小塩山のカタクリ
2004年4月10(土) 晴れ
春日町バス停---大原野神社---小塩山---金蔵寺---春日バス停



好天の休日、家事も少々気になるところだが、「まっいっかー」と言うことで友人とカタクリの花を
見に行くことに。
昨年は、曇天のために、カタクリの花も寂しげな開花であったので、今日は楽しみ。
前夜、山仲間のメーリングリストに大阪(梅田)を8時46分発の快速急行に乗車予定です。
と一応知らせておいた。
当日の朝、コンビニで友人と食料を調達して大阪駅へ。
友人:「JRちがうの?」
私:「阪急やで」・・・・・・・
阪急電鉄の駅には、タイミングよく既に電車が待機している。
高槻市で乗り換えて東向日駅で降車の予定。
2人掛け座席に座って、この電車、高槻に停まるのだろうか?とふと不安がよぎる。
友人が「長岡天神で乗り換えてもいいんと違う?・・・・・」
快調に電車は進み、あっという間に高槻につき、電車は再び進行し車内アナウンスが「次は桂」
二人:「えー!」
「これ特急やん!」という訳で、やっと気づいたのであります。
どうしょう?って今さらどうにもならないわけで、桂で降りてUターンするしかない。
幸いな事に東向日へは2駅。
バスには間に合わないかもしれないけど二人だけだから、まぁいいか。
そんな時に携帯に電話が。
「HAMAさん?今どこに居るの?」とmilionさんからの電話
「うっそー!」
昨夜のメーリングリストの計画を見て、来られたみたい。
「あ・あのぉ〜〜〜 電車間違えて乗って乗り過ごしたんです」
「桂から戻りますがバスには間にあわないかも・・・」
「いいよ、東向日で待ってるわ」とmilionさん。
「参ったなぁ〜」桂で降りて、大急ぎでUターン。
ラッキー!まだバスの発車前。
ということで、無事に3人での花旅がスタートしました。
1時間に1本だけの春日町行きバスは、このシーズンだけはハイカーで満員。
春日町バス停で降りて、まずは、朝獲れの筍を買い置きしておくことに。
昨年の記憶を辿りながら、大原野神社を過ぎ登山道へ向うが、とっつきが判らなく、今年もやはり
同じところで間違えましたが、ほどなく登山道へ。
昨年は、登山道には程遠い竹やぶの急登だったのだが、本来のルートは、別にあったようで、整備
された歩き易い道を進みます。
登山道脇には、可憐なスミレがいっぱい。
よ〜〜く見ると、標高によって、花びらの色が違うみたい。
山頂手前の鉄塔近くで、昼食。
今日はコンビニ弁当とスープ。コンロで湯を沸かし、とりあえず、ビールで喉を潤すことに。
「ガチャン」とコンロの上のコッフェルが滑り、せっかく沸かしたお湯がこぼれてしまう。
今日は朝から失敗の連続(-_-;)
まぁー弁当があるからいいでしょう。
お腹も膨れたところで、いよいよ、カタクリ見学。
林道から、カタクリの群生地への谷筋を下っていくとまもなく斜面一面にカタクリの独特な葉が
目につきます。
今年はまだ早いみたい。それでも、あちこちに花の姿が。
立ち止まって3人それぞれ、好みのカタクリを写真に納める。
晴天でピンと反り返ったカタクリがやはりいいなぁ〜
milionさんは、5分位に反り返ったのが良いと言う友人と、「え〜?そんなんおかしいわ」
「なんでよ?」と何度も、milionさんが、「これはどう?」と好みの花を示すが、
「駄目やん、感性が違うんやね」とワイワイと品評をしながら、4箇所のポイントのカタクリを
見ながら歩く。
カタクリの側にはこれまた可愛いカタバミや名前の知らない花も出現。
昨年見た突然変異の白いカタクリは、まだ蕾。
金蔵寺のしだれ桜の前で記念写真を。
今日も、西山の自然を守る会のボランティアの方が沢山、見まわりをされていた。
皆さん年配の方ばかり。
「ご苦労様」と声をかけて、下山にかかる。
下山は金蔵寺の枝垂桜を見て自然観察路を通り、東海自然歩道の喉かな風景の中を春日町
バス停へ。
バスの出発までは40分ほどある。即刻、近くの店に入り、冷たいビールで喉を潤し、ちょっと
ほろ酔い気分で帰宅しました。
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