二上山(雄岳517.2m
雌岳474.2m)
日程:2000.7.1 行程:二上山駅---新池---雄岳---馬の背---雌岳---馬の背---祐泉寺---当麻寺 | |
![]() ムラサキカタバミ |
梅雨の中休みの7月1日。 週末の土日は大概、雨模様である。今回もてっきり雨であろうと山行はあきらめていたのであるが、朝目覚めると何と朝日が射しているではないか! このチャンスを逃す手はない。 とはいえ、予定の行動ではないので、休日の遅い目覚めのため既に時計は8時を過ぎている。 この時間に行ける山となると遠出はできない。 そろそろ葛城山の夏ツバキの頃だなぁ・・・ でも、先日ニュースで葛城山で独りでトレッキングに来ていた女性が強盗に襲われてと放送していたし、ちょっと怖い。 という事で、久しぶりに二上山を歩く事にした。 |
住いからも近い二上山には、四季を通じて何度を足を運んだ山である。 雄岳と雌岳の二峰が鞍部を間にいつも美しい山容で楽しませてくれる。 歴史的にも有名で「ふたかみ山」とも呼ばれ、雄岳山頂には大津皇子の墓がある。 登山口からしばらくで新池を左手に緩やかな登りが始る。 土曜日で低学年の小学生が沢蟹とりで遊んでいる。 梅雨時のこの季節は沢の水量も普段より多い。といっても、足を踏み入れても特に危険はないようである。 登山道には、時々可愛い山野草が出迎えてくれホッとする。 |
![]() |
![]() オカトラノオ | |
単独行の今日は、気楽なもので好きなところ立ち止まってカメラのシャッターを押す事ができる。 お陰で、普段は素通りで気づかなかったが結構沢山の可愛い花に出会う事ができた。 でも山野草の名前がさっぱり判らない。 登山道は整備もされていて、初心者向き。 整備されすぎて、自然の登山道が少なく、丸太の杭が打たれた階段状が多く、私自身はあまり好きにはなれないなと思った。 そんな事を考えながら、この夏一番の汗は顔から流れ落ちる。 |
![]() |
![]() ドクダミ |
登山口あたりから時々曇りがちだった空が、時間が経つほどに好天になり、陽射しが厳しい。 11時雄岳に到着。 ここから馬の背までガレ場を下り鞍部を経て雌岳へ向かう。 今日はアルプスの夏山開き。 11時30分雌岳山頂へ。昼食時で山頂は賑やかな人手。 暑い! ここで休む気にはならないので、山頂と鞍部の風の抜ける涼しい場所で昼食にかかる。 天然の風は、なんでこんなに気持ちが良いのだろう。 今日もしんどい思いをして登ったけど、この風があるから止められないだよなと、実感する。 しばらく休憩の後祐泉寺から当麻寺へのルートを下山。 当麻でのアスファルト道は照り返しが暑く、ウンザリしたが、まぁ久しぶりの山行に充分満足。 |
金剛生駒index | index |