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お盆休みも後半「行きたいとこあったら付き合うよ」 日頃からお世話になっている山仲間のDOPPOさんのご好意。 ならばと,北海道ツーリング帰り、田舎帰省帰りのモリ姉さんと後立山連峰の唐松岳、五龍岳へ大阪を前夜発し翌朝八方尾根から唐松、五龍岳へ山中1泊し17日遠見尾根を下山と計画。 しかし、今年の天気は登山者にはさっぱりな悪天続き。 予報では長野方面はずっと天気が悪いみたい。残念だが前日、この計画は中止にする。 ただ、日本海側の方は16日あたりは晴れそう。ただそれも1日だけで17日には天気は下り坂とのこと。 「ぎりぎりまで、天気の様子をみて行き先を考えようか?こんなんでどう?」 とミステリー山行を決める。もちろん、これは普段から、このメンバーの山経験をお互いに知っている仲間であるからの計画なのでけっして、いい加減な無計画な山行ではない。 装備も揃えての計画である。 ということで福井方面というおおよその計画で15日 19時に合流し、「さて、どこへいきまひょー?」 「能郷白山、赤兎山 福井側から別山も可能かな、但し、17日は天気悪いから16日 1日でやっつけなあかんやろな」 別山!この山は以前白山に登った時にいつか登ってみたいと思っていた山。 可能なら登ってみたい! ということで別山方面へ車を走らせる。 渋滞もなく深夜12時過ぎ、りっぱなキャンプ施設のある某所へ到着。 有料かな?・・・とにかくテント張って仮眠。 |
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![]() 別山山頂 |
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4時30分 起床 5時30分 上小池駐車場の登山口を出発 刈込池方面へ向け緩やかな下りの後林道沿いに三の峰の登山口へ。 ここからが本格的な登山道となる。 いきなり階段の急な登り。 |
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![]() 六本檜の稜線までの登りのから、荒島岳が展望。 7時 六本檜へ到着(休憩) |
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稜線からは景色も一変し、登山道脇には沢山の高山植物が。 8月も半ばを過ぎているので、花にはあまり期待していなかっただけに、感激。 しかし、登りはきつい。 |
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![]() シモツケソウ、マツムシソウハクサンフウロ、ウスユキソウ、ヤマハハコ、シナノオトギリ、コケモモ、ハクサンシャジン、ウメバチソウ、ミヤマリンドウ、ニッコウキスゲ・・・ その他、名前がわからないのが残念だが沢山の花々が。 とりわけ、マツムシソウとシモツケソウが多かった |
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9時45分 三ノ峰避難小屋に到着 登山を開始して4時間ちょっと。 私は寝不足もありバテ気味。 雨は降っていないが、ガスと霧であまり展望も良くない。 下りのことを考えると山頂まで行く気持ちが萎え気味。 ![]() しかし、同行のDOPPOさんもモリ姉さんも、当然のように山頂へ行く段取り 「ホンマに行くんですかぁ?」 「行くでー!」 登山口で出会った同世代の3人組からも「山頂で待ってるわよ」っと励まされ、「ほな、行こかぁ〜」 と腰をあげる私。 |
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![]() 10時 三ノ峰到着 休憩後、しばらく下り,登り返したところは笹の広い別山平 お花畑のここは、見晴らしも良く気持ちのよいところだ。 生憎、この日は、ガスがかかっていたが、足元には花がいっぱい。 |
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別山平からは200mの急な尾根を登る。 天気も良くなってきて、青空がみえ、白く雪を被った白山がちらっと姿を見せてくれる。 この尾根を登りきれば、別山山頂。大平壁の別山はとても雄大 ![]() |
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先を行くDOPPOさんは、もう頂上だろうな・・・ しかし、きついーーーー ![]() |
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優しいDOPPOさんは先を行きながらも、ポイント毎で待ってくださって、デジカメでスナップを・・・ 私は、バテバテで、写真を撮る余裕もなしでひたすら山頂を目指す。 |
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11時35分 山頂\(^o^)/ 昼食にかかるが、どうも疲れすぎて食欲なし。 少し口にするがあまり欲しくない。モリ姉さんが持ってきてくれた巨砲を頂く。 水気がとにかく最高のご馳走だ! 12時05分 山頂で記念写真を撮って登ってきた道を下る。 |
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こんなに登ってきたのと思うほどの下りが延々と続く 見晴らしの良い尾根は太陽を遮るものがなく、暑い 疲れた足にDOPPOさんにお借りしたエアーサロンパスふりかけて、転ばないように慎重に下る。 |
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14時 三ノ峰避難小屋へ到着。休憩 ここで居合わせた、登山客の人に下山後の温泉とテント場を紹介して頂く。 まだまだ下りは長い。 持参した1リットルのお茶は、もう残りわずか。 休憩毎に口を湿らす程度に口に含みながら、下山にかかる。 早く下山して、冷たい水を、ビールを・・・・ しかし疲れた足は思うように前に進まない。 16時40分 登山口へ下山。 沢で手足や顔を冷やし、駐車場へ移動。 車に乗り込み、福井市街地にある、村営みらくる温泉(とってもりっぱな施設で安い)で汗を流し、紹介してもらったキャンプ地リズムの丘へ移動。 ここは自前のテントは張れなく、施設のテントを借りることになるが、大きな頑丈なテントは3人ではガラガラ。 夕食にかかり、久々にゆっくりとアルコール味わう。 深夜から雨。予報通りだ。 しんどかったけど、テント泊の装備で登っても、下山は雨の中だったわけでDOPPOさんの読みは的中!感謝 翌朝はゆっくりと帰省の渋滞にもあわずにお昼12時過ぎに帰阪。 |
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