失敗だらけの南アルプス山麓訪問。(紅葉旅行記その1)   

2005年10月9日



秋と言えば食欲と紅葉。

今回は年1回の旅行ネタにつき、PCネタはお休みとなります。 この手の旅行記ネタのサイトは当サイトより良質なものが沢山あるが、 年1回の事なのでご容赦ください。 (その2で予定している大正村ネタでPC関係に近いのも一部ありますが...)

PCネタご希望の方には申し訳ありませんが、一部に「たまにこういうネタを見るとほっとする。」 というご意見もありますんで...口直しということで...

☆杖突峠展望台   
車のタイヤを新調したからというわけでもないのだが、今年の旅行は愛車にて秋の紅葉狩り旅行となった。 行き先は長野・岐阜の紅葉名所で、主に南アルプス山麓と郡上踊りで有名な郡上八幡である。

今回の旅行はいつものごとく下道メインであるが、 首都圏の住宅街は信号のストップ&ゴーだらけで、車も多いしドライブ気分にはなれない。 なので、そこだけは首都高を使ってスルーすることにする。 首都高は別名「首都低速」とも言われるように日常渋滞道路であるため、 今回は早朝突破スケジュールである。

早朝の首都高は初めて走ったが、日が昇る前の夜間は流石にガラガラであった。 渋滞さえ無ければ都市夜景の美しさが堪能できるから、これはこれで非常に気分がいい。 夜明け前の早朝首都高突破作戦は今後やみつきになりそうだ。

首都高から中央高速に乗り換え、住宅街の終了する八王子で降りて西へ進む。 茅野市からは杖突街道経由で南下。杖突峠には有名な展望台があるからだ。

ここの展望台は眼下の景色がすばらしい事で非常に有名だが、今回は残念ながら写真(左)のように霧で霞んでいた。 ここが奈良や京都のような古都であれば朝霞の風景も八百万の神の神代を彷彿とさせて風情のある風景なのだが、 晴れ渡った八ヶ岳や霧ヶ峰の景観を楽しみにしていただけに少しがっかりである。 (というわけで、右は以前帰省したとき撮った写真。晴れていればこのような景色が堪能できたはずなのだ。)

杖突峠展望台の景色
左は今回のもの。朝霧でかすむ。右は以前帰省したとき撮影した晴れたときのもの。

杖突峠を南下すること30分。 日本三大桜名所の一つ高遠城址公園&高遠小彼岸桜で有名な高遠に到着である。

普通なら高遠から西の伊那市へ向かうのだが、今回は紅葉見物の裏技を駆使。 国道152号を南下して上伊那郡長谷村経由で下伊那郡大鹿村へと進む事にする。 ちなみに、国道152号は別名「秋葉街道」と呼ばれている。 (注意:ただし、ラジオ会館やダイビル方面に通じている訳ではないので念のため。)

☆戸台川は水無しの伏流水   
実は帰り道での話になるのだが、ここでは国道152号から離れて戸台川を訪ねた。 ここに写真マニアには超有名撮影スポットがあるからだ。 (あまりにも有名なスポットだから、カレンダーや紅葉写真で一度は見た方も多いハズ。)

曲がりくねったすれ違い不可能な1本道を5kmほど走って... おぉ〜、ようやく到着したぁ〜。が...

戸台川の河原は非常に有名な撮影スポット
でも、今回は清流が伏流水化していて、河原は水無しの石ころだらけでした。

しかし、残念ながら写真はうまく撮れない。

最大の原因は当サイトの写真の腕が無いせいだが、それ以外にも問題がある。 写真雑誌なんかでは、ローアングルで清流を下側に入れて奥行き感を出す、 なんて撮影テクニックが紹介されているのだが、なんと清流が無いのだ。 がぁ〜ん。

しかも、初冠雪直後なんであまり雪山になっていない。 雪解け水も無くなっていて、水無しの石だらけの河原が広がっている。 全部伏流水になっているようで、二百m位下流では小川が出現するのに... (よく探したら、この撮影スポットにも川幅約10cm、水深約1cmの清流?が残ってました。)

黄葉がメインの戸台川の紅葉
右は南アルプス林道に通じる橋。携帯は圏外。(林道は一般車両通行禁止)

だが、周囲の紅葉(黄葉がメイン)はきれいだ。携帯はもちろん圏外だし、 仕事関係の雑音無しでのんびり自然を楽しむには一番。 (渓流釣り客と思われる車が1台いたが、人影は一切なし。) 赤い橋があったが、南アルプス林道に通じる橋であった。一般車両は通行不可だが、村営バスが出ているという。 晴れていればすばらしく景色がいいとの評判なので、時間があれば乗りたかったのだが... 時間調整できずパスで大失敗。シマッタ!

☆次回こそ必ず入りたい謎の鹿塩温泉   
さらに進んで長谷村と大鹿村の村境、分杭峠で下界の景色を堪能。 ここは舗装路とはいえ相当に道が狭く曲がりくねっているので、 観光客の乗ってくる車としては4WD系の天下だ。(人呼んで酷道152号) ただし、例外は地元の軽トラック。 道の状態を熟知しているため、これが意外に速い。 後ろにピッタリつかれて、焦りました。

紅葉と下界を一望できる分杭峠
標高こそ高いが、傾斜が緩いので意外に恐くない。
大鹿村小渋峡の紅葉
写真の下側には清流が流れている。

大鹿村周辺は紅葉も盛りで綺麗なのだが、道が狭く車を止める場所がないのが難点である。 これで温泉でもあれば秘湯のイメージなんだが... と思って、これを書きながら調べたら近くに鹿塩温泉ってのがあった。 (大鹿村観光情報の温泉紹介に載ってた。) 海水並みの塩分を含む塩泉で、しかも最新の科学をもってしてもこれほどの高濃度塩泉がわき出る原因が未だに分からないのだとか... (参考:大鹿村中央構造線博物館の「謎の鹿塩塩泉」) シマッタ!大失敗だ。次回こそは入らねば...

大鹿村役場前から小渋湖へ進路を変える。 本当はそのまま南下して日本のチロルと呼ばれるしらびそ峠&下栗の里へ行きたかったのだが、 地図上ではさらに林道を経由しなければならないとなっているため、4WDでない愛車ではとあきらめた。 (ちなみに、ここも写真マニアには超有名な撮影スポット。)

だが、あとで調べたら林道とはいえちゃんとした舗装道路だという。またも、大失敗。シマッタ!

小渋ダム
こちらは非常に怖い。
下を見るとクラぁ〜っとくる。
小渋湖畔の紅葉
下ってくると紅葉もまだまだになる。
紅葉というよりは黄葉がメイン。五部と言うところか?

小渋ダム湖畔で一息入れて、バリバリの山道走行の疲れを癒す。 周囲の紅葉はまだ5部位で、だいぶ下ってきた事が実感できる。 通常の帰省に比べると山道走行で運転疲労度2倍だが、 周囲の豊かな自然と美しい景観が2倍のパワーを与えてくれるため、 収支均衡といった感じである。

☆食い意地旅行   
さて、昼になったので昼食にしよう。長野といえば蕎麦を抜きにしては語れない。 昼神温泉近くでは本場の信州蕎麦をいただくことにした。

店の前で石臼で挽いているところを見学できるようになっていたが、 個人的な好みとしては挽きぐるみの黒っぽい蕎麦の方が薫りがよくて好きなのでうれしい。 他にも、帰り道で食べたローメン、並びに高遠蕎麦(前回紹介した店とは違う店)を掲載しておく。 高遠蕎麦は今回の方がより好みに合う。

後日、他にも伊那谷名物といえばソースカツ丼があることを思い出した。すごく旨いらしい。

喰いそびれたっ。シマッタ! 大失敗。ということで、これは次回のお楽しみに取っておくことにした。

ぶっかけおろし蕎麦
昼神温泉近くの国道153号沿線にて。
うれしいことに新蕎麦の時期だ。
伊那谷名物ローメン
ローメンには昔ながらの味を守ったタイプと
若者の好みに合わせた味の2タイプあるそうだ。
高遠蕎麦
だし汁に味噌だれを好みの分量だけ溶かす。
今回のお店は高遠一の老舗とのこと。

というわけで、失敗だらけの紅葉見物だったわけだが、 それでも下道ブラブラ旅行はやめられない。 目的地まで一気の高速道路は性に合わないようだ。

旅行記は当サイトでは傍流ネタなので、「その2」は近日中にアップする予定。 郡上八幡と明智町の旅を記すつもりである。