雪の蓬莱山(標高1174m)
小女郎池で白鳥の乱舞の巻
2004年2月11(水) 快晴
花折峠 平(だいら)登山口---アラキ峠---権現山---ホッケ山---小女郎峠
---蓬莱山---小女郎池(昼食)---ホッケ山---権現山---アラキ峠---平

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穏やに晴れた祝日、ネットの山仲間9名で雪山をおもいっきり楽しんできました

伝説の小女郎池上で白鳥の乱舞
(無積雪期の小女郎池) (無積積期の山行報告)
8時50分 花折峠の登山口平(だいら)を出発。
石畳の登山口あたりでは雪もちょっぴり。部分的に凍結個所もあるが、まだアイゼンは必要なし。
このルートは2年前の秋に比良南部縦走時にも歩いている。
その時にご一緒したmilionさんが先頭。
この日はラッセルに備えてワカンジキも持参されている。
15分ほど歩いたところで、雪の凍結で危険になってきたのでアイゼンを装着する。
アラキ峠までは樹林帯の急な登りが続くが積雪で登山道がフラットになっているので歩きやすい。
とはいえ一気に汗が吹き出してくる。




9時40分 頭上が明るくなって稜線が見えてきた。
アラキ峠で一息。


ここからは一旦下って権現岳までへ登り返すのですが
背丈ほどある笹も雪の下。藪漕ぎもなく楽チンでした。



10時20分 権現岳
眼下には琵琶湖が、湖岸には比叡山が大きな姿を見せている。



権現山で全員集合


雪も深くなってきたし 郭公さんとmilioさんがワカンを装着。
装着にちょと悪戦気味。





ここからは、ず〜〜と稜線歩き。
空は青く、雪の斜面に太陽が反射してまぶしいくらい。
サングラスをかけると歩きやすい。でもめったに、こんな好天時に山を歩けないので、しっかりと展望を楽しみたく、時々裸眼になって「あーきれいーーー」




11時15分 ホッケ山着
遥かに雪を被った鈴鹿の霊仙山の姿が見える。
伊吹山も見えてる。



ホッケ山からの稜線を辿っていくと一際白い斜面の蓬莱山が。今日のピーク最高峰である。
12時05分 小女郎峠。
快調に歩いてきたので、昼食は、蓬莱山を往復してからにすることにして、軽く食べ物を補給し
蓬莱山を目指す。
山スキーを楽しむ人たちの姿も見られる。
山頂からは私たちも、尻セードをとしようと、少々シャリ不足で重く感じる身体に気合を入れて
最後の登り。
相変わらず空は青く、稜線歩きは本当に気分爽快。
辛い登りを忘れさせてくれるようだ。



蓬莱山はスキー場になっており、スキー客が。
といっても、小さなスキー場なので、これといった設備もなく静かなものである。

大きな雪を被った武奈ヶ岳が目の前。
武奈ヶ岳をバックに全員集合の記念写真をとって、小女郎池まで下だる。


もちろん楽しみにしてた尻セードで。
でも天気が良すぎて斜面の雪が溶けだし、緩やかな斜面ではあまり滑らない。
ちょうどいいなと思う傾斜の道は切り立った斜面で、うっかり滑ったら谷底へ落ちていまうので、流石に危険でできない。
それでも、あちこちでチャンスを見つけては尻セードに歓声をあげながら、あっという間に小女郎峠まで戻ってしまった。

13時10分 小女郎池畔? 
雪でどのあたりから水面なのかが判らない。
タテ看板の前あたりで昼食の支度にかかる。

panaさんが下準備してくれた中華鍋を囲み、自家製の梅酒(郭公さん作) 甘酒(panaさん作)やビールを御馳走になって良い気分。
どんさんは、この日も九州の「ばんぺいゆ」を持参下さる。これ本当にさっぱりして美味しいです




お腹も一杯になったところで池の中に繰り出す。
誰も歩いていない真っ白な雪の斜面に恐々足を踏み出すが、池はしっかりと凍ってその上に雪が積もっているので、びくともしない。
皆で、飛び跳ねても平気。
真中で記念写真をとったりしながら、皆童心に返って楽しんでいる。


14時30分
下山にかかる。
はしゃぎ過ぎたのか、小女郎峠あたりで、腿がツッて 痛い・・・。
エアスプレーで応急処置をして少し休みをとったら、治まってきてホッと一安心。
ぶり返さないように、足を労わりながら、行きのルートを辿る。

15時05分 ホッケ山

15時35分 権現山

16時 アラキ峠
下りは、まぁ〜早いのなんの、皆快調に下っていくのであっという間に下山

16時30分 
駐車場で帰り支度をして、側にあった風情のあるの道の家らしき茶店で休憩をして岐路につく。
休んでる間に雨になったみたい。
お昼の晴天が嘘みたい。
ご一緒の皆さん、楽しい時間をありがとうさんです。
もちろん「また行こうね」ってお約束をして山科で解散しました

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