マスク

1993年
テラコッタ

以前つくった首の石膏取りのあとの粘土を成形してつくった作品。
90年にはじめて個展をして、もっと徹底した表現をしなくてはいけないと思った。そして彩色が一部からより広い範囲に広がるようになる。彩色をすると形が甘くなると思われているようだが、それは充分彩色する力が無い状態でやるからだろう。形をつくるように真剣に取り組めば彩色で形が甘くなることはないと思う。とはいえ、ほとんど独学、自己流の彩色でうまくいかないことも多く苦労した。
92年に沖縄芸大を辞めて藤沢に帰る。この頃から少しづつ自分でも写真をとるようになる。



マスク




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