庵の谷から迷岳(1309M)
2004年10月23(土)〜24日(日) 晴れ後曇り雨
庵の谷林道---大熊谷の頭---迷い岳(昼食)---大熊谷の頭---林道

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ネットの山仲間の方と恒例となった秋のオフ山行。
毎回バリエーションに富んだ山行で楽しみな山行だ。
異常気象で、四季の移り変わりが読めない今年。さらには何度も到来する地震、台風など
の天災で、山の荒れはかなり酷い様子。
そんな中で計画して頂いた前夜テント泊親睦会。さらに、翌日は2ルートに分かれての
山行は、最高に楽しいものだった。
初日は親睦会のみなので、ゆっくりしたもので、自宅を昼過ぎに出発し、待ち合わせの
場所でSさんの車に乗せて頂き出発。
月灯りと星空の下で各自が思い思いの献立で夕食。
皆のご自慢料理を口にして、お腹も一杯。いつも同様、和気藹々のひとときを過ごし、
9時半には全員シュラフに潜り込む。
翌朝、5時、誰かの「起きや〜」の声で飛び起きる。
相変わらず、寝つきの悪い私は、以前分けてもらった安眠剤が一粒だけ残っていたのを思い
だし、飲むことにした。
薬の効き目で、ほどなく眠りについたようで、朝起こされるまでぐっすり。


テントを撤収し、簡単な朝食を済ませ、庵の谷からの登山口に移動。
林道のゲートでネットのお仲間Yさんと合流。
Yさんとは4年振りくらいの再会になるのかな・・・
ゲートを抜け、崩れかけのゴロゴロした林道を車で入れるギリギリまで進む。
4週間前は、林道の終点まで入れたとのことだが、台風の影響で、林道は崩れて進めない。

6時50分 車を置き、出発。
何ヶ所も山肌が崩れ、土砂で押し流された登りの林道を注意しながら登る。







8時10分 迷い岳登山口。
登山道はシカ避けのフェンスの横を抜けながら進む。
 




尾根に出ると景色はがらっと変わって自然林の落ちついた山容になる。
稜線からは、遠くに桧塚方面の山がくっきりと見えてくる。




8時55分 大熊の頭
この地点で下山時に絵馬谷ルートを歩いてるグループとの合流地点になるとのこと。










小休止後、せっかく登ってきたのに鞍部まで下ることに。
しかし、この辺りからは幹は細いがブナが沢山。その中にヒメシャラのオレンジの樹皮が映えて素晴らしい。

鞍部からはどこが登山道なのか判らない広々とした自然林の中を慎重にリボンを確認しながら登っていく。

紅葉は、早いのか、台風などの影響で既に葉が落ちてしまったのか鮮やかな秋色ではないが、とっても柔らかく優しくて何度もカメラのシャッターを押してしまった。




10時 やっと迷い岳のピークが見えてきた。
まだ、かなりあるなと思ったピークだが、思ったほどでもなく10時20分山頂に到着。
しばらくするとガスが出てきて風も冷たくなってくる。
全員で記念写真を撮り斜面を少し下ったところで風を避け昼食にする。


視界がきかなく、間隔があくと先を行く仲間の姿を見失いそうで、必死についていく。
迷い岳の名の通り、悪天候だとどこがルートなのか判らない厳しい山域のようで先頭を行くベテランさんも慎重にテープを確認しなが前進。

12時 大熊谷の頭
悪天候でもあるので、絵馬谷からのグループとの合流はあきらめ、早々に下山にかかる。


ゲート少し手前あたりで絵馬谷グループと合流。
13時40分
全員無事に下山。
車でスメール温泉で汗を流し、次回の再会を約束し帰宅
台高index index