紅葉の観音峰(標高1348M)
2004年11月3 晴れ
観音峰登山口---漢音平---三峰---三角点---法力峠---洞川

   

大峰の山を案内して欲しいと職場の人の言葉に、秋の観音峰から法力峠を計画した。
前々日、4人の予定が2人に変更になったが、しいのみさんは昔、山岳部に所属しておられた方だしとういことで、天気も良いし2人で行くことにする。
アルプスなどの山へは良く歩いて居られたようだが、大峰の山は今回が初めてとのこと。
綺麗な紅葉が見れるのか少々気になるところだが・・・・



観音峰登山口の駐車場にはいつになく車が多い。
山は人が多いのかなと思ったが、ほとんどの人はみたらい渓谷の遊歩道を歩く人のようだ。
吊り橋を渡り、山道に入る。
観音平までは杉の植林の中を歩く。
大峰の山は初めてのしいのみさんは、直立の杉がお気に入りのようで、「凄いね」連発。





私は、紅葉の様子が気がかり。
植林を過ぎ自然林が・・・
色づき始めたばかりのような黄葉にホッとする。
せっかく遠い所から来たしいのみさんに大峰の素晴らしさを実感して欲しいと思っていたんので。




ひと登りで観音平に到着。
地震と台風の影響で、記念碑に亀裂が入り危険なので周囲をロープで縛って立ち入り禁止になっている。
それでもお構いなし記念碑の側で何人かの登山者が昼食を開いている。
ちょっと雲がわき、弥山も頭を隠している。
快調なペースで、お昼には少し早いので、少しだけ休憩し私たちは三角点を目指すことにする

木々の合間から青空が見え、紅葉も一段と映える



観音峰の三角点に到着。
ここからの展望はあまり良くないので、さらに進み展望の良い地点で昼食にする。

ザックの中から弁当を・・・
あらら!ない!ない!!ない!!!
せっかく作ってきたのに弁当が見当たらない。
(x_x;)シュン 家に置き忘れてきたようだ。
非常用にと買ってきたおにぎりだけの寂しい昼食
になってしまった。




簡単な昼食を済ませ、暖かいコーヒーを入れて気分を変えて出発。
稜線からは、弥山、バリゴヤの頭、稲村ヶ岳などの山も展望。



ピークからは一気に下り、あっという間に法力峠に到着。
観音峰では、ほとんど登山者と出会うことがなかったが、さすがに、ここまで来ると稲村ヶ岳からの下山の人も居り賑わいを感じる。
狭い峠でゆっくりもできないので、少し休憩をして洞川へ下る。

法力峠からは、整備された緩やかな傾斜の登山道で気楽なものだ。
少々長いが、おしゃべりしながらなので苦にならない。
3時、下山。
予想外に早く到着し、名水豆腐を食べ、運良く出発前のバスがあるので、温泉は取りやめにし、下市まで帰ることにした。
ミタライ渓谷の観光客で混み合うだろうなと心配したが、バスも電車もゆったりでのんびり帰宅。
初めての大峰の山をしいのみさんは喜んでくれただろうか・・・

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