堂満岳(標高1057M)
1994年3月26日(日) 晴れ
イン谷口---ノタノホリ---堂満東稜---堂満山頂(昼食)
---金糞峠---大山口
---インタニ

   
メンバー:6名

今シーズン初の大雪で、山行2日前から降り続き直前に大雪警報がでていた。

登山口のインタニ口では、既に40〜50cmの積雪。

雨具にスパッツをつけ、今朝ラッセルで先行したと思われるトレースの後を歩く。

新雪に足をとられて何度もズボッとはまり込む。

タノホリ池で、既に通常の2倍の時間が掛かっているとのリーダーのTさん。

 

メンバーのDさんがバテ気味でペースが遅くなっているようだ。

まもなくラッセルで進む前のパーティの最後尾につく。

屈強な何組かのメンバーでラッセルを交代しながら前進。リーダーのTさんもラッセルを交代する。

見てると胸のあたりまで雪を掻き分けながら進むのだが、数メートルでも大変な様子にあらためて雪山の厳しさを感じる。

5合目あたりで、時刻は13

この状態で登ると山頂には16時頃になる。

ということで、山頂行を断念し、昼食にかかり、Uターンで下山することにする。

他の日帰りパーティも、皆あきらめて引き返している。

宿泊縦走の若い山岳パーティだけは、恐らくラッセルをしながら進んだ様子。

15時 ノタノホリ池着休憩中、側の斜面でラッセルの真似をしてみるが、全くといっていいほど前に進めない

しかも、新雪の中ルートを探りながらなのだから、やはり雪山は怖い。

こうして途中で断念という経験で今回もまた色んな事をちょっとだけだが学だような気がする貴重な山行でした。
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