鈴鹿山系:藤原岳(標高1130m)
【日 程】1996.5.4
【コース】裏道コース〜表道コース 西藤原---聖宝寺---八合目---藤原岳---八合目---大貝戸---西藤原

カルスト地形の鈴鹿山系の藤原岳へは大阪より近鉄大阪線の冨田より三岐鉄道の西藤原駅が基点となる。
大阪より基点の西藤原まで3時間弱電車で少々疲れるが一度は登ってみたい山でもあり早朝、眠い目を擦りながら出発する。
冨田からの三岐鉄道は単線の長閑な鉄道である。9時30分西藤原駅に到着。
聖宝寺までは閑静な民家の中を歩く。聖宝寺の裏手からが藤原岳への登山口である。
登山道には一合目、二合目といった標識が建てられており、コースを外れる心配はない。
カタクリの花が群生しているとの情報で登った藤原岳は低山とは思えないほど、沢山の花があるのに感激。
ニリンソウ、カタバミ、福寿草、ヤマブキ、シャガ他。期待のカタクリは8合目から9合目にかけて群生している。
あまりに楚々としていて、じっくり地面を見つめないと発見できない。
4月の後半が開花のシーズンでもあり、この日はピークを過ぎたカタクリとの対面となった。
花を楽しみながら、山頂までのジグザグの急登を経て非難小屋に到着。
山頂へはここから笹の中を越えていく。
無人の藤原山荘(非難小屋)前で昼食を済ませ八合目まで下る。ここからは表道コースの大貝戸へ下る。
登山道は、よく整備されており歩き易い。
約1.5時間で下山する。

カタクリ

福寿草

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