雨飾山(1963m) 2001年10月12〜13日 ![]() |
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大阪より北陸線の糸魚川経由大糸線南小谷下車。約20分で小谷温泉へ到着。 小谷温泉には村営の雨飾山荘の他3軒の旅館があるが、シーズン中は、予約も立込んでおり、1ヶ月前にも係わらず、唯一予約ができたのが山田旅館である。 長旅で疲れた身体を早速、温泉で癒し、夕食。 朝4時を過ぎるといつものごとく、早立ちの登山客のざわめきで目が覚める。 小谷温泉から雨飾山登山口のキャンプ場までは、約4k(1時間半)の林道歩き。 |
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6時30分 登山道はいきなり急登ではじまるが両脇の林の紅葉に心も浮き立つ。 明け方までの雨で、粘土質の道は滑りやすく、歩きにくい。 平坦な歩き易い登山道を想像していが意外に厳しい雨飾山に驚き。 山に慣れないメンバーの一人は、どうしても遅れがち。 |
8時30分 荒菅沢に到着。 ここからの雨飾山の雄姿はなかなか見応えがある。 空に向かって、凛とした姿に「へぇーもっと優しい山容だと思ってたわ」と思わず声がもれる。 |
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ガスで山頂は隠れてしまっている。 雲も厚く、この調子だとこの先は雨かもしれないと判断し、早目に昼食にする。時折カラっと晴れ渡り青空が見える。 その度に太陽を浴びた紅葉の山肌が輝いてとっても奇麗。 慌ててカメラに納める。 |
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9時15分 荒菅沢を出発。登山道は相変わらずの急登 10時20分 笹平で一休みと思ったが、 何!?この人、人、人・・・・・・・・ この調子だと予定時間とおり山頂にはつけないと判断し早々に山頂を目指す。 山頂直下は一方通行のガレ場。 ツァー登山の集団が何組もあり、前にも進めず、立ち往生。 険しい岩の登下山は危険そのもの。うっかり足を踏み外したどこかの登山客が滑落。 運よく3Mほどの笹の中であったため、無事なようであるが、ドキっとして、他人事ではなく気をつけないと、とあらためて気を引き締める。 前述の不慣れな我がメンバーの一人は恐怖で足が完全に固まってしまっている。 ラッシュのおかげで平均タイムの倍以上を費やし山頂へ11時到着。ガスで展望は全くなし。残念だが仕方ない。 |
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12時15分山頂出発 |
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←左の高い山が高妻山 |
予定タイムでは3時頃には下山し温泉で汗を流し、その日の内に大阪へ帰る予定であるが、完全にバテて動きの鈍ったメンバーの様子から、温泉はおろか、その日の帰阪も危ぶまれる。 5時20分 |
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