花の横山岳(標高 西峰1132m)
2002年5月3日(金) 天気 晴れ
メンバー 3名
私の歩いた道】 白谷登山口−−−経の滝−−−五銚子の滝−−−横山岳山頂(昼食)
三高尾根−−−鳥越峠−−−コエチ谷−−−登山口
【花のアルバム】 お急ぎでなかったら、見て帰って下さいね
山行記

ラショウモンカズラ

五銚子の滝
前から一度歩いてみたいと思っていた湖北の横山岳は北陸線の木之本町(滋賀県)に位置する西峰と東峰を有する双耳峰の山で花の山として知られている。
大阪駅を7時過ぎに出て登山口に9時45分到着。
登山口の駐車場には、すでに何台かの車が・・・
10時 身支度を整え、登山届けを提出して出発。
花の山で有名とは聞いていたが、まさにその通り!足元には、すでに小さいな花が沢山咲いて、出迎えてくれる。
本日のコースは白谷本流コース。
雪が多いためか、まだ何箇所かに雪渓が残っている。
登山道は、冬場の雪で荒れて、迂回道を標す赤いテープがあるものの、山の斜面を木の幹をつかんで這い上がるといった感じ。
危険な個所には地元「杉野山の会」によってロープが備えて頂いているが、とにかく緊張の連続。
トンネルのアーチのような雪渓をみると、雪の深さを実感する。
11時 経の滝。
一息入れて、進むが急登続きにへこたれそう。
でも次から次へと出現する花に疲れも和らぐ。
そんな風景に疲労した心身をごまかせて前に進む。
最後の急登りで、ヤマシャクヤクを発見。
カメラを出す元気もなく、また次の出現で撮ろう・・・
残念なことに、この後、ヤマシャクヤクをみることはなく撮らなかったことを後悔。
名残のカタクリの花もまだ綺麗に咲いている。

13時20分 山頂(西峰)へ到着。
さっそく、暖かいスープを沸かし昼食にかかる。
真っ青な青空にブナの新緑がまぶしい。
非難小屋だろうか展望台だろうか、屋根に梯子が備えられ、皆、その上に登って景色を眺めている。
伊吹山が目の前に美しい。
遥か遠くに真っ白な白山も見えている。
辛かった登りを忘れるひととき。
14時25分 1時間のたっぷり休憩をすませ、下りは三高尾根へ。
こちらも急だが、登りの白谷コースほど、道は荒れていない。
イカリソウの多さに驚き。さらにもう開花期のピークが過ぎたイワウチワの郡生。
雪解け直ぐには、きっと登山道はこの可憐花たちで素晴らしいのだろう。
そんな事を考えながら、ロープを何度も頼りに下山。
16時 林道へ着。
久しぶりに手ごたえのある山歩きを楽しんできた。
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