倶留尊山から曽爾高原

【日 程】2000.9.17(晴れ)
【コース】中太郎生---西浦峠---倶留尊山---十の場峠分岐---日本ボソ---亀山峠---曽爾---太郎路

中太郎生から西浦峠を経て倶留尊へのルートは少々長いが帰路が曽爾への稜線の展望を前にすることができる。
今回は曽爾のススキが目的でもあり、このルートにした。
林道から杉の植林の登山道へ入る。
七曲がりの登りを過ぎたところが西浦峠である。ここからは笹の中を手探りでの登りがしばらく続く。
ゴロゴロとした登り下りを経て11時45分、倶留尊山頂へ到着。

亀山峠のススキ
倶留尊山の山頂は日差しもきついしという事で、昼食は日本ボソにする。
山頂から日本ボソへは急なガレ場の下り。ロープも張られており、慎重に下れば特に問題なし。
15分ほどで十の場峠の分岐に着。日本ボソへは約10分ほどの登りとなる。
ここでは500円入山料が必要。どうしてなの?という感じである。
とりあえず冷えたビールで乾杯!昼食後イワシの口からのパノラマを楽しむ。
高見山などの台高の山々が目の前に。
ひときわ鎧岳・兜岳が大きく見える。そして特徴的な屏風岩と、いつ見ても素晴らしい展望である。
日本ボソで昼食をとり曽爾へ下山。
亀山峠から古後山への稜線がくっきりと見え、遠くからではあまり良くわからなかったが曽爾高原一面に若いススキの穂で埋め尽くされている。
風の通り抜けの稜線ではススキが波打っている。
心地良い風をうけながら下っていく。


亀山峠から古後山への稜線
シーズン前でもあり曽爾高原は、まだ混雑もなくゆったりとしたものであった。
しばらく休憩し曽爾からバスで帰ろうと思っていたのであるが、なんと!バスはなし。
気ままな山行でもあり、「まぁいいか」
太郎路まで行けばバスもあるだろうしと、オシャベリに花を咲かせながら下山することにした。
室生index index