おもうひと

2007年〜2009年
乾漆
49×19×22

久しぶりの彩色の無い彫刻。いままで膠彩色、テンペラ彩色、油彩による彩色と技法ごとに学びながら彩色してきたが、ここにきて一通りマスター出来たと思う。これからは、彩色無しも含めて、作品の性格によって彩色技法を使い分けていこうと思っている。ただ、自分の中では、テンペラによる彩色が、一番フィットすることが多いと思う。 この作品は、乾漆地肌の状態で、完成された気がした。だからあえて彩色はしなかった。 大きさは決して大きくないが、自分にとっては大変思い入れのある作品だ。










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