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今年も待ちにまった夏山。メンバーは5名 山行1日目は大阪を早朝出発し、中央線の信濃大町経由で扇沢の登山口に到着。 |
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装備を点検し12時30分登山開始。 登山道の柏原新道は良く整備されていて、体力さえあれば、私達でも安心して登れるコースです。 とはいえ、いきなりの急登は辛い。通称「モミジ坂」という。 マップに急登の終りには休憩ポイントのベンチがあるとあった。 心の中で「ベンチはまだかいな」とつぶやく。次のポイントはケルンである。 こんな調子で目標を確認しながら登る。 本日の宿泊予定の種池山荘前の急登りには顎が出そうでしたが、リーダーの上手い先導で予定より 15分も早い到着。登山口より約4時間。標高2400m。 新築された山小屋は個室もあり、すし詰め状況もなくメンバーだけで過ごせるといった快適さ。 早い夕食をとり、談話室で他のパーティの人たちと談笑したりとゆったりとした時間を過ごす。 8時30分消灯前を宿泊登山の楽しみの一つでもあるワインを飲みながらの山談義。 あっという間に消灯の時間。いつもながら、寝つきが悪く、寝返りの連続の浅い眠りにつく。 |
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![]() 2日目、4時15分起床。 冬のオリオン座が見えるとの言葉に飛び出す。外は寒い。 雲海の向うに針ノ木岳が雪渓を抱いて美しい。 |
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朝食を終え5時30分出発。 爺ヶ岳南峰(標高2669m)を越え2時間30分で冷池山荘に到着。 一息入れ、鹿島槍を目指す。 しばらく歩くと稜線に出る。 稜線上からは北アルプスの名だたる山々が手の届く位置で姿を現してくれる。 |
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![]() 立山の横にはノコギリの刃のような剣岳の勇姿が凄い迫力で魅力的。 |
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![]() 穂高連峰は相変わらず美しい。なんと遥か遠くに富士山が見える! 足元には可憐な高山植物と見るものがいっぱいで不思議と疲れを感じる事がない。 |
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![]() アルプスの展望を楽しみながら爺ヶ岳中峰から布引岳へとアップダウンを繰り返しながら2時間30分の 歩行で鹿島槍ヶ岳最高峰の南峰(標高2889m)の三角点を踏む。 山頂で温かいニュウ麺を調理しお腹を満足させ、吊尾根で連なっている双耳峰の鹿島槍ヶ岳北峰 (標高2842m)へ向う。 |
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南峰とは打って変ってガレ場の連続。ヒャー怖いよ〜〜! 2倍近くも時間をかけて無事制覇ヽ(^。^)ノ 天候は下り坂に向っているようで、既に雲とガスで山頂からは何も見えない。 ![]() 早々に引き返す。帰路雪渓の上を歩く。今年は雪も少なく雪渓もスケールは小さかった。 冷池山荘で山小屋での最後の夜を惜しむように楽しむ。 |
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3日目は昨夜からの激しい雨で始まる。 小屋での気象情報を確認しながら、雨の中下山する。 稜線での雨、風は厳しく前傾姿勢でパーティ間隔を開けないように歩く。 時折雷も鳴っている。流石に雷は怖い。ヒャッとしながらも種池山荘に着き、小屋に一時避難をする。 10時前、昼食には少々早いが、この調子では、あとの行程で昼食を作ることは難しいと判断し早めの 昼食を摂る。 10時30分種池山荘を出発。 この頃から雨も止み滑る足元に注意をはらいながら登山口の扇沢へと長い長い下山。 |
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扇沢は黒四ダムへの観光基地でもあり、リュックを駅のロッカーに預け私たちも見学![]() 夕刻大町温泉郷につき、たっぷりと温泉に浸かり、畳の上でゆったりと寝床につく。 公営の薬師の湯は大小の露天風呂などもあり入浴料も安く北アルプス登山客に大変人気がある。 翌日は気分も新たに安曇野の「ちひろ美術館」に立ち寄り、午後の電車で帰阪。 あっという間の4日間でしたが、心も身体も大いにリフレッシュできまし |
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