比良山系 神爾谷から大津ワンゲル道へ
2001年9月22日(土)晴れ
9:15
比良リフト前の登山口を出発
昨夜降っていた雨もあがり、絶好の秋空である。少々風が強いが、登りには、その風も心地よい。
谷筋歩きで水場を歩くためか、早々に2匹のヘビとごたいめ〜〜〜ん。
マムシじゃないから、まぁ気持ちが悪いけど、心配はいらない。
夏、秋のシーズンの狭間でもあり、山は静かなものである。
9:45
釈迦岳と神爾谷への分岐をすぎるとまもなく神爾の滝。荷物を降ろし空身で、滝を見るために下る。
うっそうとした樹林の中から豪快な滝の落ちる音と一緒に神爾の滝が現れる。
滝には虹がかかってしばらく見とれてしまった。
10:00
滝をあとに神爾谷を前進。
沢沿いのゴロゴロした岩の急登が続く。
沢の中を渡ることもしばしば、新調した登山靴なので靴への水の侵入は心配ないが、どうも、まだ足に馴染んでいないようで、少しばかり違和感を覚えながらも、真っ青な空と秋の風を全身に浴びて気持ちが良い。
北比良峠とダケ道への分岐である稜線への約1/2の行程を過ぎた頃から、上を見渡すと凄い傾斜の、谷筋が迫ってくる。
足場は、ザラザラとした砂と岩の歩きにくい直登コース。
足元の鎖、ロープを支えにに、這いつくばるような姿勢で登る。
低姿勢で腰が痛い。しかも砂地でしっかり踏ん張ってもズルズルと下へいきそうで、足にも力が入る。
この日は、幸いな事に中国大陸からの急激な高気圧が流れ、風が強く、地面の土砂を吹き流されて鎖やロープが確保しやすいとのことだった。
普段はこの鎖やロープが地面に埋もれて、とても歩きにくい難コースなのだと同行のTさんが話していた。
11:40
北比良ロープウェイ前に到着。お昼のロング休憩にする。
目の前には琵琶湖を挟んで伊吹山、霊仙山などがくっきりと展望。
目下の琵琶湖が太陽を浴びてキラキラと輝いている。
13:00
昼食を終え、カラ岳から釈迦岳へ向う
このコースは何度も歩きなれた道なので余裕。
14:00
今回の下山は、大津ワンゲル道からイン谷口へ。
このコースもやはり難所コースで、以前、一度歩いた私は、内心「怖いなー!」と既に尻込み。
しかし、健脚な仲間たちは、平気な様子。
まぁー登りの難所も無事こなせた訳だし、前回の経験からは、少しは山にも慣れてきたことだ
し、自分自身を試してみたい気持ちもあって気持ちを引き締めて出発。
ストンと落ちたワンゲル道の難所は、下をみると、やはり足が竦みそうになる。
慎重に一歩すつ、足場を確認しながらいつものように三点支持を守って下る。
16:00
イン谷口へ無事下山
運よく到着したバスでJR比良駅へ向い、帰宅。
両手、両足をふんだんに活躍させたせいか、翌日は筋肉痛がひどく、なんとも情けない((((((^_^;)

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