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この日ご一緒したお仲間のページにもお立ち寄り下さいd(^-^)ネ! byHAMA 円さんのHPへリンク 郭公さんのHPへリンク 森の音さんのHPへリンク DOPPOさんのHPへリンク |
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昨年秋、南部比良縦走で武奈ケ岳山頂から仰いだ蛇谷ケ峰は、前から行ってみたい山域であった。 今回の蛇谷ケ峰から武奈ケ岳を歩けば、比良の完全縦走を達成することになる。 以前何かの話の折りにネットの山のお仲間のDOPPOさんに「僕もここだけはまだやっつけてないねん、HAMAちゃん行くんやったら一緒に行ったらええで」と声をかけて頂いていた。 「なら僕がサポートしましょう」と同じくネットの山仲間の郭公さんが、サポート役を引き受けて下さることになり、雪溶けを待って今回やっと実現できることになった訳である 他のお仲間達にも声をかけ総勢12名の大パーティでの山行となる。 |
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当日、3台の車で坊村へ集合し登山口の朽木スキー場に向け車を進める。 準備を整え、サポート役の郭公さんは、再び下山地の坊村へ引き返し、単独ワサビ谷へ。 森の音さんは急遽予定が入り、午後、坊村から単独ワサビ谷に合流。 同じく夕刻合流予定のせきやんは、どうやら早朝から、美濃あたりの山を歩いているらしい。 縦走組は、DOPPOさん、円ちゃん、どんかっちょ!さん、百太郎さん、Hiroちゃん、くみちゃん、のんぶー、モリ姉さん、HAMAの9名。 9:00 スキー場の展望塔横にある登山口を出発。 蛇谷ケ峰へのこのルートは整備された登山道で、歩きやすい。 |
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![]() 10:00 蛇谷ケ峰山頂着 蛇谷ケ峰までの登りが大変だろうなとイメージしていたので、「あれ、もう着いたの?」とていう感じで山頂に立つ。 しかし、目的地までは、まだまだ長い道のり。 ガスで、全く展望なし。集合写真を撮って早々に出発。 |
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![]() 蛇谷ケ峰からは、軽い登り下りの縦走時を歩くことになる。とは言え、テント泊の重い荷物は肩に堪える。 沢からの水音なのだろうか、風の音なのだろうか耳を澄ませないと気がつかないが、流石にベテランのDOPPOさん、「沢やで」 帰って、ガイドブックで確認したら、なるほど、ボボフダ峠近くの沢が標されて沢の流れる音が聞こえる書かれていた。 10:50 ボボフダ峠 11:20 アラ谷峠 11:35 ヨコ谷峠 お腹も空いてきたしということで 12:00 地蔵峠手前で昼食タイム 午後からは回復するだろうと思っていた天気は全くその兆しもなく相変わらずガスの中。早朝まで降っていた雨のためで登山道もぬかるんでいる。 これから先、まだ厳しいピークを越えなければいけないので、あまりゆっくりと休憩もできない。 12:35 地蔵峠 12:40 地蔵山山頂 12:50 ササ峠 |
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本日の工程の半分は過ぎたみたい。ここまでは順調なペースである。 このまま進めば、武奈ケ岳山頂にも予定より早く着けるかも・・・ せっかく登って辿りついたピークなのに容赦なく下っていく登山道にがっくり しながら、この工程中で一番きついツルベ岳へと登りの足を進める。 14:10 ツルベ岳山頂 |
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![]() 10:40 細川越え この付近にはまだ雪が残っていた。 雪場で若いパーティに出くわした途端、同行のおじさん達は急に元気になって嬉しそう(どういうこと?)(^.^) 最後のピーク武奈ケ岳を目指し北稜を歩く。 晴れなら、きっと最高の展望なのだろうなぁ〜 |
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15:30 武奈ケ岳 \(^o^)/! 視界は全くなし。 今朝歩きはじめた蛇谷ケ峰を見たかったのに、残念! しばらくすると、早朝から、赤坂山を歩いてきたというモヒカンモドキのせきやんの姿。 一緒に談笑し写真を撮って、テント場のワサビ谷へと下山にかかる。 |
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16:00 ワサビ峠 16:15 ワサビ谷 予想以上に早く着いたので、サポートの郭公さんはまだ到着していない。 テントを張って、夕食の支度に掛かった頃、郭公さん到着。 予定の4張りのテントも無事に設営完了。 郭公さんが担ぎあげてくれた完全縦走お祝いのシャンパンで、 乾杯! 郭公さん、ありがとう!!! いつもの如くテン場では、山のお仲間たちと楽しい時間を過ごし、シュラフに潜りこむ |
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![]() 6時、一足早く下山のせきやんと昨夜の余韻でクラクラの頭でテントの中から見送る。 もう他のメンバーも起きて朝食を済ませているようだ。 今日は、坊村へ下山するのみ。 7:30ワサビ谷を出発。 相変わらず、ガスの中。 イカリ草がチラホラと咲いている。今日はたっぷり時間があるので、皆思い思いの写真を撮ったりしながらのんびりと下山。 やっと陽射しが見えはじめたが、もう下山地近く。 |
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山なんて大嫌い人間の私が北アルプスの穂高岳に魅せられ、あの山の頂に立って みたいと感じてからもう10年余りが経った。 そして登山靴を履いて本格的に山を歩きはじめたのは1992年の秋(大台ケ原 日出ケ岳) 2003年の今年、穂高の頂には未だ立っていない。 山と無縁のあの頃、ミタライ渓谷のなんでもないような沢も渡れなかった私 初めての鎖場や梯子では怖くて、足が竦んだしまった私 沢の上に掛かっている丸木の橋では手を差し伸べてもらえないと渡れなかった私 シャリバテで、ザックが担げなくて半泣きで歩いた私 風雨の中で立ち往生し、生命の危機を感じた私 情けない場面ばかりが思い出される。 10年の年月を経て今 こんなに怖い思いや、しんどい思いをしてるのに、山を歩くことを辞めようとは思わなかったのは 、それ以上に素晴らしい山の魅力があったから。 怖い、しんどいことの何十倍、何百倍の魅力が山にはある! そんなことがやっと判りかけてきたような気がする。 これからも、足が動く限り山とともに人生を過ごしていきたいと思った今回の山行だった。 |
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