海上の森で森林浴(モリゾー&キッコロの森を行く。)   

2006年5月16日



相変わらず仕事が忙しいのであるが、さすがにゴールデンウイーク(以下GWと略)中は追っ手が迫ることもなかった。 久々の休息を満喫である。 (もっとも、会社の仕事とは抜け忍の追っ手みたいなもので、 振り切ったと思っても絶対に逃げ切れない相手ではあるが...)

というわけでつかの間の休息だったが、 春先に行けなかった旅行に行ったり(GW中は激混みなので、できれば避けたいのだが...)、 当サイトのネタもこの分では更新頻度が相当に落ちそうなのでネタを書きためたり、 買っただけで読む暇の無かった「積ん読」本を5冊ほど読むことも出来た。 はやりの「国家の品格」とか「Web進化論」とか、買っただけで読んでなかったのである。

パソコンも少し変わった。 Web用パソコンはCPUがVIA-C3という今更のマシンだったのだが、少し前に秋葉原で中古のPentiumIII-550MHzが1個\300だったので デュアルマシン用に差し替え。 (いくら貧乏人でも\600なら出せない事はないので。) これを機にWeb用途に必要なものをC3マシンから移動。

このデュアルマシン、今まではPentiumIIデュアルだが233MHzでは今時さすがにお話にならない。 だが、550MHzならデュアルが効くなら合わせ技で1GHz以上相当なので実用機として有効射程距離内...と考えた。 だが、やはり普段使いではデュアルで動く機会はそれほど多くないようで、体感速度は1GHz相当というわけにはいかなかった。 (効いたのはpdfファイルをプリントアウトしながら、Webを見たりエディタで作業をしたときかな? 秀丸のカーソル動作が鈍くならなかった。)

まっ、そんなこんなで久々の貧乏PCいじりだが、仕事が忙しくなって急にGWで時間が出来てよくわかったのだが 豊かさとは給与水準よりはむしろ余暇であると痛感する。 製造業勤務故に安月給の当サイト的私生活だが、使う暇が全く無い生活+残業代増加で金銭的には少し裕福になった。 しかし、それで生活水準が上がったかというと、超ド級貧乏生活でも週末に暇なバカネタを考えていた 当サイト的生活時代の方が精神的には明白に「豊か」だったような気がする。 (それに、今年はお祭りとかもあまり行けそうにない。ふぅ〜。嘆息。)

☆GWである。森林浴に行きたい。   
さて、と言うわけで今回は今年初の非PC息抜きネタである。

以前の航空宇宙研究センター一般公開の時に、 日程が重なって東大演習林・春の一般公開への森林浴には行けなかった件があった。 だが、せっかくのゴールデンウイークである。 最近運動不足でもあるし、新緑の野山や森林浴に行かない手はない。

で、機会を考えていたのだが、よく考えたらGW帰省先の実家、 しかもすぐ近くにこれ以上ない森林浴に格好の場所がある事をすっかり忘れていた。 それは、愛地球博開催地問題であまりにも有名になった海上の森 つまりモリゾー&キッコロの住む森である。 1)

愛地球博自体については大成功故にWeb上にもファンサイトがいくつもあって、 当サイトがわざわざ取り上げるまでもない話である。 Google等で検索していただけば、全館制覇の強者2)が何人もサイトを開いていらっしゃるからだ。 (というわけで、去年は愛地球博ネタを息抜きネタとしても取り上げることはなかった。)

PC系報道サイトで海上の森を扱ったものとしては、 下記にエッセイとしても内容から見ても優れたレポがある。 ( 「モリゾー&キッコロ」の故郷を訪ねてきましたをご参照ください。) この記事は春夏秋冬にわたって海上の森を歩いたもので、できが良いと思う。 興味のある人はこちらもご参照することをお勧めする。

海上の森を見る。(写真中央やや右が海上の森)
海上の森は自然林ではなく人工林の一種。写真の通り新興住宅街にも非常に近い所にある。

海上の森は愛知県瀬戸市にある。愛地球博は最初はこの森の中に作られた会場で行われる計画だったのだが、 海上の森で大鷹の営巣が確認されたりしたため開発反対運動が起き、結局、長久手会場がメインになったという 経緯がある。長久手会場は本来は愛知青少年公園という既に開発された公園であったため、 こちらを再整備して会場とすれば里山を切り開く必用が無くなるからだ。

で、海上の森開発中止だが、その件については賛否両論があり今回はあえて書かないことにする。

ただ結局の所、長久手会場にすることで既存の公園設備を再活用でき、その結果海上の森をほとんど切り開くこともなかったし、 また大成功した愛地球博を中止に追い込む事も無かった。 これは賛成派と反対派のパワーバランスで決まったことで結果論に過ぎない事だが、 この判断は結果だけ見ればベストミックスなプランニングだったように思う。

海上の森に出かけてみて、この森が残ったことは良かったと思う反面、 もちろんのこと愛地球博は予定来場者数を大幅に超過達成する大成功を果たしたことは言うまでもない。 愛地球博には実家が地元故に2回ほど行ったのだが、3回目(9月)は入場制限まで起きる大混雑のため断念せざるを得なかった。 入場者総数だけが評価基準とは言えないにせよ、愛地球博が開催されなかった方が良かったとはとても言えない状況である。

ちなみに、開発というと無条件で反対という立場は当サイトはとらない。 大概の開発は地元土建業界の利権目的と結びついているから注意して監視しなければならないが、 本当に必要な開発であれば開発しても良いという立場である。

「開発=悪」という発想は感傷的に賛成されやすい性質があるため反論しにくい部分もあるのだが、 人間の根本的な生活スタイルから見て自然に全く手を入れないライフスタイルというのはあり得ないからだ。 開発が自然の消耗につながるまで徹底的に破壊し尽くしてしまうから問題なのであって、 要は持続的に発展できる最小レベルの開発を厳守することであろう。

☆海上の森へご案内   
さて、海上の森は愛知環状鉄道・やまぐち駅から徒歩20分くらいの所にある。 車で行く人は下記の通りに進むとよい。