2002年度から21世紀COEプログラム(世界的研究教育拠点の形成のための重点 的支援)が始まった。これまで本誌では断片的に21世紀COEプログラムに選出 された各採択拠点のサイトを紹介してきたが、今回は2003年度の133拠点のう ち、サイトをみつけたものをまとめて紹介する。
なお21世紀COEプログラム
(世界的研究教育拠点の形成のための重点的支援)について、公式の情報は以下の2サイトにまとめられている。□公式の情報
21世紀COEプログラム(日本学術振興会)
21世紀COEプログラム(文部科学省)
□サイト発見済みの107拠点
知能化から生命化へのシステムデザイン(慶應義塾大学)
流域圏の持続可能な水・廃棄物代謝システム(北海道大学)
難病の革新的治療法の開発研究(関西医科大学)
超低侵襲標的化診断治療開発センター(藤田保健衛生大学)
市民主導型の健康生成をめざす看護形成拠点(聖路加看護大学)
病院感染予防のための国際的教育研究拠点(順天堂大学)
幹細胞医学と免疫学の基礎・臨床一体型拠点(慶應義塾大学)
細胞極性システム研究に基づく未来医療創成(横浜市立大学)
多因子疾患克服に向けたプロテオミクス研究(徳島大学)
メディカルフォトニクス(浜松医科大学)
人獣共通感染症制圧のための研究開発(北海道大学)
社会的環境管理能力の形成と国際協力拠点(広島大学)
大規模知識資源の体系化と活用基盤構築(東京工業大学)
生物多様性・生態系再生研究拠点(東京大学)
こころを解明する感性科学の推進(筑波大学)
企業社会の変容と法システムの創造(早稲田大学)
アンケート調査と実験による行動マクロ動学(大阪大学)
先進国における《政策システム》の創出(東京大学)
国家と市場の相互関係におけるソフトロー(東京大学)
「市場化社会の法動態学」研究センター(神戸大学)
『人類の幸福に資する社会調査』の研究(関西学院大学)
21世紀型法秩序形成プログラム(京都大学)
クロマグロ等の魚類養殖産業支援型研究拠点(近畿大学)
ゲノム科学の知的情報基盤・研究拠点形成(京都大学)
コヒーレント光科学の展開(電気通信大学)
ジェンダー研究のフロンティア(お茶の水女子大学)
スラブ・ユーラシア学の構築(北海道大学)
一神教の学際的研究(同志社大学)
宇宙と物質の起源:宇宙史の物理学的解読(名古屋大学)
開かれた政治経済制度の構築(早稲田大学)
活地球圏の変動解明(京都大学)
感覚特性に基づく人口環境デザイン研究拠点(九州大学)
機能数理学の構築と展開(九州大学)
究極と統合の新しい基礎科学(大阪大学)
強相関物理工学(東京大学)
極限量子系とその対称性(東京大学)
金融市場のミクロ構造と制度設計(東京都立大学)
結び目を焦点とする広角度の数学拠点の形成(大阪市立大学)
現代経済システムの規範的評価と社会的選択(一橋大学)
固体地球科学の国際研究拠点形成(岡山大学)
市場の質に関する理論形成とパネル実証分析(慶應義塾大学)
社会科学の統計分析拠点構築(一橋大学)
社会階層と不平等研究教育拠点(東北大学)
循環型社会への戦略的廃棄物マネジメント(岡山大学)
心とことば―進化認知科学的展開(東京大学)
新・自然史科学創成(北海道大学)
新しい日本型経済パラダイムの研究教育拠点(神戸大学)
新世代知的財産法政策学の国際拠点形成(北海道大学)
人類文化研究のための非文字資料の体系化(神奈川大学)
生物とロボットが織りなす脳情報工学の世界(九州工業大学)
先端ビジネスシステムの研究開発教育拠点(神戸大学)
先端経済分析のインターフェイス拠点の形成(京都大学)
先端数学の国際拠点形成と次世代研究者育成(京都大学)
先端地球科学技術による地球の未来像創出(東北大学)
多圏地球システムの進化と変動の予測可能性(東京大学)
多文化多世代交差世界の政治社会秩序形成(慶應義塾大学)
太陽・地球・生命圏相互作用系の変動学(名古屋大学)
男女共同参画社会の法と政策(東北大学)
知識・企業・イノベーションのダイナミクス(一橋大学)
知識科学に基づく科学技術の創造と実践(北陸先端科学技術大学院大学)
東アジア世界の人文情報学研究教育拠点(京都大学)
等式が生む数学の新概念(名古屋大学)
糖尿病をモデルとしたシグナル伝達病拠点(神戸大学)
同位体が拓く未来(名古屋大学)
特異性から見た非線形構造の数学(北海道大学)
日本・アジアにおける総合政策学先導拠点(慶應義塾大学)
微生物機能の戦略的活用による生産基盤拠点(京都大学)
病態解明を目指す基礎医学研究拠点(京都大学)
福祉社会開発の政策科学形成へのアジア拠点(日本福祉大学)
物質階層融合科学の構築(東北大学)
物理学の多様性と普遍性の探求拠点(京都大学)
量子ナノ物理学(東京工業大学)
惑星系の起源と進化(神戸大学)
統合数理科学:現象解明を通した数学の発展(慶應義塾大学)
多元要素からなる自己組織系の物理(早稲田大学)
シグナル伝達病の治療戦略創生拠点(東北大学)
地域特性を生かした分子疫学研究(山形大学)
脳神経医学の融合的研究拠点(東京大学)
ゲノム医科学の展開による先端医療開発拠点(東京大学)
歯と骨の分子破壊と再構築のフロンティア(東京医科歯科大学)
生体画像医学の統合研究プログラム(福井大学)
神経疾患・腫瘍の統合分子医学の拠点形成(名古屋大学)
融合的移植再生治療を目指す国際拠点形成(京都大学)
感染症学・免疫学融合プログラム(大阪大学)
疾患関連糖鎖・タンパク質の統合的機能解析(大阪大学)
フロンティア・バイオデンティストリーの創生(大阪大学)
放射線災害医療開発の先端的研究教育拠点(広島大学)
熱帯病・新興感染症の地球規模制御戦略拠点(長崎大学)
ユビキタス社会における災害看護拠点の形成(兵庫県立看護大学)
先端医科学の地域医療への展開(自治医科大学)
ナノテクノロジー基盤機械科学フロンティア(東北大学)
流動ダイナミクス国際研究教育拠点(東北大学)
機械システム・イノベーション(東京大学)
都市空間の持続再生学の創出(東京大学)
都市地震工学の展開と体系化(東京工業大学)
世界の持続的発展を支える革新的原子力(東京工業大学)
アジアモンスーン域流域総合水管理研究教育(山梨大学)
情報社会を担うマイクロナノメカトロニクス(名古屋大学)
動的機能機械システムの数理モデルと設計論(京都大学)
原子論的生産技術の創出拠点(大阪大学)
安全と共生のための都市空間デザイン戦略(神戸大学)
水素利用機械システムの統合技術(九州大学)
衝撃エネルギー科学の深化と応用(熊本大学)
巨大都市建築ストックの賦活・更新技術育成(東京都立大学)
超高齢社会における人とロボット技術の共生(早稲田大学)
文化遺産を核とした歴史都市の防災研究拠点(立命館大学)
都市・建築物へのウィンド・イフェクト(東京工芸大学)
□サイト未発見の26拠点
技術・企業・国際競争力の総合研究(同志社大学)
市場経済と非市場機構との連関研究拠点(東京大学)
ものづくり経営研究センター(東京大学)
アジアの開発経験と他地域への適用可能性(政策研究大学院大学)
グリーンエネルギー革命による環境再生(長岡技術科学大学)
東洋の知に立脚した個の医療の創生(富山医科薬科大学)
ストレス制御をめざす栄養科学(徳島大学)
「平和・安全・共生」研究教育の形成と展開(国際基督教大学)
新機能微生物科学とナノテクノロジーの融合(東洋大学)
環境適応生物を活用する環境修復技術の開発(日本大学)
超高性能有機ソフトデバイスフロンティア(千葉大学)
科学技術への数学新展開拠点(東京大学)
物質機能の科学的解明とナノ工学の創出(大阪大学)
消化器扁平上皮癌の最先端多戦略治療拠点(千葉大学)
日本文化型看護学の創出・国際発信拠点(千葉大学)
環境・遺伝素因相互作用に起因する疾患研究(東京大学)
脳の機能統合とその失調(東京医科歯科大学)
脳神経病理学研究教育拠点形成(新潟大学)
大規模コホートに基づく生活習慣病研究教育(九州大学)
低侵襲・新治療開発による個別化癌医療確立(慶應義塾大学)
再生医学研究センター(東京女子医科大学)
先端的な癌治療研究の拠点(久留米大学)
先端ロボット開発を核とした創造技術の革新(東京工業大学)
循環型住空間システムの構築(九州大学)
操作能力熟達に適応するメカトロニクス(東京電機大学)
先導的建築火災安全工学研究の推進拠点(東京理科大学)
※上記26拠点についてサイト情報をご存知の方はぜひお知らせください。
2003-02-27:「国立大学附置研究所の改廃をめぐって」(第153号)
2002-02-22:人々の網の目(第1回)(第123号)
2001-02-26:長谷川豊祐「印刷雑誌から電子雑誌へ:ハイブリッド図書館での関わり」(第090号)
2000-02-26:添田晴雄「教育学の立場から」(第056号)
1999-02-25:上村圭介「ワンストップサービスとしてのOReL」、鵜川義弘「学術情報のインターネット・アーカイブの必要性」(第021号)
2004-03-02(Tue)〜2004-03-05(Fri):国際シンポジウム:ディジタル図書館とネットワーク情報社会における知的コミュニティ(DLKC'04)(於・筑波大学春日キャンパス )
2004-03-05(Fri):第2回東京大学大学院情報学環ワークショップ「メディア・リテラシーと情報知の地政学:アジア情報社会と留学生教育」(於・東京大学本郷キャンパス)
2004-03-05(Fri):「インターネットを活用した土砂災害防災情報システムの運用とその課題に関する研究」研究集会(於・砂防会館)
2004-03-07(Sun)〜2004-03-08(Mon):日本図書館研究会第45回(2003年度)研究大会(於・京都テルサ第一会議室)
2004-03-08(Mon):科学技術振興機構2004年第1回基礎研究報告会・シンポジウム「ITが変える世界と生活」(於・千里ライフサイエンスセンター)
2004-03-10(Wed):情報科学技術協会「学術研究ポータル実現に向けて サービスの可能性と技術動向」(於・化学会館)
2004-03-20(Sat):漢字文献情報処理研究会2004年春期公開講座「デジタルアーカイブと東洋学」(於・花園大学自適館)
2004-03-25(Thu):日本出版学会学術出版研究部会「学術データ・データベースの今後 −パブリックドメインと知的財産権の狭間で−」(於・東京電機大学)
2004-03-30(Tue):日本薬学会第124年会シンポジウムパネルディスカッション「国際競争に負けない薬学研究を創造するために」(於・大阪南港地区WTCコスモタワー)
この欄への情報の掲載は無料です。掲載を希望される個人、団体はご連絡を。ただし、掲載はサイトがあるものに限ります(ごく簡単なもので構いません)。連絡はメールにてお願いします。添付ファイルの送付は事情を問わずお断りします。
『社会生活統計指標 都道府県の指標 2004』(総務省統計局編集、日本統計協会、6000円)
『ITの国際政治経済学 交錯する先進国・途上国関係』(関下稔編著、晃洋書房、2800円)
『電子市民会議室のガイドライン 参加と協働の新しいかたち』(金安岩男編著、学陽書房、2200円)
『経済史文献解題 2002年版』(日本経済史研究所経済史文献編集委員会編集、思文閣出版、11800円)
『情報基盤としての図書館 続』(根本彰著、勁草書房、2400円)
・特になし。
2004-02-16(Mon):かねてから気になっていた漢字文献情報処理研究会に入会。
2004-02-17(Tue):「東大出版会メールニュース」71が届く。担当者不在でしばらく配信できなかったとのこと。そういえば最近来ていなかったような。現在2447部とのこと。出版社のメールマガジンとしてはかなり多い印象を受けるが、東京大学出版会のネームバリューを考えれば少ないのかもしれない。さて71号では「少し前の新刊」として2003年11月の新刊が紹介されている。そのなかの一冊『ターミノロジー学の理論と応用 情報学・工学・図書館学』(岡谷大・尾関周二、4400円)に大いにひかれる。早速注文。話がそれるが、メールマガジンを発行したところで売上につながるのかといった類の批判や反発が出版社内にうずまいているは容易に想像できる。しかし、決してそうとはいえない。使い方を間違えなければ、メールマガジンは有用な販促ツールだ。ともあれ私のようにメールマガジンをきっかけに購入に至る者もいるので、「東大出版会メールニュース」の担当者にはがんばって欲しい。もう一つ。11月の新刊ということは3ヶ月前の新刊だ。こういう紹介の仕方も悪くないと思う。今回は結果的に新刊案内が遅れただけだろうが、押しつけがましくない範囲で見落としている数ヶ月前の新刊をアピールするというのも一つの工夫かもしれない。
2004-02-18(Wed):大分県庁の「ホームページのリンクについて」をたまたまみつける。「リンクフリーの範囲は、(http://www.pref.oita.jp)トップページのみ」とのこと。大分はインターネットについて先進的な印象があっただけに残念なことだ。
2004-02-19(Thu):2004-02-17(Tue)に話題にした『ターミノロジー学の理論と応用 情報学・工学・図書館学』(岡谷大・尾関周二、東京大学出版会、4400円)だが、リンク先のAmazonでこの本につけられたレビューに目を通していたら、レビュワーに松林正己さん(図書館情報学)のお名前を発見。専門家によるこのような批評がオンライン書店で読めるとは……。あらためてAmazonには脱帽してしまう。
2004-02-20(Fri):「全授業教材を無料公開するMIT流オンライン教育の根拠」(CNET Japan、2004-02-13)。かねがね思っているので過去にも書いているだろうが、日本でMIT並みのことをやる大学は出てこないのだろうか。
2004-02-21(Sat):郵政総合研究所が今年度限りでサイトを閉鎖するらしい。この件については郵政総合研究所にメールで事情を照会し、やりとりをしている。サイト閉鎖は避けて欲しい。
2004-02-22(Sun):京都大学経済研究所金融工学研究センターのセンター長・刈屋武昭さんが退任するとのこと。このような場合、勤務先のサーバーで公開されている刈屋さんのサイトはどうなるのだろう。難しい話もあるのだろうが、せっかく公開したものがインターネットから消えてしまうことがないようにして欲しい。
2004-02-23(Mon):今年に入ってブログが目に見えて普及してきている。研究者のブログも増えている。どれくらい増えていくか、どのように発展していくか、楽しみなことだ。さて自分もブログを始めてみようか思案している方には、森山和道さんの「研究者の方々へ、ウェブ日記のすすめ」(本誌第041号、1999-10-06)を勧めたい。このエッセイを読んだのを機にブログを始めたり、サイトを開設した方は少なくないのだ。
2004-02-24(Tue):今度はブログのリストをつくりってみたいという気持ちがふつふつと。いや単にいろいろなものから逃避したいという欲求の現われなのだが……。
2004-02-25(Wed):宣伝めくが、いや明確に宣伝なのかもしれないが、本誌とはまったく別に情報ネットワーク法学会のメールマガジン「IN-Law Newsletter」の編集に携わっている。最近、部数が1000を超えたこともあり、掲載内容のさらなる充実に力を入れたい気分になってきた。本誌とは別にこれはこれでやりがいがあるのだ。
2004-02-26(Thu):永崎研宣さんの新著『文科系のための情報発信リテラシー』(東京電機大学出版局、2400円)を入手。類書とは一線を画すものと予想し、期待し、ページをめくり出す。
2004-02-27(Fri):『インターネットにおける行動と心理』(アダム N.ジョインソン著、三浦麻子訳、北大路書房、2800円)が刊行されたという。買わねば。
2004-02-28(Sat):「教室不要 ネット大学 文科省が設置基準緩和へ」(YOMIURI ON-LINE、2004-02-22)。記事に出てくる信州大学教授とは中村八束さんのことだろうか。
【誌名】ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)
【発行・編集】岡本 真("ACADEMIC RESOURCE GUIDE"編集部)
【号数/部数/発行日】185号/4337部/2004-02-28
【連絡先】 zd2m-okmt@asahi-net.or.jp
【URL】<http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/>