大峰 伯母谷覗きから大普賢へ
2005年7月17日 晴れ
上谷登山口---上谷分岐---伯母谷覗き---阿弥陀が森---小普賢岳(明王ヶ岳)---大普賢岳--和佐又スキー場


梅雨明け前の目まぐるしく変化する天気予報に、山行の計画も立てられないまま週末3連休に。
当初の予報とは変わり好天の兆しのようだ。
初日、自宅の近場で軽くウォーミングアップ。
とは言え、平均気温が30℃を超えるこの時期なので、暑いのなんの・・・
1時間も歩けばぐったりだ。
翌日もまずまずの天気のようだ。
前日、山仲間の郭公さんに夏のアルプス山行前に足慣らしにお付き合い頂くことに。
偶然にも、数分違いでピッケル君からもお誘いがあったような・・・
1.2の候補地の中から、大峰の伯母谷覗きから大普賢岳への縦走と決まる。
メンバーは郭公さん、ピッケル君と3人。
2台の車で、一台を下山地の和佐又山ヒュッテにデポし、登山地の上谷へ移動。




9時10分 出発。
いきなりの急登でスタートだ。
事前に入手した山行情報ではこの急登は30分程のようだ。

9時30分
暑くてきつい感はあるが、それでも、予想以上ではなく峠に到着。休憩。





その後はしばらく緩やかな登りが続く。






少しづつ標高もあがり大峰の原生林に変化。ガレの谷筋を注意しながら前進していく。




あまりの暑さに500mlのスポーツドリンクを飲みほす。
谷筋に出るが、水は枯れ気味のようだ。


それでもさらにガレ場を上がっていくと、水の流れる音がする沢に。



12時00 水場着
水を汲む仲間に空になったボトルに水を補給してもらう。
持参の500mlとこの水500mlを確保。
稜線にでると、いよいよ大峰の風情。
12時15分。快適な奥駆道を詰めていくと、今日のポイント、伯母谷覗きに到着。
下を覗けば目が眩むような絶壁。
どんなところなんだろう?と前から気になっていたところだったので、運良く、来ることができ
本当に嬉しい。
とはいうものの絶壁の側には、恐ろしくて近づけないなぁ〜
ここで昼食。


ピッケル君もっと絶壁の側へ寄って! 押すな!と郭公さんが・・・




目指す大普賢岳が目の前に。
いつも眺める和佐又方面からとは、また違う大普賢。
しかし、まだまだ遠いなぁ〜



昼食を終え、気持ちの良い阿弥陀が森への奥駈け道歩き。
春には一面緑の海のバイケイソウが白い花をつけている。

13時10分
山上ヶ岳方面への女人結界門を横目に大普賢岳へ足を進める






一旦鞍部まで下り、登り返したところが小普賢岳のピーク。
大普賢岳へは、もうひと登りだ。




13時50分 小普賢岳(明王ヶ岳)着





14時20分 大普賢岳山頂。
弥山方面の山頂辺りには少しガスがかかっているが、山容は充分展望できる。


記念写真を撮って和佐又へ下山。




4年ぶりの大普賢だが、登山道は、随分と整備され、梯子段もりっぱになっている。
危険個所には鎖が随分増えているようだ。
シーズン中の大普賢岳は、やはりメジャーな山なのだろう。
久しぶりのロングコース歩きで、下山時で持病の右足が痛みだす。
負担にならないように、ゆっくりと足を下しながら、マイペースで下る。

1ヒメシャラの原生林を過ぎ、和佐又スキー場に下山。
本日の歩行、休憩含め8時間弱。
ヒュッテ前で少し休憩し、登山口の車を回収し帰宅する。

ご一緒頂きました郭公さん、ピッケルさん、ありがとうございました。
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