manner ●ゴルフはマナーのゲーム

ゴルフはルールとともにエチケットやマナーも大切です。ちなみにルールブックの第1章は「エチケット」です。「前の組にボールを打ち込まない」、「バンカーに入ったら、一番低い所から、レーキを持ってバンカーに入り、打つ時ジャマにならない後ろにレーキを置き、ストロークが終わったらレーキで後をきれいにならしておく」、「グリーン上では飛んだり跳ねたりしない。スパイクでグリーンを傷つけないように、細心の注意をはらう」などと、細かくルールブックには書いてありませんが、ゴルファーの常識です。一流プロで歩きながらタバコを吸う人がいますが、いくら優勝しても誰からも尊敬されません。


true rule ●本当のルール・正しい処置

ボールを探しても見つからない時は5分であきらめましょう。本当は戻って打ち直すのですが、時間がかかりますし、後ろの組もすぐ後ろで待っています。違反ですが「ロストボールです」と言って無くなったボールのあたりから(2打罰で)続けて打ちましょう。
※「ロストボール=紛失球」の正しい処置は「1打罰で前打地点に戻って打ち直し」。
わからないことは何でもキャディーさんに聞きましょう。ゴルフのルールは実際にやってみて初めて悩むものです。
ケースバイケースで上級者に「本当のルール・正しい処置」を聞いて覚えましょう。いつまでも「おバカな初心者」ではいけません。


shoot

●得意なクラブで打つ

正しいスイングは美しい。ゆったりとした無理のないスイングでいきましょう。練習場でいい感じで打てたあの一番得意なクラブで打ちましょう。グリーン以外は全部7番アイアンで打ったっていいんです。(違反じゃありません)。タイガーウッズはたまにグリーンサイドからドライバーでピンに寄せます。
いいショットなら300ヤードも7番アイアン3回で届きます。得意なクラブがいくつかできてくると、ゴルフがいっそう楽しくなります。


enjoy ●ゴルフを楽しもう

楽しくなければゴルフじゃない。でも、「楽しい」のと「楽」なのは違います。
厳しい状況なのに、打ちやすい場所にボールを置き直してプレーしないことです。ラフやバンカーに入りうまく打てないからといって、フェアウェイのいい場所にに置き直して打つことはズルです。こういうのを「手の5番」を使うといいます。ラクですが決して楽しいゴルフにはならないでしょう。とくに日本の男性は女性に甘く、「いいから、こっちのライの良い所から打ちなよ」と平気で言います。ある意味では女性を見くびっているといえます。オススメに乗ってこういうことを何回かしていると、本当にグッドショットでバンカーを脱出しても、「どうせまた手で」と誰も信じてくれなくなるでしょう。
練習やラウンドを重ねてやっとうまく打てたときの喜びは、たった1打でも「楽しい」忘れられない記憶として残ることでしょう。あなたにもそれを見ていた友人にも……。



ご愛読ありがとうございました。 I hope you enjoy golfing!