眼鏡キャラ集合

 

絶対可憐チルドレン 週刊少年サンデー06/34号  06/07/14

 とゆーわけで今回の話は葵ちゃんの地元、京都が舞台です。全く取材とか行ってませんけど。

 京都には学生時代、三年半ほど住んでました。ワタシの母校は京都市立芸術大学というところで、桂川を越えた京都の郊外、沓掛(くつかけ)というとこにあります。明智光秀が「敵は本能寺にあり!」っつった所ですね。最初は大阪の実家から通ってたんですけど、半年もしないうちに通学がめんどくさくなって下宿を借りました。金がなかったしほとんど下宿で寝てたので、遊び場とかはまったく知りません。名所・旧跡に行ったのも京料理食ったのも卒業して漫画家になって結婚してから。祇園で舞妓さん見たのも数えるほど。ちなみに一度は宍戸錠が、一度は古館伊知郎が連れてました(笑)。夕方起きて下宿と学食を往復する毎日を過ごすよーなダメ学生でしたが、初めての独り暮らしは楽しかったなあ。学校の友達はみんな才能があって面白い学生ばっかりだったし。いやホント、夢のよーな四年間だった。


 さて、葵のセリフ、あれいつも全然京都弁じゃありません。ものすごく大阪弁です。一応お父さんが大阪の人だからということにしておきましたが、ワタシには京都弁がよくわからないんだもん。ドラマに出てくるような絵に描いたよーな京言葉は、普通の子しゃべらないし。

 下宿してた当時、レンタルビデオ屋で女子高生が「あーこの映画知ってるー。これなー、この人がチェーンソー持ってはってー、次々人襲わはってなー、切られた人血ぃぶわーって出はってー、みんな死にはるねんー」つってるのを聞いたことがあって、あれは可愛かった(笑)。テキサスチェーンソー殺人鬼とその犠牲者に敬語。京都っぽい(笑)。