昨2013年の、東京オリンピック誘致合戦以降、
「おもてなし」という言葉を聞いて
「茶道!」と思って下さる方が非常に増えたようです。
実際、私にも、声掛けして下さる人が、増えています。ですが・・・
お茶をやっている人たちの間では、これを、必ずしも嬉しいとは思っていません。
「おもてなし」のプロは、
わたしたちだけではなく、
接客業・サービス業に従事するすべての方々であることを知っているからです。
それでも、多くの方が茶道をクローズアップして下さるのは、
フォーマルらしいぞ。というイメージが転じて、
ルーツであるかのように思われているためだろうと思います。
他業種の方々が、茶道によるフォーマルなおもてなしを体験すると、
むしろ
「ウチには合わないぞ..」 .「こんなの使えない。」と感じる方は少なくないはずです。
それは、顧客の概念が違うから。
茶道で考えるおもてなしの対象と、交際の仕方は、、
顧客・得意先を、同格とみなし、
対等に付き合い 自分の側を卑下する態度は取りません。
逆に、社内の同僚や、部下、出入り業者にも、敬意を払い、
得意先と変わらない真摯な 付き合い方をする。というものです。
この、不可思議なおもてなしに、興味を持って下さった方は・・・
《まずは、1日完結コース》 を、体験してみて下さい。
おもてなしイコール茶道なの?