鈴鹿山系 日本コバ(山頂踏めず)

2001年1月20日〜21日

今回は夫の職場のワンゲル部「よれよれ登山隊」の初登りに 参加させて頂きました。
「よれよれ」とは、名ばかりで、大違いの山岳経験抱負なキャリア陣です。
メンバーの共通するところは 山を愛するのと同じくらい お酒を愛する登山隊だということです。
何度か軽登山に参加させてもらっていますが、大きなリュックには必ずお酒が…
         (もちろん可能な山行時でに飲酒ですが・・・)
鈴鹿、比良などがホームグランドで、
今回も滋賀県東部の鈴鹿山系で 新年会をかねた登山となったわけです。
日本コバのコバとは憩いの場、または木場とか焼畑を意味するとのこと
                       (奥村光信氏山行記録地図より)

ちょっと拡大してみました
21世紀の初めから 日本海側では15年ぶりの大雪に見舞われ、特に、大寒の1月20日は、悪天候で、登山口へ向かう近江八幡市内から、パラパラと雪が落ちてきました。
永源寺ちかくでは既に積雪が5cm。
登山の身支度を整え、スタート。
沢を渡る岩や丸木にも雪が積もり滑りそう。雪の被った岩でメンバーの一人が足を踏み外しましたが、幸い怪我もなく登山靴が浸水しただけですみました。
とはいえ、凍てついた川の水ですから冷たいだろうと思います。
目の前で、この光景をみた私は、緊張で足が竦みそうでしたが、慎重に足を運び 無事にクリアー(ホッ!)
  標高が上がるにつれ、雪はひどくなってきます。
  2度目の沢を渡る手前で、足場を探っていた先頭の前に カモシカの子供が飛び出 してきました。
  水を飲みに来ていたのでしょうか?
  私たちの声に驚いたのか、慌てて走って逃げました。

  あまり人の入らない山なのでしょうか、夏道とは一変した冬の雪道に、道を見失う場面もありました。
  
  雪の中で遅い昼食。
  13時30分。
  雪は一向に止む気配がなく、今回は残念ながら山頂を踏むことなく下山にかかりま した。
来た道の足跡は雪ですっかり消えてました。
下山口に駐車してあった車も雪で真っ白。
雪道の装備でない2台の車を動かせるのが、また大変で車のお尻を押す場面もありま したが、何とか宿泊予定の【愛郷の里】に着きました。
りっぱなログハウスは、エアコン、バス、トイレ、キッチンまで完備されており 、普段の イメージの山小屋とは大違いでした。
重い寝袋を出す必要もありませんでした。
もっとも、【愛郷の里】も積雪で水道が凍って水が使えないなど、アクシデントもありましたが、新年会に影響を及ぼすものでもなく、貸し切り状態のログハ ウスで 深夜まで、楽しい宴が続いてました。
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