第2章 ファッション& UV対策

いくらおしゃれ上手でも、マナー優先のゴルフ場では思わぬ失敗が…。また女性ゴルファーの大敵は紫外線!お肌もウエアもまずはUV対策から。



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●綿のニットがゴルフ向き

ゴルフのスイングには縦や横だけでなく、斜めにも伸縮するウエアが必要です。その意味で、ニット(編み)は不可欠です。ニットの鹿の子地は表面に凸凹があるため、体との接触面積が少なく、まとわりつくようなこともありません。素材面でも吸湿性を最優先で考えると綿が一番です。また、熱伝導性の高い麻も、熱を外に放出してくれるので気持ちよくプレーできます。逆に、ポリエステルなどの合成繊維は、シワはできにくいですが汗をかくシーズンには不向きです。



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●UVカットのウエアは必需品

女子プロのトーナメントを見ていると、ウエアの襟を立ててプレーしている人の多いのに気付くはずです。その理由は、紫外線から首筋を守るためです。日焼け防止は当然のこと、首筋に直射日光を浴びることによる疲労と思考能力の低下を防止します。 そして夏のゴルフにはUVカットのウエアも必需品です。夏の日差しは強烈です。UVカットしていないウエアでは下着の跡がつくほどです。お肌が敏感で日焼けが気になるかたは、長そでのUVカットウエアがいいでしょう。見かけは暑苦しそうですが、当人は直射日光が当らない分、それほどでもありません。



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●ルールの前にマナーあり

ウエアを揃えるうえでのマナーとして注意したいことは、シャツの場合、襟のないTシャツや、肌の露出度の高いタンクトップ、ノースリーブはマナー違反と考えましょう。セーターを着る場合でも、襟の見えないようなものやタートルネックは一応禁止されていると思ってください。 スカートは、ゴルフ用のものですと中の裏地がキュロットタイプになっていますから、インナーが見えるという心配はありません。ショートパンツを着用する場合、ハイソックスをはくということもマナーとなっています。ジーンズはもちろん禁止です。自分は勝手にいいと思っても、その結果ほかの仲間や幹事さんに迷惑をかけることになります。ハワイやグアムではTシャツとスニーカーでもOKですが、日本国内やヨーロッパではマナーは大切と分けて考えましょう。


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