息抜きネタ・最近の週末事情   

2004年10月16日




実は今回のネタはEfficeonネタのハズだったのだが、 いつものごとく巻頭に余談を書こうと思ったら、 今回は本文がかなり長くて、ヘビーな文章量になってしまった。 しかも、巻頭言直後の本文が別の巻頭言の様相を呈していて、 余談が二つダブっている形だ。

だったら、いっそ簡単な息抜き系非PCネタとして分離してみようということで、 ここ数週間の祭りネタとして書いておく事にした。 ただし、息抜きネタなんで写真中心の簡易版であることをご了承ください。 (多忙時の時間稼ぎネタではないんで、 Efficeonネタは予定通り数日後に掲載します。)

☆2004佐原・秋の大祭   
たるさんはドライブ好きであるが、貧乏人であるが故に宿泊付きの 長距離ドライブはあまりできない。だが、ただ単に日帰りドライブできる範囲は もう行き尽くしたという感じである。そこで思いついたのが お祭りに合わせてドライブするという方法で、これが本当に うまくいってそのままお祭りに合わせて出かけるようになった。 一度行ったことのある町でも、また全く違った雰囲気になるのが嬉しい。 これが、たる流週末の(秋葉原以外での)過ごし方のここ数年のトレンドである。

今回は2004年秋の佐原の大祭。 台風22号直撃で大変だったが、最終日にはようやく雨もやんで 山車が出られるようになった。 (台風はまさに「直撃」で夕刻には台風の目が佐原直上を通過していった。)

古式ゆかしい佐原の町並み
映画やCMの撮影でもよく使われる。

佐原の町並みは古式ゆかしいものが多く、 お祭り気分を盛り上げるのには良いところだ。 特に小野川沿いの風景は映画の撮影やCMのロケに使われる位すばらしい。

また、佐原の山車やお囃子は北総地域のお祭りすべてに影響を与えており、 石岡系の山車・お囃子と共に北総地域の祭りの源流と言われている。 実際、潮来祇園祭や真鍋鹿島神社の祭礼、鉾田の夏祭りにも行ったが、 必ずどちらかの系統に分類できるようだ。 (真鍋鹿島神社の祭礼、鉾田の夏祭りは石岡系。潮来祇園祭は佐原系。)

おもしろいのは石岡と佐原の中間にある鉾田で、基本的には 山車・お囃子共に石岡系だが佐原系のお囃子がごくわずか含まれている。

新上河岸・牛天神の山車
去年見逃した山車なんで大満足。
下河岸・素戔嗚尊の山車
まるで川本喜八郎の人形みたいな出来映えがすばらしい。

さて、今年は去年見残した山車も全部見られて良かったわけだが、 乱引き中心の場合、山車が今現在どこにいるのかが不明なため、 初めての人にはどうしても見残しが出てしまうのが難点である。

山車の位置は基本的には遠くから聞こえてくるお囃子で耳を頼りに探す わけだけど、それだけでは山車の位置はわかっても種類まではわからない。 まぁ、地元の人だったらお囃子の調子で芸座連を言い当てて、 それで山車の種類もわかるのかもしれないが、一般観光客にそれは不可能。 (遠くから漏れ聞こえるお囃子を頼りに山車を探すのも、 祭りの醍醐味ではあるんだけどね。)

そこで、PCマニアであるたるさんからの提案なんだけど、 山車にGPSシステム積めないかなぁ。 山車は大変ゆっくり移動するので、位置情報更新は1分間隔程度で十分なはず。 (「伝統を汚す。」とか言われたらあきらめますけど。)

佐原市の観光課かどこかがサーバーを確保して、 i-MODEか何かで簡単なリアルタイムマップを1分間隔程度で更新出来れば、 観光客も山車の探し疲れが無くなってありがたいと思うのだが...

JRが特別列車を出したり、TVでも祭りの様子が放映される位だから、 佐原の大祭は結構な観光客を集めているハズ。 佐原市の観光資源にもなっているハズなんで、これで 観光資源としてのアピール度も増すと思うんだけど。

山車側面の彫り物
現代では考えられない出来映え。

話題がズレてしまったので戻そう。

佐原の山車は周囲を彫り物で覆われている場合が多い。 佐原の場合は江戸時代からの歴史を誇る町なので、彫り物は 貴重な文化財クラスの逸品が多い。

古い物になるともう木目の形に木がすり減っていたりして、 もの凄い歴史を感じさせるのもあったし、とにかく作りが丁寧だ。

☆夜の日本情緒に佐原囃子がよく似合う   
昼もいいけど、たるさん自身は夜の部の方がもっと好きである。 提灯に灯が入ると山車の趣が変わって幽玄そのものになるからだ。 光と影の陰影もまたすばらしい。

町並みもすばらしく、下記の通り道の辻辻に灯りが灯されて すばらしい雰囲気を生み出してくれる。

下記の写真に示した下新町の灯りは電球ではなく、正真正銘の蝋燭の灯りである。 電球と違って、明るさがゆらゆらと揺らめく様子がたまらない。 (写真では灯が揺らめく様子が示せないのが残念だ。)

下新町の行灯
揺らめく蝋燭の灯火が日本情緒をいや増す。

佐原の祭りで最も感心するのはお囃子のレベルが維持されている事だ。

現代の田舎町は若い人が都会に出ていってシャッター通り化している場合が多いので、 演奏のスキルを維持することが難しい。 別の祭りでは上手に演奏できる人が2〜3人しかいないため、 それらの音をマイクで拾ってスピーカーから流している所もあったが、 これも若年人口の減少を考えれば一概に手抜きとは責められない。

しかし、佐原はいつ来てもちゃんと芸座連のレベルが維持されているのには感心する。 しかも、佐原は他の祭りよりお囃子のレパートリーが格段に多いという 大きなハンデがあるにもかかわらずである。 お土産屋でCDを売っていたので買ってきたが、それだけで33曲も入っていた。 入っていない曲がある事も考えれば軽く40曲位はあるのではないのだろうか?

さすがに日本三大囃子の一つを名乗るだけの事はあるという事だろう。 ちなみに、残る二つは東京の神田囃子と京都の祇園囃子。 (秋田の花輪囃子を入れる場合もあります。)

ちなみに、佐原系のお囃子はどんなに陽気な曲でもふっと一抹の哀愁を感じさせる 演奏(クラッシックで例えるなら短調?)になっているのが特徴で、 これが佐原の日本情緒と相まってたるさん好みの雰囲気を醸し出している。 真鍋鹿島神社の祭礼(石岡市)のお祭りを盛り上げるような 陽気な(ちょっとラテン系のような)お囃子も、いかにもお祭りらしくていいんだけど、 個人的な好みの点ではこちらが好きかな?

誤解を恐れずに一言でいうと、真鍋鹿島神社の祭礼のお囃子はお祭りらしい リズム感とテンポを重視し、佐原のお囃子は日本情緒重視で メロディアスといったところか?

佐原の芸座連は演奏のレベルが高い。
レパートリーも多いのに頑張っていて、頭が下がります。

残念ながら台風の直撃で開催期間が限定され天候に恵まれなかった今年の大祭である。 特に、利根川河川敷の無料駐車場が増水の影響で台風通過後も水没したままだったのは 痛く、駐車場確保には頭を悩ませる事になった。

だが、最終日にようやく堪能できたのは不幸中の幸いであった。 夜店で大判焼きとかを買って、(ちょっと見苦しいけど)それらを食べたりしながら 山車を見物するのは癒しの構図としては良くできている。 仕事のストレス解消にはもってこいだ。

上新町・諏訪大神の山車
こういうシンプルな山車が意外に好みだったりする。

相変わらず写真がへたくそなのはご容赦って事でお願いしたいのと、 お祭りネタに関してはハイレベルなサイトがいくらでも検索で引っかかることを 指摘しておきたい。興味がある方はgoogle 等で検索してみてください。

さて次回だが、数日中にEfficeonネタについてアップする予定である。 もう下書きは書き上がっている。