弥山・八経岳〜狼平へ  天女の舞「オオヤマレンゲ」を訪ねて
2001年7月7日〜8日
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数日前よりチェックの天気予報では、雨時々曇り。晴れマークは見られず。

7月の初めというと梅雨真っ只中でもあり、この時期にしか開花しないオオヤマレンゲを
観るのは、週末休みしか山行が可能でない私にはなかなか機会が訪れないのである。

案の定、前日は雨。日中止んでいたのに夜はまた雨。
ザックに装備を詰めながら、山offのページをチェックするが、格別、中止にするといった
情報はなし。
どうやら雨の中での山行となりそうだな…
すぐに取り出せるようにザックの上部に雨具を詰める。

当日(7日)、5時に起床、まず空を確認。降ってない!
しかも明るいではないの!快晴とは言えないが、時々晴れ間の見える曇り空。
DOPPOさんの迎えの車にモリザネさんと便乗させてもらい翌日の下山地になっている天川役場
前に向かう。

大外れの天気予報も今回だけは、逆に感謝。
途中、食料や親睦会用のアルコールを仕入れる。これだけは忘れてはならない装備(^^

待ち合わせ場所には、円ちゃん、郭公さん、Milionさん、どんかっちょさん、虎さん、
安芸ちゃん、雪ちゃんが既に集合。
普段からネットミーティングをやっているものだから、皆ツーカーの親しさ。

デポ車を2台キープし、3台の車で登山口のトンネル西口へ。

9時20分、出発。
大峰のルートハンティング者(^_-)DOPPOさんの
案内で、メインルートとは違うコースを攻める。
初めてこの山に登った時には、いきなりの標高
400mの急登に泣かされたものであるが、
今回の道も決して甘くはないが、歩き易い登山
道で、ゆっくりペースで歩いて下さったおかげ
で格別苦労も感じないで歩くことができた。

とにかく陽気なメンバーで、休憩となると話し
に花が咲き、コースタイムをメモっていたが、
途中で止めることにする。

13時すぎ、弥山山頂へ着。
持参のビールで軽く乾杯し昼食をとる。

1時間のロング休憩後、空身で八経ケ岳へ
向かう。
憧れのオオヤマレンゲに再会である。
今週が開花のピークといった感じ。

奇麗!
苦労して登ってきて良かったと心から思え
る一瞬でもある。

まだ蕾も残っている。
翌週登る予定の廣さん久美さんにも間にあい
そうだな…

八経ケ岳を往復し、また重いザックを担ぐ。

今日の宿泊地である狼平へ下る。
弥山より約1時間で狼平へ着。

一昨年の秋、このコースを歩いた時には
工事中であった狼平非難小屋は、丸木の
しっかりした小屋になっていた。

小屋の周囲でテントを設営。
郭公さんのテントを私とモリザネさんに提供して頂く。
テントの設営も終わり、一個所に纏まり夫々の夕食準備にかかる。
レトルトのカレー、おでん、パスタ、炊き込みごはん、やきそば、サラダ他に酒のあて
と、とにかく凄い!とりわけ、安芸ちゃん雪ちゃんのグルメ料理は感動もの。

円ちゃんのパスタも美味しかったな。
山の中でマッシュポテトをご馳走になるなんて…ありがとう!安芸ちゃん
食事もさることながら、アルコールも色々。
ビール、ウィスキー、焼酎、ワイン…・

8時、すべて食べ、飲みほした後、モリザネさん、郭公さん、虎さん、
どんかっちょさんが早々にテントへひきあげる。
残ったメンバーで小屋前の河原で、薪を炊く。が、しかし、湿った薪には火がつかず、
しかも場を盛り上げるアルコールもないというのに、1時間近く、訳のわからない
キャンプファイアを囲む(これって変ですよねー)

9時過ぎ、テントへ戻る。モリザネさんは、既に夢の中。
シュラフに潜り、あっという間に私も夢の中へ…

翌朝(8日)4時30分、テントが明るくなって
きて目覚める。朝日が昇りはじめている。

沢の水でcoffeeを沸かす。美味しい。

5時過ぎ、朝食にかかる

7時前だったかな?朝立ちの香田さんが到着。
しばらく歓談した後、帰り支度をし、香田さん
推奨の秘密の沐浴場へ(笑)案内してもらうため
沢をのぼる。

この場所は沢歩きの人以外登山者も入ってこな
いのだろう。

オオヤマレンゲを横目に、この沢で香田さん
は一人水浴びを楽しむのだそうだが、気持ち
いいだろうなー

散策も終え、いよいよ天川への長い長い下り
へ出発。

原生林のこのルートは、とっても素晴らしい。
何度も立ち止まりながら、森林浴を楽しむ

。栃尾辻で、昼食。

ここから2時間で天川へ。

俊敏なパワーの香田さんとDOPPOさんが栃尾辻コースへ下山。

残ったメンバーは2時過ぎ、下山地の天川へ着。

デポ車の回収を待ち、お決まりのように天川温泉で汗を流す。

温泉でさっぱりし、しばらく休憩した後、名残は尽きないが、
次回の山行を約束しここで解散することにした。


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