雪と紅葉の霊仙山 -今畑から西南尾根を歩く- ![]() |
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【日 程】 11月10日(日) 晴れ時々曇り 【コース】 今畑登山口(9:25)―笹峠(10:50)―近江展望台(12:00)―(13:10)昼食(14:15)―南霊岳(14:30)―最高点(14:40) ―霊山岳(14:55)―経塚山(15:15)―お虎ガ池(15:35)―汗フキ峠(16:45)―(17:30)登山口 *** 同行のRINちゃんのレポートより*** |
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同行の方のHPでも、記録をご覧いただけます。ご訪問くださいませ Panaさんのページ 郭公さんのページ RINちゃんのページ |
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鈴鹿に詳しいpanaさんの案内で、西南尾根から霊仙山に登ることにする。 異常気象で10月末から、近畿の山でも雪が落ちていた。 1週間前の11月3日に歩いた御在所でも積雪があったのでおそらく雪だろう予測し、冬装備ででかける。 郭公さんの迎えの車で百さん、モリ姉さんの4名で一路彦根を目指す。 彦根でどんかっちょさん、春風さんをピックアップ。 9時30分 登山口の今畑でpanaさんグループ、THORUさんRINちゃんグループの総勢13名のパーティで出発。 |
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![]() 西南尾根 |
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登山口から既に雪景色。 雪で滑りやすい樹林帯の急登が続く。多人数でもあり、スローダウンのペースで笹峠に着。 雪は益々深くなり新雪の中で、ルートを探しながらの歩行は大変だ。 単独の若い青年がラッセルしながら進んでいる。 何度も霊仙を歩いているようだがそれでも雪でルートを見失っているようだ。 彼に代わり、私たちのメンバーもラッセルを交代しながら尾根を目指す。 前人者の踏み跡を歩いていても、時々、ズボッと膝まで雪の中に足がとられる。 稜線は、雲間から青空も見え、風もなく、穏やかで御池岳から藤原岳が大きな姿で迎えてくれる。 |
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山頂 |
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歩いてきた稜線前方には霊仙山のピークが見える。あと少しだ。 時計を見ると既に13時。雪に覆われた笹の上で昼食にする。 panaさんが前日より準備して下さった中華風鍋は具沢山で最高に美味しい。 そして冷えた身体全体ににしみわたるようだ。 おでんまで用意して下さっている。 春風さんの持参の日本酒だけは、これからの歩行を考えご遠慮。 ウィスキーのお湯割とpanaさん自家製のナナカマド酒を少しだけ頂戴する。 RINちゃんの作ってくれた最中メチャ美味しい。どこのか聞くのを忘れたなぁ〜 お腹も一杯になったところで、霊仙山のピークへ出発。 ピークは最高点と峰と、三角点のある峰と2箇所。 青空の下で真っ白な雪が眩しいくらい。 目の前に広がる伊吹山もすっかり雪化粧。生憎の雲で頭だけは隠れてしまっている。 15時 ゆっくり楽しんでいる余裕はない 急いで下山にかかる。 |
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![]() 伊吹山 |
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雪で、ツルツル滑る。アイゼンを装着しようか迷うが、時折岩のガレも出現しており歩きにくそう。 お虎ケ池も、凍っている。 晴れて一気に気温があがって、登山道は雪がとけ出し、泥アイスシャーベット状だ。 うっかり滑って転んだりしたら大変だ。 |
マユミの木 |
雪がついている急なロープの斜面では、仲間たちの何人かが、滑ってしまったようだ。 汗吹峠の手前で、沈みかけた太陽に輝く樹木がとても綺麗。 雪の上には落ちたばかりの色鮮やかな葉が白い画板に描いたように美しい。 |
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汗吹峠は醒ケ井方面と落合への分岐で、今回は落合への初下山。 樹林帯の中は太陽も沈み、薄暗い。 ランプを出そうかどうしょうかと迷いながら、慎重に谷筋の狭い道を通過していく。 空を見上げると三日月が・・・ |
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暗闇の中17時15分ひっそりとした廃村(?)の集落へ着。 全員が無事下山したことを確認し駐車してある今畑までの林道を戻る。 帰り支度を整え、またの再会を約束し、夫々の岐路へ向け出発。 郭公さんの車に便乗させて頂いたおかげで、自宅近くまで車という贅沢な山行、本当にお世話になりました。 そして、何よりも、車という手段がないと、なかなか歩けない、西南尾根からの霊仙に案内してくださった、panaさんに感謝!感謝!です。 |
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