、どちらも噂に違わない夢の絶景だったね。 もちろん、満開の時期に行くことが大前提だけど...

勝間薬師堂のしだれ桜の近くにしっとりと姿の良い小さな桜があった。
桜が満開だとお墓が写っていても暗い雰囲気がないね。高遠小彼岸桜の威力だ。

と言うわけで、高遠を後にして伊那市経由で南下した。 結局、朝7時前から約5時間も長居してしまった。 要するに、それほどのすばらしさだってことだね。

ちなみに帰り道は逆方向だからスイスイ行けたが、 伊那市中心部から高遠へ向かう反対方向車線はかわいそうになるくらいの大渋滞。 渋滞は高遠を遙かに通り越してお隣の伊那市まで続いていた。 あっ、そういえば市町村合併で今は「お隣」では無いのか... 高遠は伊那市の一部だね。

ともあれ、渋滞末尾の方々は夜桜見物になってしまうかも!?2) いや、高遠城址公園の高遠小彼岸桜なら、それもまた味があって良しだけどね。 (満開期間中はライトアップもされます。)

☆「日本のチロル」下栗の里   
さて、実家の愛知県に向けて伊那谷を南下する訳だが、飯田市から道を違えて 東へと進路を変える。目的地は「日本のチロル」と呼ばれる下栗の里だ。

下栗の里もアマチュア写真家の間では絶景撮影ポイントとしてよく知られている場所だ。 当サイトもドシロウトとはいえカメラを買い換えた事もあり、 是非行ってみたくなったのだ。

国道152号を進むが、すでに国道の段階で先が思いやられる道路状況。 国道と分かれると、ついにすれ違いにも苦労するような急斜面の山道になる。 ここからは川沿いから山の急斜面を一気に駆け上る。 急斜面をグイグイ登っていくわけだが、 両側が森林なのでそれほど恐怖は感じない。 (事前の想像よりは高さを感じさせない。)

が...場所によっては... 高所恐怖症の当サイトには「ひえぇ〜。」という光景が眼下に広がる事になる。 崖崩れだろうか?工事中の立て看板とワイヤーロープだけでガードレールが無い箇所も一部あり、 ちょっと後悔の念も...

視界が開けた場所から下を覗くと...
はるか崖下の渓流まで一気なのがおわかり頂けるだろうか? ダムより高い!
ちなみに、高所恐怖症の当サイトにはこれが限界。もう一歩踏み込んで撮影する勇気は出ない。

下栗の里はこの急斜面を登り切った所にある。 標高は約1000m。(高低差が大きいので、里の一番上側と下側で標高はかなり違う。) 途中では「対向車が来たらどうしよう。」と思うような道路状況だが、 登り切れば 高原ロッジ下栗という観光客向けの駐車場付き施設があるので、 そこまで行けば大丈夫だ。 ここは場所も広く、駐車もUターンも可能であり、 下栗の里観光のベースとして都合がいい。

ここから徒歩で里を歩いてみた。 下栗の里は山が緩斜面になった部分に作られているのだが、 それでもこれくらいの斜度はある。 あまりの斜度に畑も段々畑にすらなっておらず、 斜面をそのまま利用して畑作をしていた。 ここは蕎麦やジャガイモ(二度イモと言うらしい。)が名産らしいが、これなら昼夜の寒暖差も大きいハズで、 間違いなくおいしいそば粉が作れるだろう。

下栗の里は山の緩斜面部分にある。
意図的に急斜面を撮影したのではなく、これでも緩斜面部分。

しかし、急斜面を登っているときは後悔したが、 到着してその絶景を見てみると後悔の念は一気に消え去った。 始めたばかりのヘタクソな写真でこの絶景をうまく皆様にお伝えできるかどうかわからないが、 この世のものとも思えない絶景が眼下に広がっている。来て良かった〜。

遠くは南アルプスの雪景色、そして近景は詫びた山住まいの風景。 晴れていればこれだけの素晴らしい絶景を拝むことができる。 確かに定番の絶景撮影ポイントとして写真誌にも紹介されるわけだ...

下栗の里からはこの世のものとも思えない絶景が広がる。
雪山の高さを強調するため、雪の無い山が雪山より低く写るように構図を考えてみたが...
う〜ん、それでも本物の美しさの半分も引き出せていないような...完全に素材に負けてる。
すんませんけど撮影技術の方はまだまだこれからということで、長い目で見てやってください。うぅ...

素晴らしい下栗の里の風景を堪能したわけだが、ここはおそらく1度訪れただけでは そのすばらしさを味わい尽くす事はできないと思う。 これからも帰省の途中で寄る事にしよう...(登坂の山道、運転大変だけど。)

☆名古屋のお花見ポイント・東国山フルーツパーク   
と言うわけで今回のお花見旅行は愛知の実家で一泊。 東国山フルーツパークのしだれ桜見物に行って来た。 (開花の遅い高遠小彼岸桜にタイミングを合わせたので、 ここ愛知では染井吉野はもう終わり。 従って、花期の遅いしだれ桜や八重桜がお花見の対象。)

東国山フルーツパークは名古屋の北東部、瀬戸との境にある。 文字通り各種フルーツがいっぱいなのだが、しだれ桜の名所としても有名なところだ。 勝間薬師堂のしだれ桜のような巨木は無いが、とにかく本数が多い。 しだれ桜だけでこれだけの本数がある場所はそれほど多くないハズだ。

東国山フルーツパークのしだれ桜。
満開の季節は大渋滞が発生する。 JR高蔵寺駅から歩いても近いので駅から徒歩が正解。

また、ここ東国山ではしだれ桜以外にも果実系の花々が楽しめる。 しだれ桜の季節に花を付けるのは梨やアーモンドなど。 梨の花は写真の通り清楚な白い花。 鬱金という薄緑色の珍しい桜もあった。

園内では猿回し等の大道芸もやっていた。 あれって下手だと妙に哀れな雰囲気を醸し出すのだが、 ここの猿回しはなかなかの芸達者であった。

しだれ桜以外にもいろいろな花を楽しめる。
左は梨の花、右は鬱金という薄緑色に咲く珍しい桜。

☆来年こそはの、神代桜と王仁塚桜。   
と言うわけで、春のお花見旅行もこれで終わり。 帰り道には、山梨県にある王仁(ワニ)塚桜や神代桜という名木も見てきたけど、 高遠小彼岸桜に開花を合わせたのでこちらは完全に葉桜末期。 花期を過ぎているのでいい写真は当然撮れない。

左は日本最古の桜(樹齢2000年)とも言われる神代桜。 右はしっとりと雨に濡れる王仁塚桜。
開花の遅い高遠小彼岸桜に花期を合わせたので、こちらは両方とも完全に葉桜末期状態。
来年はこちらか!?

とにかくも旧年中の激務が終わったので、 ことしはその反動で結構いろいろなところに出歩いている。 お花見、特に桜は日本人の心のふるさとでもあり、 写真撮影の勉強にも格好の対象。

写真が当サイトの趣味として根付くかどうかは今の段階ではわからないが、 お花見自体はもう趣味として根付いている。 お花見ネタはもっと写真の上手なアマチュア写真家のサイトが沢山あるので 当サイトで本ネタとして取り上げる事はしないつもりだが、 巻頭余談や息抜きネタとして折りに付け触れていく事になると思う。

今はまだ始めたばかりだから撮影対象の素材の良さとカメラの性能におんぶにだっこだが、 いつの日かDMC-LZ7の性能では不足を感じる腕になりたいものである。



1)
しかし、最近の携帯は何で無意味に高画素なんだろうか?  その唖然の高?画質は上記写真の通りである。 130万画素でもC-900ZOOMの方が数段上質の写真が撮れる。 (そこは、さすがに光学機器メーカー製。) クズ画質で320万画素よりは100万画素でもまともな画質の方が よほど好印象なんだが...あえて携帯の機種名は書かないけどね。

2)
満開の時期は車の場合だと駐車場開場前到着が大前提で、それができないなら 専用道路が使えるシャトルバス利用が断然お勧め。 昼間の自家用車利用は大渋滞でほとんど自殺行為。 ちなみに、高遠へ行く道はどの方向も渋滞となる。 なので迂回も回避も不可能。 行ってみようと思う方は「早朝到着かシャトルバス。」と憶えておいていただきたい。