Side-B News
〜現実と妄想の境界
Subject:米、日本に牛肉輸入停止の解除を要請へ
2003年12月29日
米国初の牛海綿状脳症(BSE)感染牛が確認された問題を調べている米農務省当局者は28日、記者団に対して、米通商問題の担当官が29日、農水省などの日本政府当局者と会談、米国産牛肉の輸入を一時停止した措置の解除を要請することを明らかにした。
農務省当局者は日本の措置について「過剰反応だ」と指摘し、米国産牛肉の安全性に問題はないと強調した。米政府の担当者は農水省や厚生労働省を訪れ、米ワシントン州で見つかったBSE感染牛に関するこれまでの調査結果を報告する。
また農務省当局者は「感染牛の肉が新たに4州とグアムに流通した可能性があるが、我々は毎日牛肉を食べているし、ブッシュ大統領も毎日牛肉を食べている。日本などが米国産の牛肉を輸入禁止したことは、科学的に十分な根拠があるものではない。狂牛病が危険だという科学的根拠もない。その証拠に大統領の脳味噌はスカスカだ」などと述べた。これを受け北朝鮮問題を抱える日本政府は対米協力が重要と判断し、早期輸入再開に向けて前向きに検討する方針だ。
これに対して消費者団体は「何ら対策がとられないまま輸入再開されれば、消費者の理解が得られない。国内マーケットで不良在庫化した米国産牛肉が、国産やオーストラリア産と偽装されて販売される恐れもあり、牛肉全体の信頼を損なう重大な事態だ」と強く反発している。
(Side-B経済部)