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"Ask not what the net can do for you-ask what you can do for the net."

ACADEMIC RESOURCE GUIDE

Science, Internet, Computer and ...


 ◆◆No.123(2002-02-22)

 ◇◇ノート - Science, Internet, Computer and ...

「『人々の網の目 - Web of People - 』について」

岡本真(本誌編集兼発行人)

 「人々の網の目 - Web of People - 」と題したこの試みは(注1)、インターネットにおける個人の学術的な発信を紹介すること、そして私なりの観点からそれらを評価していくことを目指している。ここでいう「個人の学術的な発信」とは、制度的な枠組みのなかに、端的にいえば大学や研究機関に籍を置く者の発信に限らない。社会的な立場や属性を問わず、学術的な意味を持つとみなされる発信に注目する。その際、発信者が本名を明かしているかどうかは問わない(注2)

 なにをもって学術的とするかは難しい。だが一つひとつの見解や意見が一定の根拠を持って示されているかどうかは常に意識したい。その上で、これまで学術的とされてきたものに注目したいし、学術的とされてこなかったものにも注目したい。プロフェッショナルとされている者の仕事に注目したいし、アマチュアとされている者の仕事にも注目したい(注3)。こう考えるのは、研究を職業とする者、しない者のいずれもがインターネットをどのように利用するかに、私自身の関心があるためだろう。

 さて、なぜいまこの試みかという疑問に答えておくことも必要だろう。やや長くなるがおつきあいいただきたい。

 個人が知的活動を行い、その成果を発信することの意味は小さくない。特にインターネットを用いてそうすることの意味は大きい。これまで私はそう考えてきた。そしてそのような知的活動とその成果の公開をいま以上に促進したいとも思ってきた。もちろん、いま現在でもインターネットには個人によって著述されたもの、編集されたものがひしめいている(注4)。だが、こうした知的活動の成果がもっと増えれば、そして成果を生む知的活動そのものがより活発になればと思う。こう思いながら、私はこの数年間をインターネットを中心に他者と関わりながら、自分の頭を使うように努め、ときにはその成果を - 恥らいつつも誇りを持って - 公開してきた。

 その末での一つの結論として、知的活動とその成果の公開を促進するには、発信者への相応の動機づけが重要だと考えるようになってきた。つまり知的活動を行い、その成果を発信することが、自分に、あるいは他者に何らかの形でプラスになっていると発信者本人が思えるようにならなければいけない。そのようなモチベーションは、多くの場合、他者からの評価によってもたらされる。とはいえ、他者の仕事を評価することは難しい。そもそも評価の種類も一様ではない。業績としての評価もあれば、社会的な評価もある。あるいはもっと私的な評価が意味を持つこともあるだろう。

 特に、研究内容に立ち入っての評価は容易ではない。外形的な評価をこえて、内在的な理解にもとづいた評価が求められるからだ。そこでは評価の対象を内在的に理解することが必要になる。そしてその理解を基本とした上での評価が求められる。当然、このような内在的な評価は楽なものではない。内容そのものの理解が求められる以上、誰しも内在的な評価をできる範囲は限られている(注5)。だが別の見方をすれば、一人ひとりが、その人なら評価できる分野、その人にしか評価できない分野を持っているともいえるだろう。

 そこで一つの提案をしたい。自分にしかできないことを見つけ、内在的な理解にもとづいた評価に取り組んでみてはどうだろう(注6)。そしてそれを公開してみてはどうだろう。一人ひとりによるそうした作業の積み重ねが、他者の知的活動をときに刺激し、ときに励まし、その成果の公開を促進していくのではないだろうか。

 その上でさらに一歩踏み出したい。あるいは脇道にそれてみたい。つまり内在的な評価ができると思える分野にとどまらず、関心のないものにあえて関心を持ちたい。あえて関心を持つことは私たちが生きていくうえで避けられないことだ。おおぎょうにいえば、私たちの暮らしは異質な他者との出会いの日々以外のなにものでもない。この日々は他者を理解しようと努めざるを得ない日々でもある。関心があろうとなかろうと、「他者を他在において理解すること」が求められる日々でもある。自らの殻に閉じこもることなく、関心の対象を広げていきたい。そしてこの試みをその一助としたい。「なぜこの試みか」という疑問に答えるならば、そういうことになる(注7)

 そう考えた末での試みであるため、構成にも工夫をしてみたつもりだ。たとえば、ここでは分野による分類はしていない。あくまで機械的な50音順での分類にとどめている。つまり便利さとは一線を画すつもりだ。利用される方には探し回ることに、他者と出会うことに手間をかけて欲しい。そしてできればその手間を楽しんで欲しい(注8)。そうすることによってこそ、無数の人と人とが、他者と他者とが確かにつながっている世界 −「人々の網の目 - Web of People - 」−を実感できるだろう。(2002-02-17記)

[注]

注1)この名称はTim Berners-Leeの『Webの創成 World Wide Webはいかにして生まれどこに向かうのか』(高橋徹監訳、毎日コミュニケーションズ、2001年)の第10章から拝借している。

注2)そもそも、公開されている氏名が本名であるかどうかは検証しにくい。本名の公開に形式的にこだわるよりは、自身の責任において発言し、ときには恥をかく覚悟があるかどうかを問題にすべきだと考える。この点については、黒木玄さんが「黒木のなんでも掲示板:利用上の注意」に掲げる「「匿名」による批判の禁止」<http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/Rules.html#anonymous>を参考にして欲しい。ただし職業的な研究者や研究者を志す大学院生には本名の公開をこころがけて欲しいとは思う。

注3)ここでは職業的な研究者であるか否かを基準にプロフェッショナルとアマチュアを区別することを意識しているわけではない。「されてきた」「されている」と表現したことに注意して欲しい。

注4)たとえば論文や翻訳、エッセイや日記は著述されたもの、目録や年表、データベースやリンク集といった編集されたものといえるだろう。

注5)このような作業は職業研究者に可能であって、一般市民には不可能であるとは思わない。そもそもそのような二分法でとらえられるべきではない。アマチュアを自認する側からすれば、プロフェッショナルにはなんらかのアドバンテージがあると思えるかもしれない。確かに制度的な支援体制には差があるだろう。だがそれは本質的な差ではない。精神主義に陥るつもりはないが、要は一定の時間と労力を費やそうとする決意の問題だと考える。

注6)ここで自分の立場や属性が「その人なら評価できる分野、その人にしか評価できない分野」を自動的に保障するわけではないことに注意したい。社会学の研究者であるからといって、社会学についての内在的な理解と評価が可能なわけではない。また企業社会に生きるサラリーマンであるからといって、企業社会についての内在的な理解と評価が可能なわけではない。

注7)ここにいたるまで大勢の方の影響を受けてきているが、特に野村一夫さんの次の著作の影響を挙げておきたい。野村一夫『インターネット市民スタイル 【知的作法編】』(論創社、1997年)

注8)将来的には楽しむためのささやかな「遊び」を技術的にも組み込むことを考えている。

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 ◇◇人々の網の目 - Science, Internet, Computer and ...

人々の網の目(第1回)

岡本真(本誌編集兼発行人)

相沢直樹さん(あいざわ・なおき/ロシア文学)
相沢研究室<
http://www-h.yamagata-u.ac.jp/~aizawa/>
公開日:1999-??-??
 朝、昼、夜、深夜と、アクセス時間に応じて挨拶と画像が変わるトップページがロシアの世界へと誘う。「山形大学で「ロシア」を学ぶ法」はもっぱら同大の学生向けだが、「夏休みのオススメ - 楽しく有意義に過ごすために -」と題された「Chef's Suggestion」は誰もが一冊は気になる本をみつけられそうなブックガイド。同じくここで公開されているエッセイも力作ぞろいだ。もう一つ、「マトリョーシカ」のコーナーで公開されている研究論文の存在に気がつきたい。「学術的厳密さよりも文章の面白さに留意した」という「時の息子たち」からは文学研究の醍醐味が十二分に伝わってくる。ツルゲーネフの『ルーヂン』を糸口に、プーシキンの『人生の荷馬車』とゲーテの『馭者クロノスに』とにうかがえる朝、昼、夕(夜)という時間のアレゴリー(寓喩)を読み解くさま、それはまさに物語りの世界の奥深さそのものであり、我々への誘いでもある。事実、一読後、ふとトップページの挨拶と画像が朝、昼、夕、夜ごとに姿を変えることも一つのアレゴリーかと深読みしたくなる自分がいるのだ。(2002-02-11記)

相野毅さん(あいの・つよし/幻想文学、フランス語)
めんぶりゅう<http://Axel.pd.saga-u.ac.jp/>
公開日:1996-??-??
 日本初のフランス語サイトとその日本語版をうたう「めんぶりゅう」を運営している。日本初を証明する術はないが、1996年には既に発信していた老舗サイト。タイトルは佐賀に伝わる踊り「面浮立」にちなむものだ。実用的なフランス語コンテンツと文学の研究成果を公開するサイトは、日仏両語が入り混じった構成となっている。QuickTimeを利用した「bonjour」の発音指導やテキスト中のアクサンを取り除く「dediacr」やテキスト中の文字の使用頻度を測る「wordfreq」といったMacintosh用ソフトウェアは、フランス語を学ぶ人にとっては有益だろう。
 ベルギーの詩人ジョルジュ・ローデンバックの小説『死都ブリュージュ』を題材にした「不可能な媒介を求めて 『死都ブリュージュ』(1892)の幻想性」など、「幻想性」をキーワードにした論文も公開されている。またフランス語による発信だが、ヴィリエ・ド・リラダン (Villiers de l'Isle-Adam) の『残酷物語』 (Contes cruels) などの電子テキスト群がひしめきあっている。
 外観以上に発信量が豊富だ。辞書と格闘しつつ楽しんで欲しい(2002-01-13記)。

浅野晃さん(あさの・あきら/画像情報科学、統計学)
浅野晃の公的ウェブページ<http://kuva.mis.hiroshima-u.ac.jp/~asano/home-j.html>
浅野晃の私的ウェブページ<http://village.infoweb.ne.jp/~rakko/>
公開日:不明
 公私両面を二つのサイトで公開している。オフィシャル版には日本語版、英語版に加え、フィンランド語版がある。これはフィンランド国立研究センターでの研究経験によるものか。私的ページにはさらなるフィンランド語の世界が広がっている。さて研究関係では「なぜ統計学を学ぶのか?」と題したイントロダクション用参考資料がまず目に飛び込んでくる。統計学の広がりと類型が伝わってくるこの資料を手始めに、これまでの講義録がまとまって公開されている。環境問題を題材にした「統計学で考える」や「画像数学」「統計データ解析」「統計学方法論」「情報統計学」など、教養、専門、大学院と各段階での充実した教育内容が伝わってくる。特に教養教育の講義録は関心を持ちやすい切り口が印象的だ。「教養の講義が一番難しい」。なぜなら「「教養」では、なぜこの料理を食べなければならないのかを説明して、スプーンを口にもっていって食べさせてやらないといけない」からだ(「大学の講義―教養・専門・大学院」(2001-06-19))。こう語る作者の苦心の跡がにじみ出ている。(2002-02-11記)

浅野千恵さん(あさの・ちえ/ジェンダー論、セクシュアリティ論、エンパワメント論)
浅野千恵のONLINE<http://www.hirojo-u.ac.jp/~asano/index3.htm>
公開日:2001-12-??
 「これまでに書いた文章を紹介・掲載」していくコーナーがメイン。過去の文章を公開する場合、補足や解説を附すものと、特になにも追加せず発表時のまま掲載するものとがある。ここは後者のスタイルだ。現在公開されているのは、拒食・過食といった摂食障害やダイエットを社会問題という視角で論じたエッセイが中心。論文も数本ある。しかしエッセイや論文そのものだけではなく、自身の言論姿勢を決意を込めて語った「はじめに」にも注目してほしい。特に「私自身も、そのような現実を知ることによって、怒りや恐怖、そして、無力感や絶望感を感じてきました。時間はかかりましたが、「おかしい」という意思表示を社会に向けて、あるいは信頼できる人に向かって発信できるようになってから、自分自身の力を取り戻してきたと感じています」という独白は、何よりも雄弁な解題であるだろう。
 なお、論文がdocファイルで公開されているのはいささかつらい。せっかくの公開であるだけに、より多くの人がアクセスしやすいhtmlファイルでの公開を望みたい。(2002-02-11記)

安達俊英さん(あだち・としひで/浄土宗)
報恩蔵<http://www.bukkyo-u.ac.jp/mmc01/adachi/>
公開日:不明
 法然上人の画像と報恩蔵というタイトル。仏教に造詣の深い人であれば、瞬時にサイトの内容を推測できるだろう。報恩蔵とは経蔵のこと。つまりここはウェッブ上の経蔵なのだ。4種の経典 -「大阿弥陀経」「無量清浄平等覚経」「大宝積経無量寿如来会」「大乗無量寿荘厳経」- が電子化されて収められている。かつて法然上人は報恩蔵に籠もって経典を読み解いたという。貴重な経典の持ち出しを避けたということか、あるいは籠もるという行為を重視したということか。さてウェッブ上の報恩蔵では経典をまとめてダウンロードすることになる。法然上人が感じたであろう厳粛さと引き換えに、我々は便利さを手に入れたということかもしれない。しかし、研究に役立つ資料であると同時に、信者にとっては貴重な教えでもある。自身の信仰の対象ではなくても、扱いには慎重でありたい。(2002-02-11記)

阿部勘一さん(あべ・かんいち/社会経済学、文化経済学)
Kan'ichi ABE Home Page<http://home.ccb.shukutoku.ac.jp/faculty/abek/>
公開日:不明
 情報社会、消費社会をキーワードに展開する研究活動の一端をうかがえる。残念ながら、リスト化されている過去の研究論文の多くは概要の紹介にとどまっているが、論文「インターネットにおける言論の諸問題 『東芝のアフターサービス』ホームページをめぐって」や「サイバースペースの陥穽と現代民主主義の言論」「情報財産業における組織と戦略」といった日本社会情報学会、日本社会学会での発表要旨集は全文を閲覧できる。ところで『ヨハン・シュトラウス』(小宮正安著、中央公論新社、2001年)など、音楽関係の書籍の書評が散見される。これは日本ポピュラー音楽学会や日本吹奏楽指導者協会に籍を置くという筆者らしい発信。『ブラスバンドの社会史』(青弓社、2001年)のような共著を持つだけあって、その活動の多彩さが伝わってくる。(2002-02-11記)

阿部卓也さん(あべ・たくや/外国語学習、ドイツ文学)
Takuya Abe's Net Presence<http://www-sba.kwansei.ac.jp/~t-abe/>
公開日:不明
 本来はドイツ現代文学、ヨーロッパ思想史が専門であるが、大学の講義ではドイツ語を担当している研究者による発信。特に学生向けに書かれた「大学生のための外国語学習法」と教師向けに書かれた「外国語学習の最初の段階について」は、学び教える言語を問わず有用だろう。「両者は表裏の関係にある」という筆者の注記があるだけに、教わる側、教える側といった立場にとらわれず両方に目を通すのがよさそうだ。
 さて発信者はドイツ文学者であり、劇作家であり、また映画監督でもある鬼才ペーター・ハントケ(Peter Handke)の訳者でもある。『反復』(Die Wiederholung)(同学社、1995年)がそれだ。ここでは同書の正誤表と訳者あとがきを公開している。邦訳が少なく、一般に紹介されることが少ない人物だけに、このような訳者の良心は嬉しいものだ。(2002-02-11記)
[注記]
ペーター・ハントケについては澤岡藩さんが詳しく紹介している。
<http://www.gifu-pu.ac.jp/shokai/member/sawaoka.htm>

天野徹さん(あまの・とおる/都市社会学、社会統計学、自治体行政)
天野研究室<http://moon.edogawa-u.ac.jp/>
公開日:不明
 江戸川大学での社会調査演習実習と自治体の施策情報の公開を評価したい。いずれもその先駆性においてだ。1996年度から学生の研究成果をウェッブ上で公開し、1997年にはそれまでの4年間を総括する「高等教育におけるマルチメディア環境活用の可能性について ―江戸川大学における四年間の実践をふまえて―」と題した一文を発表している。現在にとらわれず、当時への想像力を持って、この発信の重みを感じ取る必要があるだろう。新宿区都市マスタープランや防災カルテ、景観計画の公開も同様だ。トップページにある「但し書き」によれば、1996年10月28日時点でデータ数はこの1件のみ。その後の進展や拡大はない。しかし、この場合、その後がどうであったかよりも、そのときどうであったかに関心を持つべきだろう。いまほど自治体のサイトが充実していなかった当時、自治体の施策情報を電子化し、公開したその先見性と行動力から学べることは少なくない。(2002-02-11記)

新井京さん(あらい・きょう/戦争法)
国際法研究室<http://homepage1.nifty.com/arai_kyo/>
公開日:1999-??-??
 本人はPKOへの戦争法の適用や戦争の違法化と戦争法を専門としているが、サイトではタイトルが示すように広く国際法を扱っている。個人による発信としては相当な量になるのがオンライン条約集。国際機構、安全保障、軍縮、戦争法、海洋法など、分野別にわけて法、条約の電子テキストを公開している。国際法ニュースクリップにも注目したい。これは現時点での速報であると同時に過去の証言でもある。世界の構図が単純化され、カッコつきの現実がリーガルな思考を圧倒しかねない雰囲気が確かにある。こうした状況のなかで過去にさかのぼり、たとえばミロシェビッチ元大統領の逮捕(2000-04)やフジモリ元大統領の引渡し問題(2001-06)を当時の文脈のなかで読み直すことは決して無意味ではないだろう。その営みを助けるのは、即時性を意識したクリップであると同時に記録性を備えた、このようなスクラップだ。また見落とされがちかも知れないが、国際刑事裁判所カウントダウンにも留意したい。これは文字通り国際刑事裁判所の設置に関わる国際刑事裁判所規程の批准状況をモニターしているもの。各国の批准状況に応じて、変わる予想発効日をみると、国際法が極めてリアルなイシューであることを実感する。(2002-02-11記)

安道百合子さん(あんどう・ゆりこ/中世王朝物語)
<http://www.nijl.ac.jp/personal/ando/>
公開日:不明
 「源氏物語」のような王朝期の文学を理解するために、いまでいうレファレンスが古来から整えられてきた。ここで公開されている年立(としだて)や人物総覧もその一つ。題材は擬古物語最大の長編『夢の通ひ路物語』。作者によれば、この物語は一つの物語のなかに「権大納言系」「かざしの君系」という二つの物語系を盛り込むという独特の構成という。なるほど年立や人物総覧が必要とされるわけだ。先行研究を踏まえて作成された年立は、現在流布している3つのテキストのうち、影印本の古典研究会叢書版(汲古書院、1972年)に基づくもの。この古典研究会叢書版の影印本と、福武書店(『夢の通ひ路物語』、1975年)、笠間書院(『鎌倉時代物語集成』6、1993年)から出された活字本との主要テキスト対照表もある。(2002-02-11記)

[注記]

この内容はサイト「人々の網の目」<http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/wop/>としても公開されます。このサイトは随時更新し、新たに追加したデータは本誌に掲載していきます。

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 ◇◇一年前の本誌から - Science, Internet, Computer and ...

一年前の本誌から ―既掲載記事の紹介(第090号

羅針盤「電子仏典利用者メーリングリストへのご招待」(師茂樹)


 ◇◇イベントカレンダー - Science, Internet, Computer and ...

2002-02-23(Sat):全国患者図書サービス連絡会講演会「医学情報サービスと図書館」(於・浦安市立図書館)

2002-02-23(Sat):大学図書館問題研究会神奈川支部2月例会(於・鶴見大学図書館)

2002-2-25(Mon):第46回東京情報流通研究会(於・日本科学未来館)

2002-02-27(Wed):NIIシンポジウム「未来を拓く先端情報学」(於・学術総合センター)

2002-03-08(Fri):全国漢籍データベース協議会第2回総会(於・学術総合センター)

2002-03-09(Sat):文化遺産の高度メディアコンテンツ化のための自動化手法開発プロジェクト平成13年度成果報告会(於・東京大学生産技術研究所)

2002-03-09(Sat):大学図書館問題研究会神奈川支部3月例会(於・鶴見大学図書館)

2002-03-10(Sun)〜2002-03-11(Mon):日本図書館研究会第43回研究大会(於・立命館大学末川記念会館)

2002-03-15(Fri):立命館大学アート・リサーチセンター第5回プロジェクト研究発表会(於・立命館大学アート・リサーチセンター)

2002-03-20(Wed):第22回ディジタル図書館ワークショップ(於・図書館情報大学)

2002-03-22(Fri):京都大学大型計算機センター第69回研究セミナー「東洋学へのコンピュータ利用」(於・京都大学大型計算機センター)

2002-03-23(Sat):第17回「歴史研究と電算機利用ワークショップ」(於・法政大学市ヶ谷校舎)

2002-03-30(Sat):第111回三田図書館・情報学会月例研究会「デジタル・ライブラリアン講習会の成果と今後」(於・慶應義塾大学)

2002-03-31(Sun):漢字文献情報処理研究会2002年春期公開講座「漢字文献データベース最前線」(於・慶應義塾大学)

2002-04-18(Thu)〜2002-4-21(Sun):東京国際ブックフェア2002(於・東京ビッグサイト)

2002-04-27(Sat):SHIPプロジェクト・サイバー法研究会・法情報学研究会第5回共同シンポジウム(於・明治大学駿河台校舎)

2002-05-11(Sat):情報メディア学会第1回研究大会(於・日本科学未来館)

2002-05-17(Fri):人工知能学会第35回知的教育システム研究会「メタ認知を促進支援する学習システム/一般」(於・電気通信大学)

2002-05-18(Sat):日本図書館情報学会春季研究集会(於・同志社大学今出川キャンパス)

2002-05-31(Fri):第53回人文科学とコンピュータ研究会(於・福井大学)

2002-05-31(Fri)〜2002-06-01(Sat):2002年度記録管理学会研究大会「イノベーションとしての記録管理」(於・中央大学駿河台記念会館)

2002-06-08(Sat):アート・ドキュメンテーション研究会第37回研究会(於・東京芸術大学)

2002-06-08(Sat):第11回大図研オープンカレッジ「"What's SPARC!?" 学術コミュニケーションの新たな潮流」(於・日本図書館協会会館)

2002-06-13(Thu)〜2002-06-14日(Fri):専門図書館協議会全国研究集会「50年 新たなる知的創造への挑戦」(於・日本教育会館)

2002-06-15(Sat):三田図書館・情報学会第112回月例会(於・慶應義塾大学三田キャンパス)

2002-06-19(Wed)〜2002-06-21(Fri):画像電子学会第30回年次大会創立30周年記念コンファレンス「画像電子ミュージアム2002」(於・早稲田大学)

2002-06-22(Sat):CIEC第32回研究会「インターネットによる遠隔講義 未来志向への魅力と課題」(於・早稲田大学)

2002-06-24(Mon):東大情報理工・マイクロソフト共催シンポジウム「Bridging People and Society - 人と社会をつなぐ情報環境」(於・東京大学大講堂)

2002-06-27(Thu):第2回GSICシンポジウム「MIT OpenCourseWareと高等教育のグローバル化」(於・東京工業大学大岡山キャンパス)

2002-06-28(Fri):INFOSTAシンポジウム2002「インフォプロからの情報発信」(於・総評会館)

2002-07-05(Fri):情報処理学会「コンピュータと教育」研究会第065回研究発表会(於・豊橋技術科学大学)

2002-07-06(Sat):大学図書館問題研究会・京都ワンディセミナー「大学図書館における電子的情報の利用と提供」(於・京都アスニー)

2002-07-06(Sat)〜2002-07-07(Sun):第19回医学情報サービス研究大会(於・静岡県立大学短期大学部)

2002-07-13(Sat):鹿児島大学法文学部シンポジウム「新たな法学教育におけるリーガルリサーチ」(於・鹿児島大学法文学部)

2002-07-16(Tue)〜2002-07-18(Thu):パピヨン会議(於・国立情報学研究所)

2002-07-19(Fri):第47回TOPIC例会「情報源と情報サービス」「NDLとJSTにおける全文の入手」(於・科学技術振興事業団東京本部)

2002-07-25(Thu):国立情報学研究所オープンハウス(於・国立情報学研究所)

2002-07-26(Fri):第55回「人文科学とコンピュータ」研究会(於・群馬県立女子大学)

2002-07-27(Sat):大図研神奈川支部7月例会・支部総会「本と教育の将来を考える」(於・鶴見大学図書館)

2002-07-27(Sat):情報ネットワーク法学会設立総会・第1回研究大会(於・明治大学駿河台校舎リバティタワー)

2002-08-02(Fri):コピーライトメーリングリスト第2回メンバーズセミナー「文献複写問題 何が問題なのか」(於・ニュー新橋ビル会議室)

2002-08-06(Tue)〜2002-08-08(Thu):2002PCカンファレンス(於・早稲田大学)


 ◇◇新刊紹介 - Science, Internet, Computer and ...

『中国出版文化史 書物世界と知の風景』(井上進著、名古屋大学出版会、4800円)

『文部科学白書 平成13年度』(文部科学省編、財務省印刷局、2400円)

『助成団体要覧 民間助成金ガイド 2002』(助成財団センター編集、助成財団センター、ワールドプランニング(発売)、7429円)

インターネットやコンピュータの学術利用に関する書籍、雑誌、論文等の新着情報を掲載します。ご希望の方は正確な書誌情報をお知らせください。ただし、お寄せいただいた情報が必ずしも掲載されるわけではありません。


 ◇◇サイト更新情報 - Science, Internet, Computer and ...

特になし。


 ◇◇編集日誌 - Science, Internet, Computer and ...

2002-02-06(Wed):国際協力事業団(JICA)が発行する「JICAメールマガジン」の読者アンケート集計結果。こういう調査ではあまり参考にはならないような。

2002-02-07(Thu):日本労働研究機構(JIL)による外国企業等への英文労働情報提供サイト「Labor Information in Japan」

2002-02-08(Fri):「新書「ブルーバックス」創刊40年 科学技術の変遷から社会の動きも見える」(東京新聞)。

2002-02-09(Sat):「シンクタンクの動向2002」(総合研究開発機構)。

2002-02-10(Sun):後藤雄介「テロを断固批判すると同時に、報復措置も断固拒否する」

2002-02-11(Mon):阿部卓也さんの「Takuya Abe's Net Presence」では、欧語文献管理+研究ノート用データベースのファイルメーカー・テンプレートなどが公開されている。以前も書いたが、学術版「窓の杜」があればいいな、と。

2002-02-12(Tue):三菱電機が「高性能並列情報検索システム」を開発。

2002-02-13(Wed):衆議院憲法調査会。日本国憲法制定時の会議録を公開。

2002-02-14(Thu):民事再生法の適用を申請という柴田書店だが、柴田書店名著復刻図書館はうれしい取り組み。継続を期待。

2002-02-15(Fri):新曜社のサイトに「著者エッセイ」コーナーがオープン。

2002-02-16(Sat):二村一夫「社会政策学会サイト開設5周年」。学会サイトの運営方法を考える方は必読。私は委員会方式より個人の請負方式を支持したい。

2002-02-17(Sun):「今後の国立情報学研究所のサービスの概要−国立情報学研究所と科学技術振興事業団との情報関係事業の連携・協力の調整結果−」。かなり具体的な計画が進んでいるようだが、パブリックコメントのようなことはしないのだろうか?

2002-02-18(Mon):多言語対応日本語読解学習支援システム「あすなろ」

2002-02-19(Tue):プロジェクトノンセンス。初代・検索の鉄人関裕司さんの新企画。関さんの「きになるWeb」「b-clip」をご存じない方はこの際にぜひアクセスを。

2002-02-20(Wed):昨年末に閉館した住民図書館だが、残務処理を行う住民図書館解散事務局の継続期間はサイトも継続とのこと。一年間といわず、サイトだけは記録として残し続けてほしいものだ。なお、住民図書館の蔵書は埼玉大学共生社会研究センターに移っている。「資料収集で市民運動支え25年お疲れさま「住民図書館」」(東京新聞)。

2002-02-21(Thu):湯浅俊彦「デジタル時代の出版メディア・考」。毎週連載。湯浅さんには『デジタル時代の出版メディア』(ポット出版、2000年)などの著書がある。

2002-02-22(Fri):発行がだいぶ遅れました。次号は予定通り3月5日に発行の予定です。


 ◇◇奥付 - Science, Internet, Computer and ...

【誌名】ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)

【発行・編集】岡本 真("ACADEMIC RESOURCE GUIDE"編集部)

【号数/部数/発行日】123号/4840部/2002-02-22

【連絡先】 zd2m-okmt@asahi-net.or.jp

【URL】<http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/>


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