もとめるものであり もとめられるもの

1995-97年
乾漆、彩色
像部 117x45x36cm

これまであまり大きな動きのない作品をつくってきたが ここでは動きやねじれのあるしごとをはじめた。 おおきさも等身サイズで これから等身の全身像をつくるための準備の気持ちもあった。
彫刻はぼくにとって いきなり何でも好きなものがつくれるわけではなかった。理にかなったものにするためには はじめはずいぶん要素をしぼりこまなくてはならなかった。ここにきて少しずつ いろいろな要素をとりいれても作れそうな感じがしてきた。
作品は ゆたかなかんじにはしたかったが はじめに計画より 量のあるものになった。これはこれでいいかんじだが もうすこし薄いかんじのほうが自然かなと思う。

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