健康茶道
加齢に伴う、ご自身の健康維持のために、
現代では、いろいろな研究や、教材開発がすすめられているようですが、
茶道を長く続けている人々は、70歳、80歳という高齢にもかかわらず、
頭脳明晰、
食事もおいしく食べられて、
体型、健康もそれなり(笑)に保っている方が、
少なくないのです。
ほら、お茶の先生...と聞くと、何となく 高齢のおじいさんやお婆さんを
イメージしていませんか?(笑)
これは、おそらく未だ学術的な研究はされていないようですが......
茶道の稽古では、背筋を伸ばし、指先・つま先まで、
身体全体に注意を払い、
点前の手順を覚えて、それを実践しますし、
もてなす人と、もてなされる人との間では、和やかな対話、会話もあり、
頭もフル回転することが、自然と要求されて行くので、
師匠とマンツーマンで行っても、
数人の仲間と、チームワークを意識しながら行っても、
ムリなく健康を保つ経験を積んで行くことが出来るのです。
最初は、自分の分の「お菓子を取り分ける」ことから、始めます。
「お茶を飲む」
「お茶を点てる」
「同じ座を囲む人たちとの交流」
いずれも基礎の基礎から、ゆっくりとお伝えして行きます。
焦らず、ゆっくり、朗らかに、そして、実はしっかりと。
日本の美しい四季の移ろいを楽しみながら、
全国のおいしい菓子をお取り寄せしたりして、
元気な日々を、一緒に過ごしましょう。
稽古が進むと、食事や、お酒の席もありますので、頑張って続けて下さい。