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〜現実と妄想の境界

Subject:Subject:“3倍速い”赤いモビルスーツはダメ──公取委がジオニック社に警告
UC0080年4月8日

 ジオニック社が販売するモビルスーツの広告宣伝に記載されていた動作速度に関する表記が,景品表示法第4条(優良誤認)に違反する恐れがあるとして,公正取引委員会は4月8日,ジオニック社に警告を出した。
 公取委によるとジオニック社は,宇宙世紀0079年1月に発売したシャア専用モビルスーツ「MS−06S(ザク2S型)」の広告宣伝に「3倍速い赤いモビルスーツ!エースパイロット専用 ※3倍速は一般的な正規パイロットが操縦する量産型MS-06C(ザク2C型)に対して,衛星軌道上宇宙空間での戦闘移動速度の比較です」と記載した。公取委は「シャア専用ザクは、スラスター推力が30%アップしただけで、実際に通常のザクの3倍の機動力を持っていた訳ではない。3倍速はエースパイロットによる優れた操縦技術や戦闘エリア条件など,きわめて限定的な条件であるにも関わらず,常に3倍速く動作可能なように誤認させる疑いがある」と判断した。
 ジオニック社は警告に対して「同製品の製造・出荷は0079年9月にうち切っている。今回の事態を重く見て反省し,製品表示広告ガイドラインを策定するなど再発防止策をとった」とコメントしている。
 公取委は,MS-06S以外にもMIP社製MSM-07S(ズゴックS型),ジオニック社製MS−14S(ゲルググ先行量産型)にも同様に「赤は3倍速い」との優良誤認があったため,注意を行ったとしている。

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