「リアルな死」 大杉 涼
たとえばこうだ。
映画のワンシーン。
縛り上げられ身動きの出来ない男の首が殺人者の持つ日本刀で切り飛ばされる。
「びしゅーーっ」と血が吹き出す。
すごいね。
10mは吹き出したね。
血管にかかる圧力がどれほどのものかは知らないけどそんなに吹き出すかなあ?
どこまでが本当でどこからが脚色なのか解らない自分がちょっぴり悔しい。
だれか知ってる人がいたら教えて下さい。リアルな死について。
たとえばこうだ。
テレビの刑事ドラマ。
風花舞い散る冷えた夜。
刑事は刺される。逆上した犯人にね。血が「びしゅーーっ」と吹き出す。
すごいね。血の海だね。血だまり良好!あだち充!って感じかな。
でもなんか変。だってそこ寒いんでしょ?立ち小便をしたってすごい湯気がでるんだぜ?
血だまりなんか作っちゃったらホカホカの湯気でモワモワ、井村屋の肉まん・あんまんいかがですかーって事にはならないのかなあ?
寒い冬の夜
ちょっとした路地の陰でモウモウと湯気があがったらナイトビジョン装備でレッツゴー!
おやじの立ち小便の確率:99.9999%
残り・・・:0.0001%に賭けてもいいじゃないか。
俺の人生なんだぜ?
俺の、な。