京都西山 小塩山
2003年4月19日(土) 曇りのち雨
南春日町バス停---花の寺---カタクリ群生地1〜3)---NTT鉄塔(昼食)---
小塩山山頂(?)---惇和天皇稜---
南春日バス停留
   
メンバー:女性5名
昨年、ネットの山仲間の方が行かれた小塩山のカタクリに会いに今年はぜひ行ってみようと、開花状況をチェックしていたのだが、開花と自分の山行とのタイミングが合わず、やっと実現できたのが4月19日だった。
前日3日間はこの春一番の好天続き。何とか私たちの行く日まで晴れが続きますようにとの願いも虚しく予報は曇りから雨。
当日の朝、まだ雨は降っていないようだ。お昼ごろから雨の予報だが、とにかく行きましょうとメンバーと相談し阪急東向日駅に集合する。
職場の人2人と山仲間のくみちゃん、モリ姉さんと5名でバスに乗り込み南春日町まで。
天気がいまいちということもあってか、予想とは違って空いている。
バス停前には筍の出店があり、モリ姉さんが買う。帰りまで預かって下さるとの事なので、私も買うことにする。
次に自販機を探してビールをゲット。
さて出発。
何組かいた登山者はもうとっくに見えない(当然だが)
地図を広げて、花の寺までの住宅地を歩く。
花の寺から小塩山への標識がなく、登山口のとりつきが判らなく迷いながらも、何とか登山道に入る。
急な登りがしばらく続くと車道にでる。
NTTの鉄塔が見え始め、さらに進むと西山自然保護ネットワークのパトロール車が止まっている。
腕に腕章をつけた親切なパトロール隊の人にカタクリの群生地を詳しく教えて頂き、斜面を降りていく。
そこには、('-'*)キャーキャー!すっごいカタクリ!
こんな群生は初めて見る。
想像を遥かにこえるカタクリの群生に感激!




3つ目の群生地は前々日に「囲炉裏」の村チョさんに教えて頂いた白いカタクリの花が・・・
自然保護ネットワークの人によるとあと2箇所にも咲いてるそうだが、場所は未確定と話しておられた。
村チョ!さんに真っ盛りの素晴らしい写真を見せて頂いていたので、とっても楽しみにしてたので、ピークは過ぎたとはいえ、出会えて良かった。
このカタクリの側は小さなカタクリの赤ちゃんが顔を出していた。丁寧な標識がなければ、気づかずに踏みつけてしまいそう。
小塩山にはこのような標識が彼方此方に見られる。
雑誌などに掲載され訪れる人も多くなった小塩山は手軽に入山できるということもあり、シーズン中は大変な賑わいをみせている。そのおかげで、どうしても山は荒れる。そんな中で自然保護ネットワークの人たちがボランティアでパトロールを続けているようだ。
山にはまだ桜の花が咲いていた
カタクリ以外にもスミレ、カタバミ、ニリンソウ、エンレイソウなどの花が咲いていた。
下山は天皇陵コースを歩く。登山道にはミツバツツジが優しい色合いで迎えてくれているようだった
芽吹き始めた樹木に春をたっぷりと満喫して、来年は晴れの日に真っ盛りのカタクリを見に来よう。
バス停前で、朝のうちに買い置きしておいた筍を片手にバスに揺られて帰りました。

その他index index